久しぶりの整形外科
整形外科を甘く見ていた。9時診療開始ちょうどに入ったらすでに30人ぐらい居る、、、。こいつは午前全部やられるなと直感した。
待つこと50分。ようやくレントゲン。
更に待機40分。診察開始。
長げえ。
診察室に入ると小柄で笑顔の団塊世代ぐらいの先生。
あ、今回私が痛んでいる箇所は踵からアキレス腱にかかるあたり。右足のみ。
診察開始。今日の先生は当たり。面倒くさがらず丁寧に説明をしてくださる。レントゲンを見ての骨の異常は無し。痛みはアキレス腱、踵まわりの筋肉等が炎症を起こしているのでしょうと。で、その辺りに痛みが出てくるのは、腰回りや背筋の力が弱い影響でもってなることが多い。身体はいろいろつながっていると。
触診。痛みのあるところを確認。そして今回右足だけなので、そこにつながる神経、筋肉が動いているかテストした。
絵が気持ち悪いのは置いといて。
仰向けに寝て、足の指を自分の頭の方向へできるだけ向ける。先生が足の親指をむんずと掴み、つま先の向けた方向と逆方向へ引っ張る。引っ張られるのを親指に力を入れて耐える。
するとどうなるか。
左足は先生の引っ張りに対して耐えられる。
右足、全然耐えられない。というか全然力が入らない。
左足、ギュッツ、グッッ。
右足、ギュッツ、フニャー。
はいはい、右足親指力入れてねー。
右足、ギュッツ、フニャー。
あー、この辺かなー、と先生。
右側の筋肉が弱い、筋肉を動かしている神経が弱いところがあるので、痛みの出ているところに負担が掛かって炎症を起こしているんでしょうねと。
診断のメモがこちら。
マヒと書かれるとドキッとしますが。
ということで、長期的に改善するにはまず背筋、体幹を鍛えましょう。短期的にはテーピングをして負担を軽減しましょう。ランニング直後、アイシングを10分程度しましょう。末梢神経の働きを活発にするためにビタミンB(VB12)を摂取しましょう。
ということになりました。
そして、体幹を鍛える運動の仕方とテーピングを教えてくれるとのこと。
(あ、また待つのか、、、)
体幹トレーニングで少し辱め
待つこと30分。
隣接するリハビリ所、ジム的な部屋へ。
20代半ばから30前ぐらいの活発そうな女性トレーナー登場。
カルテをみて内容を把握しながら現状の背筋力チェックから。
あと数か月で40歳。とはいえ、そこそこ走ってるし、少し前まではジムも行っていたので(筋トレはそんなにしていないが)、まあ普通にはできるだろうとたかをくくってはいたのだが、、、。
このような体勢をキープしてください!中学生以上は60秒以上です!
はい。
スタート!
すっ。
10秒です。
(プルプル)
20秒です。
(プルプル)(え、まだ20秒、、、)
30秒です。
(プルプルプル)(やばい)
40秒です。
(プルプルプル)(目を閉じた)
*ここからの20秒ここ最近で一番長く感じた瞬間でした。必死です。
60秒でーす。
すっ。(つらさを見せないように)
大丈夫でしたねー。(大丈夫でした、か、、、)
もう、こんな女性トレーナーの前で恥ずかしいとこ見せれないでしょ!!
そして体幹を鍛える運動は例のあれ。
これ左右やると明らかに右側の時が超辛い。プルプルした。体幹のバランス悪いんだなあと実感しました。これを毎日やってください、結構変わりますよとのこと。
テーピングでの少し辱め
実際にテーピングをしてもらう。これは勉強になった。ああ、テーピングってこういうことかっていうのがよく分かった。実際に動いてみても痛む付近の負担が軽減されてそう。これも覚えておくべきだな。大会の時とか無料テーピングとかやっている時もあるので今度やってみよう。
ただひとつ問題が。
「剥がすとき結構痛いですよー」
「剥がすときは痛いですけど思いっきりいってください。」
「痛いのが嫌な時は剃ってしまうかですねー」
毛が深いゆえの弊害を何度も説明されてしまった、、、。剃るなんて、、、。いや、女性トレーナーさんは何も悪くなくて、ただ単に、私自身自覚しているコンプレックスが前面に出てくるとやっぱり少し恥ずかしい心持ちになるというかなんというか。いっそのこと剃ってしまおうか。何もなくて剃るのはちょっとあれだけど、ランニングしててテーピングの邪魔になるから、というのなら大義はある。
大義はある。
が、大義を説明する機会がなければ、誤解されかねないのでやめようか。
ふとインスタグラムを見るとこんな広告が。
なんかタイムリーな広告だったのでその広告文にムカついた。
そんなこんなありながらも、痛みの原因、改善方法の光が見えてきたので少しほっとしたという話です。