【第9回いわきサンシャインマラソン】レース後のワチャワチャ

更衣室のテントの中、見つけたIさんへと近づくとそこには私よりだいぶ先にゴールしたのに、走った格好そのままでストーブの隣で体育座りをしているIさん。

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(イメージ)

私「お疲れさまでしたー。あ、ちょびさん、すごかったねー」

ちょびさん「いやいや、あの、Iさんの荷物が、、、。

私「え?」

Iさん「荷物が紛失したんです、、、。」

私「えー、まじですかー」

Iさん「私以外にも荷物無くなった人がいるみたいで、、、。」

若者「私もなんです、、、。」

同じくストーブ周りでランシャツランパン体育座りの若者が手を上げた。

あらあ、なんだろ、珍しいなあと思いながらもどうすることもできずにスタッフに相談をして待っている状況だったみたい。個人的には結構体格の良いIさんがぽつんと体育座りをしている、まさしくイメージのTWDのダリルのごとき様子が少しおかしかったのだが、なかなか見つかりそうもない状況だったので、先にちょびさんとゴール後のお楽しみ、無料振る舞いをゲットしに行くことにした(薄情)。

 

いわきサンシャインではいろんなものがもらえる!

いわきサンシャインではいろんなものがもらえるんです。

まずは冷えた体を温めるさんまのポーポーつみれ汁!

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ひとくち目が予想以上に生臭くて海の香りが強くてウェッとなったが、豚汁には少し飽き気味のランナーにはおすすめの一杯。どの変がポーポーかは謎。

続いては、

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この長蛇の列を制してゲットした、、、

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カジキマグロ入りのカレーパン!!

ふんわり揚がったパン生地の中に、ふんだんに入れられたシーチキンカジキマグロとカレーがベストマッチの一品です。カジキマグロ入りのカレーパンかメンチカツどちらかの選択だったので今回は迷わずカレーパンにいったが、メンチもすごくおいしそうだったので来年はメンチにしようかな。

列で待っている間その横で配っていた、

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いわきは海産物以外にもしいたけを推しています。いわきゴールドしいたけはそのほかにも椎茸焼酎とかも出しています。個人的に椎茸はどちらかというと苦手な食べ物です。このほかにもバレンタインが近いので、おばさまからチョコレート(地元スーパー協賛)をいただいたり、地元お菓子屋のゼリーが配られたりしました。そのほかにもいろんな出店があるので試供品を配っていたりとかしていたようです。いわきサンシャインマラソンはこんなところでも楽しめる大会ですよ!

 

シャイなおっさん達シリーズ

カレーパンやら椎茸うどんを手に持ち、満足した我々(私とちょびさん)は、ちょっと風が強く寒かったので、ステージ前の風除けのあるテント内に移動し休憩することにしました。そしてステージ横を通過しようとしたその時、ステージ横の記念撮影場所みたいなところで、華やかに写真撮影をしている人たちが!

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青いウインドブレイカーに月桂冠月桂樹をかぶっているのが、今回女子で大会新記録で優勝した吉田香織選手。その隣にはゲストランナーの那須川さんや芸能人、モデルで女子最速ランナー西谷綾子さんらの姿が。さあ、おっさん達2人、何を合図するでもなく、有名人達の流れに沿って動き始めます。ただ、そこは先日の広野町ふる里ふれあいマラソンのゲストランナー、中村優ちゃんにシャイすぎて最後の一歩を踏み出せなかったおっさん達。

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私がちょっと近寄りながらカメラを向けると、

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若いおっさんが無料配布品を手にいっぱい持ちながらターゲットへ近づいていきます。

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十分に近づいたところでピースサインを出しますが、なんかワチャワチャしてだめです。ピンクのウェア、西谷綾子さんはすぐそこです。

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私は良い機会を逃さないよう連射しますが、対象をしっかりと捉えることができません。もうだめかと思ったその時、

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シャイなおっさん達の限界2。

満足したおっさん2人はステージ前のテントでカレーパンを堪能しながら、地元出身の山の神やゲストランナーさんのトークショーを見ました。

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引退しても山の神柏原さんは地元でも大人気。引退してもそのすらっとしたランナー体型は憧れる存在です。人柄も良いしねー。引退してから地元の大会では、すごくローカルな大会でもゲストに来てくれるので会える確立大でございます。

それと帰りのシャトルバスに乗り込む前、すれ違った元巨人の鈴木尚広さんと握手することができた!男性だとすぐ握手を求められるおっさんです。鈴木尚さんはもやはり福島出身のスーパースター、かっこよかったなあ。あと、私は握手できませんでしたが、やはり地元出身のラガーマン(昨今のラグビーブームの中、日本の主力選手でもあった)大野選手もいました。これがまたでかい!!握手したクラブメンバーに聞いたが、とんでもなくでかい手だったらしい。

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(今回のゲスト達)

 

最後の心配、荷物はどうだったか

そんなこんなで、クラブメンバーOさんとも合流し、諸々堪能した我々はIさんのもとへ。荷物は見つかったかなー。

更衣室テントへ向かうとそこには着替えを終えようとしているIさんが!

Iさん「荷物見つかりましたー!」

一同「あー、よかったですねー」

うん、よかったよかった。

だがしかし、なぜ荷物が出てこなかったのか。その理由は荷物に書かれたゼッケンナンバーにありました。スタート前のレポで書きましたが、Iさんは3回目のいわきサンシャインマラソンにもかかわらず荷物預けのシステムを理解していませんでした。荷物預けバックに貼るゼッケンナンバーのシールを忘れ、荷物預かり所でそこのスタッフの方にゼッケン番号を書いてもらったみたいなのです。しかしその書かれたゼッケンナンバーがちゃんと書かれず、本来4桁のはずのゼッケン番号が3桁しか書かれていなかったらしいのです。

例えば、

正解)2568 → 間違い)568

と書かれていた。なので2568の荷物受取場所にあるはずのものが568の荷物受取場所へ移動されてしまっていたのです。その可能性(他の場所にまぎれていないか)をしたところようやく荷物が見つかったというわけです。スタッフの方々もこれはまずいと一生懸命探してくれたようです。結局1時間半以上待つことになってしまったのですが、なんとか荷物が出てきてよかったー。というか、そもそもIさんがちゃんと事前に案内されたとおりに準備していればこんなワチャワチャは起こらずに済んだんですけどね(笑)みなさん、大会前にしっかりと要項、案内を読みましょう。

 

はい、こんな感じで地元での楽しいフルマラソン大会が終了しました。レース前からレース後まで今年は特にクラブメンバーと楽しく参加できた思い出に残る大会となりました。もうこの大会は今後も欠かさずおじいちゃんになって走れなくなるまで出続けようかなと、今のところは思います。今後もどんなドラマが待っているのか、いわきでサブ3.5へ向けて今後もがんばっていきたいと思います!

 

終。

 

【第9回いわきサンシャインマラソン】ほぼ現状維持

さていよいよレーススタートです。

コースについてのどうのこうのは以前の大会で書きましたので、そちらをご参照あれ。

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 おととしと去年といろいろ書いておりますのでね。

今年はどうだったのかー?

【スタート~5km 26’19】

スタート直後は決まって渋滞。陸上競技場から道路へ出る道は狭く、1km~2kmは思うように走れません。今年はBブロックで今までよりだいぶ前で、ちょっとは周りの動きが速いかなあと思っていたのに全然でした。ほぼ歩いているような人もいて、、、。これは致し方なしだが、1kmが6’10でそれにしても遅すぎだなあとあせる。2~3kmあたりは下り基調になるので、スペースが空いたらすーっと前に出るようにした。体はほどほどに調子の良い感じで、㌔5’00になっても余裕な感じ。目標平均ペースが5’12だから、序盤少しアドバンテージ作ろうかなあと言う色気も出つつ。はじめの1kmをその後カバーし、5kmラップは良い感じでまとまりました。

【5km~10km 26’02】

いわきはフラットじゃない。序盤も結構アップダウンあるんですよね~。このコースだとどうしても中盤過ぎのマリンタワーの坂や、30km過ぎのふたコブ(2回きつめのアップダウンがあり高低差表がふたコブらくだのようになっているから)に目がいきがち(実際つらいけれど)だが、序盤も平らなところほぼなくて。もちろん序盤で元気なので知らずに足を使ってしまっているんでしょうな。ペースとしてはちょうど良し。

【10km~15km 25’38】

10km過ぎるといよいよ海沿いへ向かいます。ここから第一折り返しまでは毎回応援が楽しみ。ここが一番ですよ、いわきの応援の中で。たくさんの大漁旗に太鼓やら女子高生やらおじさんやらおばさんやら子ども達やら。今年は少しコース変更があったから、その影響なのか、一部とんでもない数の応援のところがありまして。すごく気持ちよく走らせていただきました。もちろんテンション上がるのでペースが上がります。そしてもうひとつペースが上がる要因はスライド区間であること。トップの選手達が折り返していくのをみるとこっちもテンション上がる。

そしてクラブメンバーとのスライドもね。去年の茂庭マラソンではちょび(id:chobi_chobi)HGが出現しましてね。

ssk31.hatenablog.com

今年のいわきも出現しました。

トップ集団過ぎるもだいぶ前のほうでちょびHG現る。

ちょびさん「〇さいsj%%$2Mm、フォオーーーーー!」

ちょびさん調子良さそうだなあ、これはサブ3行くんじゃないかと思いましたね。その後すぐにIさんが来るも、ちょっと体が重そうだった。

【15km~20km 25’53】

海沿いは毎度風が強くて難儀するのですが、今年はそこまで気にならなかったです。序盤はね。後半に向けて徐々に風は強くなってきてるなあとは思っていましたが、そこまでではないなと。1km毎のラップも5'10程度と一番気持ちよく走れていた区間。今回でフル6回目だけど、毎回この区間が一番気持ちいいね。いっつもこのままどこまでも行けそう感が出てくるのはこの区間なんだよね。その感じはすぐに消えてなくなるのだけれど。

【20km~25km 26’27】

中間地点通過1’50”20。3時間40分切るにはネガティブでいかないといけない。ロング走をしておらずスタミナはないと自覚していることから、最大目標の3時間40分切りは厳しいと感じた。こっからネガティブでいければやっぱり力がついてきている証拠なんだろうな。

中間過ぎると一つ目の山場、マリンタワーの急坂。そこまで距離はないけどやっぱりきつい!一時㌔7’00まで落ちた。ああ、やっぱり上りきらいだなあ。ただ、上りきったらイチゴ!と言い聞かせて踏ん張る。20km過ぎてからのこの坂は足やられる。上りきったらイチゴを食べて、眼前に広がる太平洋を愛でながら今度は急坂を下る。下った勢いでペースアップだぜと勢い良く下るが、下り終った平坦でぐっと足が重くなり、もうなんか嫌な感じへ突入。

【25km~30km 26'57】

マリンタワー過ぎると今度は市場や水族館がある、これまた応援がにぎやかなところへと出て行きます。この区間がコースの中で唯一平坦と言える区間でしょう。ただし、その前のマリンタワーで足をどうやら使いきったようで、ペースが思うように上がらない、、、。だんだんラップが㌔5'30に近づいてくる。しかもこのあとふたコブがくるのでまだまだ無理をしたくないという一心でちょっと抑える、という名の失速の始まり。しかもこのにぎやかな区間を過ぎると、殺風景で見通しの良い工業地帯に突入し、メンタルも徐々にやられ始める。

【30km~35km 28'14】

さてさてやってきました、ふたコブの一コブ目。最大の難関への突入です。ここをうまく乗り切れるかが大きなタイム更新へのポイントになるのですが、前述の通り、失速が始まってますので、一コブ目ののぼりでグロッキーです。ここは本当にやばいなあと思いました。ペースもぐっと落ち、何とか㌔6’00は超えない程度です。㌔6’00にならないように必死になっている点でサブ3.5はまだまだ遠いことを実感しながら走ってましたね。ここを㌔5’00で走ることを全然想像できないw。がんばれ俺。あ、このあたりの二度目のスライド区間でちょびHGが出現するはずだったのだが、おそらく一コブ目の上りで視線を上げれず必死だったので見逃した模様。エールを送れなくて残念。もしかしたら撃沈したかとその後スライドのほうを眺めるもIさんしか発見できず。ひょっとしてDNF?なんて思ったりしてみたりして。

一コブ目の上りが終ると長めの下り。よし、下りで挽回だと、㌔5’20秒台まで持っていくのだけれど、下れば下るほどこの先折り返してから上らなければならないと思うと、もう下らないで!っていう心境になるんですよ。分かるでしょ。下りたいけど下りたくない。もうすでに二コブ目の上りで撃沈が目に見えておりました。

【35km~40km 28’19】

二コブ目の上りはもう虫の息だけれども何とか㌔6’00を越えずに走りきった。ああ、もうアップダウンはコリゴリだー。フラットなコース走りたいー。上りが終れば後は下りとフラットなのだが、もうペースを上げれて㌔5分半。見事なまでにペースダウンしとりますなあ。

【40km~ゴール 14'00】

ラストの直線もスパートしたいが足は出ず、、、。女性にも抜かれ、、、。タイムもガーミンをのぞくと、もはやPBと同じぐらいがやっと、、、。㌔5分半程度なのに息も切れ、いよいよスタミナが全くないことを思い知らされながらゴール。ラストは100mダッシュね。ガーミンを止めると3時間48分は切れていて秒数をあまり見ておらず、何でか知らないが、PB3秒更新と思い込み、うまく走れなかったけどPB3秒更新!ってネタになるかなと思いながらゴール後の可愛いフラガールちゃんにレイをかけてもらう。大幅な更新はできなかったけど、大会は堪能できたなあというのがゴール後の第一印象でした。

 

さて、ゴール後は完走証受け取り、荷物受け取りへ。

完走証受け取りではボランティアの高校生かな、お兄ちゃんが、

「どうでした~?」

なんて完走を聞いてくれて、

「疲れたよ~」

なんて普通に和んだり、

荷物受け取りでは、ずっと前からゼッケンをチェックしているらしく、テーブルにつくともうすでに荷物が準備され、「お疲れ様です!」っておそらく女子高生が元気良く渡してくれたりする。こういう細かいところがとてもありがたく、良い大会だなあと思うところでございます。

 

なんだかんだでクタクタになりながら、風もかなり強くなってきてすげえ寒かったので、早く着替えようとテントの中に入る。スペースを見つけて陣取り着替え始める。パンツを履き替えようとすっと立って前方に目をやると、クラブメンバーのIさんがこちらに気づいて手を振ってきた。ああ、近くにいたのかあ。ささっと着替えをし、荷物をまとめてIさんのほうに人ごみを掻き分けながら進む。

「お疲れ様でしたー」

と声をかけるも、そこにいたのは私よりもだいぶ前にゴールしたはずなのに、クラブユニフォームのノースリーブとランパンという走った格好そのままで、ストーブの隣で大柄なのにちょこんと体育座りをしているIさんがそこにいた。その隣にはちょびさん。

ん、なんで着替えてない??

 

つづく。

【第9回いわきサンシャインマラソン】ワチャワチャの前兆

いわきサンシャインマラソンが終りました。少しさびしいです。

 

目標にも全く届かず、昨年のはが路と全く同じレース展開、ペースで走ることとなってしまい、ランのレポははがの時のやつをそのままでいいやと思うぐらいの現状維持でした。

いや、もとい。

ひとつだけ今回良かったことがある。レース中にトイレに行かなかった!やりました。はが路で達成できなかった目標をいわきでリベンジしました。長かった。フル6回目にして初のトイレなしでの完走です。前日夜からレース前まで経口補水液で水分を補い、スタート5分前までトイレの列に並び用を済ますといった具合に、調整がうまくいったというかなんというか。天気も味方してくれましたね。スタート後は日差しが暑いくらいで、寒いと尿が近いというあれがなくて済んだように思います。とは言いつつも、微妙に尿意はあったんですけどね。それよりも走ることに集中していたと言うか、メンタル的にも少し強くなったのかも。トイレなんて行かねえと強く思いながら走ってましたから。行くチャンスはいっぱいあったんですよ。コースにはたくさん仮設トイレがありますが、今年はどこもあまり並んでいなかった。こういうときに限ってというか、行きたい時は並んでて、大丈夫な時は空いてるみたいな。人生そんなもんですよね。とりあえずトイレ行かなくてよかった!

 

・・・。

 

ちょっとまてよ。トイレに行かなかったと言うことはトイレロスタイムがなかったということだ。はが路ではトイレタイムさえなければ45分台だったのにと苦虫を噛み潰した。それを克服したのにはが路とほぼ同タイム?!嗚呼、はが路の時より後退してたわ。トイレ行かなくて同じタイムだもの。ま、いいっか。

 

ワチャワチャの前兆

 大会当日、今年で3回目となるが、毎年クラブメンバーのOさんの車に同乗させていただいている。今年は2人とも途中トイレを催さなかったので順調に駐車場へと着き、会場までもとてもスムーズに事が運んだ。

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昨年見つけた良い場所(混雑しないトイレに近い場所)に陣取り、他のクラブメンバー、ちょびさん、Iさんを待つ。整列が8時半から始まるので、我々2人はのんびりと準備をしていました。この写真の時計が7時半でこのころちょびさんから駐車場到着のライン。そして同じ頃、Iさんからもシャトルバス乗り込んだとのメール。今駐車場出たところなら8時前には来るなあと思っていたのですが8時過ぎても一向に2人とも現れない。どうやら会場に向かう道が渋滞してるようでした。来年参加を予定しているみなさん、7時半ぐらいになるとシャトルバスの到着が結構ぎりぎりになりますよ。

先についたのはIさんで8時10分ぐらい。「ちょびさんまだかね~、やばいね~」なんていってるそばからラインが来て、「着きました~」と全くあせっていないほんわか口調のちょびさん。まあ、良かった良かったと準備をすでに終えている私とOさんを尻目にIさんちょびさんが準備を急ぐ。

さて、みんな準備が終っていよいよ行きますかってなった時。いわきサンシャインマラソンでは荷物預け用の大きいビニールバッグ(今年は黄色)が案内と一緒に送られてきて、それに預ける荷物を全てぶち込んで預けるようになります。私とOさんがその黄色い大きな荷物預けバッグを抱えると、

Iさん「あれー、荷物置いていかないんですか??」

Iさんは結構大会に出ているほうなのですが、あまり荷物は預けず、陣地に割と放置しておくスタイルのようでした。それは以前にも聞いたことがあった。

私「えー、いやいや、ゴールここじゃないですよ。戻ってこないですから(笑)この黄色いバックに入れて預けるんですよー。これ毎年同じですけどIさんいわき何回目でしたっけ?」

Iさん「3回目。あーそうでしたっけ。」

一同「毎回おなじですよー(笑)」

そう、コースも毎年同じで、スタートとゴールの場所が違うからゴールまで荷物を運んでもらわなければいけません。

私「黄色いバック(荷物預け用)持って来てないんですか?」

Iさん「あ、それはあるある。でも、何、そのみんな貼ってるシールがない、、、。」

私「バックがあるなら、マジックとかで書いてもらえばいいから大丈夫でしょー」

と、天然ぶりを露呈したIさん。しかも今回初の補給ジェルを試すらしく、今までそういった補給を一切していなかったらしい。Iさんはサブ3も狙える走力の持ち主なのだが、ドーピング(補給ジェル等)なしでそこまでの速さで走っていたことにこれまた一同驚く。

Iさん「みんなおやつ(補給ジェルのこと)持って走ってるんですねー。重くないですか?」

速い人たちはエネルギーの枯渇より重さのほうが大事なようだ。

まあ、そんなこんなで、みんなで大きな黄色い荷物預けバックを持ってスタート地点へ。体育館にはほぼ人はいなくなっていました。今思えば、この天然Iさんの様子がレース後のワチャワチャの前兆だったと思えてならない。というか、これがワチャワチャの原因だった。(結局ワチャワチャしたのはIさんだけでしたが)

 

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スタート地点で記念撮影。

その後、スタート地点隣の仮設トイレに並び、スタート五分前、今年は意気揚々とBブロックへと向かいました。

 

つづく。