【4時間リレー2017】「長い長いレぺということで」

先週の土曜日は大学主催の4時間リレーに参加。

ルールは1チーム15人程度で、1人400mトラック1周したらバトンタッチ。連続しては走らない。そして4時間たったところで何周できたか、というイベント。立ち上げたランニングクラブの初イベント参加だった!

さて我がチームの人数は6名での登録。まあ、6人いればなんとか大丈夫でしょうと鷹をくくっていたのだが、そこはトラック400mの競技を甘く見ていたというしかない。また、ちょっと想定外の出来事があり、中盤過ぎるまで軽ーく地獄が見え隠れする周回となった。

 

トラック内に基地を作り、開会式に参加。

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この時点で我がチーム3人。

3人?!

想定外。

1名が急遽参加できなくなり、2名が遅れます!との連絡。ちょっと雷鳴が聞こえる中、他チームが大人数で整列するところ、3人の我がチームは列に並ばず、後ろの方で参加二女の陸上クラブの保護者っぽい雰囲気で参列。この時点でスタート10分前。開会式を終えて基地へ戻りスタートを待つ。

当日の天気はリレーの間のみ雨の予報だったが、こちらは良い方向の想定外、うまくそれてくれて、リレー中は雨が降らなかった。しかし気温は高く、湿度バリ高。基地のテントを立てただけで汗だく。

 

スタート1分前。

我がチーム3人。

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スタート前記念撮影、半分やけの野球ポージング。

遅参2名の早い参戦を祈りつつ、4時間リレースタート。

 

1周目。

陸上トラックに若干テンションあがり気味、周りのスピードにもつられて、3人とも結構全力に近いペースで入る。

1周目で3人とも気づく。

これはやばい。

400m走きつい。

3人だと3分ちょっとしたら順番が回ってくる。

400mのレペだ。しかも夏の午後、クソ蒸し暑い時にやるもんじゃない。

 

3周目。

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1人JOG以下までペース落ちる。2週間ぶりのラン。

自分はこれは良いポイント練習になるかもしれんと、1周目は調子に乗りすぎたので、フルサブ4ギリのレペペース、1分48は切らないようにと目標を定める。

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400m走を甘く見てたなあ。普段インターバルは少しやるけど400mなんて持たないから、200mが関の山。陸上トラックの足に優しそうな雰囲気と、子どもからおじいちゃんまでみんなで頑張って走る雰囲気に後押しされながら、なんとか走れている感じ。

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しかし、ガチの駅伝チームや陸上部、自衛隊ランニングクラブはみんなすごい速い。ていうか人数もいるからそんな全力で走れるんだよと思いながらも、自分が全力で走ったところで全然及びもしないレベル。とにかくあとの2人が来るまで何とか倒れずしのがなければ。

 

10分後、朗報。

そらいろ(id:millequartz)さんから会場着いたとの連絡!

スタートからわりと早い段階で4人になったのはでかい。助かったー。

そらいろさん、基地に着くやいなや周回開始。4人になると休憩が2分位伸びるので、だいぶ息が落ち着くところまでいける。でもきつい、、、。

スタートから2時間、中盤ぐらいまでのペースは以下。

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はじめのラップはラップボタンではなくストップボタンを押してしまったので2周分。合間の休憩が5分になったところからそらいろさん参戦。

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休憩が5分になったところで、回数を重ねてくるとやっぱりつらくなってくる、、、。休憩が7分になっているところ、だんだんしんどくなってきたチームの状況を危惧し、別チームで参加していた、ランニングクラブ会長の知人を6人目のランナー、登録はしていたが急遽来れなくなってしまった人の代走として送り出す。厳密に言うとルール違反だが、大会の趣旨、みんなで頑張って走って達成感を味わおう、各々が走れる人いこうぜという雰囲気。周回数も各チーム自己申告に任せており、記録云々より楽しむためのイベントだ。

しかし、この助っ人がまた足の速いこと速いこと。

何やら話を聞くと、そこそこガチのスプリンターだったらしく、もうすぐ40の方なのに上半身逆三角形。ゆっくり行ってきますとはいうものの、うちらのそこそこ本気ペースで帰ってくる。みんなで「ゆっくりでいいですからー」とエールを送る。結局4本ぐらいの代走。貴重な休憩時間を作っていただいた。

休憩時間の間は、大学と関係の深い銀行の協賛で、かき氷、冷やしきゅうり、冷やしトマト無料。太っ腹だ。かき氷は3杯食べた。

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全力で走る他チームの選手を尻目に、細長い保冷剤でオタ芸をするチームメイト。

ほどよくやられてきている。

途中、大会本部では川本監督がマイクを握ってチーム紹介やらなんやらトークを繰り広げている。我がチームの紹介が聞こえてきた。

女性司会「〇〇ランニングクラブさん、6名での参加。意気込み(参加登録時にコメントしたもの)は「少数精鋭、楽しく走ります!」です!」

監督「いやいや、少人数では楽しくないですから!辛いだけですから、ガハハハ」

私「・・・。フフフ・・・。(走る楽しさをみんなで味わおうって言ってたじゃないか)」

 

しかし、もう1人の参戦が待たれる。

そう、ブタロウ(id:ssk31)さんの参戦だ。

エースがいないチームの状況はなかなか窮地に追い込まれている。2時間の中間地点をすぎて、20チーム中最下位の周回数。高齢の元気な方々達のランニングチームにも、小学生のチームにも負けている。5人だときついっす。

早くしてー。

 

そんな多少だれ気味になった、スタートから2時間半後、ブタロウさん参戦!

ちょっと疲れ気味のご様子だったが、着替えるやいなやトラックを駆け出す。

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もう一人、助っ人で送り出したうちの二女から激沈上等ランナーへバトンリレー。遅れを取り戻すべく、ブタロウさんが走る間隔を短くして走る走る。さすが、10km40分切りランナー。速いペースで終盤には最下位を脱出していた。

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ブタロウさんが疾走する間、疲れたメンバーは余裕の休憩。

チーム5人+助っ人で人数が増えてきた終盤は休憩もじっくりとれて、走り出してもペースを守るのに少し余裕が出てきた。

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終盤はがっつり休憩しているのでキロ4分を切るペースを維持。でも最後の方はさすがに足も重くなってきた。

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あ、私もしっかり子ども達がいる前では上げるペース配分でがんばった。なるべく1レーンで。ランニングクラブオリジナルTシャツで。

 

終盤はほぼブタロウさんに任せる感じで、時間が過ぎるのもだいぶ早く感じた。はじめの30分はつらくてまだ30分しかたっていないという、あのマラソンでのありがちなマイナス思考でしんどかったのに。

 あと残り数分というところで、きり良く30周目が見えてきた。この頃になると、各チーム記念ランがはじまり、普通のお母さんとかおばあちゃん、おじいちゃん、子どもがバトンも持たずに集団でトラックを走りはじめる。30周目はチームメイトと二人で。そして最後のバトンパス

 

「残り時間1分です。皆さん最後ですよー」

司会の合図で、各チームはみんなでウイニングラン的な状態に。

我がチーム、ラスト1周を走るのはこの男。

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ブタロウさん。

遅刻したものの、終盤怒涛の走りで最終ランナー。

あ、後ろから何かくる。

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自衛隊

この暑いのに正装、中には重いザックを背負って走る人もいた。彼らがいれば何があっても安心だ。

 

そしてゴール。

4時間リレー完走。20チーム中18位。

周回数142周(1位は221周)。

初めてのリレーだったが、1人で走るのとはまた違う楽しみを味わうことができた。やっぱり走るのは面白い。また機会があったらこんなイベントに参加してみたいな。(開会式の時に主催者の監督があいさつで、今年で終わり!と言っていたのが少し寂しいかも)

 

大会終了後はチームは解散(チームのお楽しみ打ち上げはまた後日!)、二女が所属する陸上クラブではそのままBBQに突入。

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肉食って、スイカ割して。

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終わらない鬼ごっこを眺めながら、1人ビールでお疲れさま。

 

 楽しい4時間リレー、400mレペ30本でございました。

 

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