今週末はいよいよOSJ安達太良50K。
前回のITAMUROが台風の影響で距離短縮だったため、いよいよ今回こそが本格的トレイルレースのスタートだと思っています。今週一週間は秋雨前線の影響でだいぶぐずついていて、毎日予報がころころ変わる状況ですが、今回は台風来てないし雨は雨で楽しむから、何とか無事開催してくれという感じです。ロードではここまで天気でハラハラすることはなかったのですが、今後レースのたびにハラハラしないといけないのかなあ。たいへん。
トレイル初心者ですので、、、保険だ
OSJ安達太良に向けて、練習で3回ほど安達太良山に行き、その他ITAMURO、近場の超低山などで山道を走る練習はしましたが、まだまだ圧倒的に経験が足りない状況での安達太良です。8月の半ばコースが発表されました(大幅に変わることがないからいいのだろうけど、それにしても発表が遅いような、、、)。
距離は約50km強(60km弱?)。1200~1600m級の山を5個、登って下ってします。累積標高3000mぐらい行くのかなあ。制限時間15時間。今までで一番長い制限時間です。昨年の完走率は50%切っています。たいへん。
で、トレイル初心者な上に、十分な練習・経験を積んでいないのにこのコース。
危ない。
危ないよ。
一応コースのほんの一部は試走済みなので、トレイルの雰囲気は多少把握していますが、この50kmのコースの中でどれだけの危険が潜んでいることか。十分注意して、完走目指してかんばるしかありません!
危ない=事故の可能性あり。
数日前、ちょびさんから「そういえば保険入りました~?」とのLINE。あ、忘れてた。これはしっかりと考えておかなければいけないよね。前回のITAMUROでもちょっとは頭の中にあったのですが、それよりも台風それろーばっかり考えてしまって保険についてまったく動いていなかった。危険なことが多くあるトレイルだから、しっかりとした自己管理と万が一の想定もしとかなければいけません。保険だ。
どんな保険が良いのか
保険っていっぱいありますよね。生命保険に、学資保険、車の保険に、災害保険など。私、保険苦手です。特約がどうのこうの、満期がどうのこうの、掛け捨てだあなんだと把握しなければいけないことがたくさんある。面倒くさがりのB型なので、そのあたりのことはだいたいな感じで済ませてしまっている。ちゃんと見ないといけないんだけど。
まずはどんなのがあるのか分からないので、ネットで諸々調査から。他の保険と一緒で、自分の「状況」に応じて最適であろう条件の保険を選択すること。その「状況」とは例えば、トレイルをする期間であったり、どれだけ危険な山に登るかだったり、自分の経験値だったりからくる危険度、というものも選択時の「状況」になるでしょう。
期間に関して言えば、今回私が加入したのは1泊2日のもの。いわゆる単発、スポット的な保険。それとは違って、一定の期間(月、年)を保証してくれる保険。
危険度に関して言えば、事故にあう可能性が高いなら補償額をより厚く、トレイルの状況などを考えた上での特約事項(個人賠償責任、救援者費用など)の検討などが必要なようです。
今回は単発かつ特約のあるものを
で、今回はどんな保険に入ったのか。
まず、今回のOSJ安達太良の最終案内を確認します。
はい、エントリー費に保険が含まれています。そしてそこに補償内容も書かれています。死亡した場合、障害が残った場合、入院、通院費用。最低限といった感じですね。では、その他トレイルをしていて想定しておかなければいけないことは何か。
舞台は山ですから、滑落や遭難が考えられます。滑落や遭難をしてしまった場合、テレビでも良く見るように、行方不明者の捜索で何名の人が動員されたり、ヘリコプターを飛ばして捜索したりします。それらのにかかる費用は後ほど請求されます。ヘリコプターは1分飛ばしていくらとか、かなり高額になるようですから、そんな状態になった時に補償してくれるのが「救援者費用」。
トレイルはしっかりと整備された道ではありません。石がゴロゴロとしていたり、道が崩れやすい斜面を走ったりすることもあります。ましてやそこを走ったりするわけですから、走ってる最中に石をはじいてしまい、後から来る登山者に当たって怪我をさせてしまったりする場合もある。そんな他人に傷害を与えてしまったときに補償してくれるものが「個人賠償責任」。
以上の2点を含んだ単発の保険。それに今回は加入しました。
いろいろな保険がある中で
今回加入した保険はこちら。
au損保の国内旅行保険です。
こちらのシルバーを。保険料は日帰り・1泊2日で383円です。上記で書いた、個人賠償責任と救援者費用が含まれています。まだ保険の全てを把握しているわけではないので、まだまだ注意が必要なことはたくさんありそうです。とにかくお金をかければその分補償もされ、安心なわけですが、先にも書いたとおり、自分の「状況」に応じた保険選択が必要ですね。
なぜシルバーを選んだかというと。
- ブロンズとシルバーで保険料の差は120円ほどしかないし、自分自身初心者で危険性は慣れている人より高いから補償額は多いほうが良い。
- その他の保険を見ていると、救援者費用が300万のものが多かったので、それが平均的なところなのだろうと判断。
- 申し込みがネットで簡単。クレジット払いであっという間。
という点です。運営側で入っている補償内容と重複してしまい、重複した場合無駄になってしまう特約などもありますので要注意。また、当たり前ですが、申し込み確定のボタンをぽちっとする前に、「重要事項説明書・約款」がありますから、それをしっかり読むこと。保険金が支払われる場合とそうでない場合のことなどが書いてあります。
その他単発の保険だと、調べていて良く出てきたのがモンベルの保険。
知名度もあるし選択肢も多いので良さそうなんですが、保険に加入するにはモンベルメイト(会員)にならないといけない。それには年会費(1500円/年)もかかるので今回は見送りました。すでに山登りとかが好きで、モンベルスクールメイトだという方には良いかもしれません。来年、年契約の保険とかに加入する際は検討したいと思います。
その他単発の保険はいろいろありますので、今回参考のひとつにしたサイトを貼っておきます。
こんな感じで山岳保険に入りました。
ハセツネなどは保険に入っていることがレースに参加できる条件になっていたりもします。トレイルを楽しむのもいいのですが、何があっても最優先されるべきなのは安全。それは前回のITAMUROでのOSJ運営側の対応でも良くわかりました。自己の管理、マナーなど今後しっかりと考えなければいけないことを十分身につけ、トレイルを楽しんで行きたいと思います。