「復興の地を、走ろう。復興とともに走ろう。未来に向かって走ろう。
Run for Tohoku,Run for Tomorrow.」
青森から東京までの1000km縦断リレーのサポートランナーをしてきた。
ある日、勝手にマイコーチから、
勝マ「サポートランナー興味ありませんかー」と言われ、
私「興味はありますけど鈍足市民ランナーで務まりますかねー」と返すと、
勝マ「市民の参加者とほとんど歩くくらいの速さなので大丈夫ですよー」
ということのなので、これも良い経験だとやらせていただくことにした。
勝マ「ただ、送迎がないのが大変なのですが。」
つまり、サポートを担当する区間のスタート、ゴール間の送迎がないので、ゴールした後は自力で帰らないといけない。なので、スタート・ゴールから近い、走っても帰れる区間を担当させていただいた。
だいたいの集合時間と仕切っていそうな〇〇の社員を見つけて指示を仰いでくださいといったようなだいたいな感じの申し送りを受け、スタート地点に到着。
仕切っていそうな〇〇の社員とおぼしき人を見つけて、Tシャツと帽子、ビブスをもらう。更衣室で着替え。
汗を出そう!
サポートランナーのひとりが急遽来れなくなってしまったので先導に。大丈夫かなあと思いつつも、先導ランナーの前にはチャリの先導がいるので、ついていけばOKとのこと。
だいたいの動きを確認して待機。
応援の生徒たちが準備を始めた。
「そろそろランナーが来まーす!」
待機場所で待つ。
お、来た来た。
来た来た。
ん?!
わー、いっぱいいるー。
おー、いっぱい来たー。
わー。たくさんたくさん。
何も聞いていなかったので分からなかったのだが、前の区間はふれあいランニング区間といって、小さな子ども達、障害のある方でも参加できる区間だったらしい。
岩崎恭子さんだ。
で、大集団は前区間ゴールへ。なだれ込む。
管弦楽部の演奏の中ゴール。
ここで襷のリレーをして、次の区間が始まった。
いよいよサポートランナーのお役目スタート。
サポートする区間の参加者は6人だったかな。お子さんもいるのでペースはだいぶゆっくり。チャリの先導さんの後ろについて、足元の水たまり、段差、横断歩道、信号、いろいろ声をかけながら進む。後列のサポートは勝手にマイコーチ。毎年お手伝いをしているようで勝手知ったるところか、参加者との談笑も聞こえる。そんな感じでもいいんだあと私も先頭の参加者と二言三言、話をしながら走る。
完全なる生活圏のコースでの2kmはあっという間。
100kmウルトラ終盤の2kmとは大違いだ。
区間のゴールはもちろん参加者のみなので、ゴール直前で脇にそれ、お役御免。
参加者たちがみんな手をつないでゴールした。
よかったよかった。
短い時間ではあったが楽しいひと時であった。
地元お笑い芸人らが次の区間のランナーを送り出す。次の区間は私のランニングコースも通る。ちょっと坂がきついところがあるのでお気をつけて。
次のランナーを送り出したところで解散。勝手にマイコーチは次のサポート区間へ向かった。特に説明会やら解散式やら何やらあるわけでもなく、完全なる現地集合現地解散。いさぎよいほどの。
時間にしたらあっという間だったが、これはこれで良い経験だった。趣味のマラソンでお役にたてることがあるということは嬉しいこと。今回はただただ前を走っていただけだが。普段出ている大会などではたくさんのボランティアの方に支えられて、好き放題走らさせていただいている。たまにはボランティアの方に回ってみるのも良いと思った。サポートしてくれる方がいなければ大会、イベントは成り立たない。そして応援されるとすごく力になるのは痛いほど身にしみて分かっているので、走っている人を見るとすぐ応援したくなる。また機会があったらお手伝い、やってみよう。
Tシャツと帽子が頂けた。
このTシャツの裾。ラウンドテールというのだろうか、この形のTシャツをベースにランニングクラブのTシャツを考えたいなあと思ったのだが、ネットで見ても扱っている業者が見当たらない、、、。んー。
こんな初ランニングイベント裏方経験記でした。
現場からは以上です。