予行演習
初フルのときの教訓を生かして、今回は事前に予行演習を。ブログのコメントでアドバイスをいただいたりで、有難く、心強い限り。今週のフルはソフトフラスクに3回分のエナジージェルを携帯しようと思っているが、練習で同じ量は試せないので（MOTTAINAI）1回分を作ってみた。
ソフトフラスクは中を入念に洗い流した。ゴム臭さは、素材自体の臭いはあるけれども、中に水を入れて飲んでもほぼ臭いは感じなくなった。次に軽量カップにエナジージェルを入れて水に溶かす作業。今回選んだMEDALISTは飲みやすいと評判だったから。軽量カップに出してみると、ジェルだけあって硬さはあるものの、最後の少しを試飲してみたが、評判通りというか、パワージェルと比較するととても飲みやすいと感じた。パワージェルを飲んだのはほぼ一年前だし、記憶が薄れているので一緒に飲んでみないと分からない点気もするが。味は甘いが、蜂蜜の風味が強い印象。グレープフルーツ味はまだ試していないが、そちらのほうがすっきりしてそうなので本番はそちらで行くか。
どれ、薄めようかと水を入れようとしたが、はて、どれだけ水を入れるべきかと手を止める。MEDALISTひとつ45g。3つで135ｇ。ソフトフラスク内容量150g。計算上溶かす水は15gしか入れられない。少しずつ水を入れるが、ジェルは固形物なのでそう簡単には緩くはならない。今回はジェルと水であわせて70gぐらいになってしまった。これでは3つ入らない。実際に飲んでみるとそこまで溶かさなくて大丈夫なような感じがしたので、もう少し水の量は減らして本番は行こうと思う。今回はひとつだけなので、FLIPBELTに入れるのは問題なし。ただ、ソフトフラスクなので、クニャクニャして入れづらい。これは慣れが必要か。
10km持久走
フル3週前30km、2週前20km、1週前10km。ということで昨日の日曜日は10km持久走。その前後を2.5kmのアップジョグ、ダウンジョグで挟んだ。そういえばこの前、なんかのYouTubeで砂田さん*1が、アップジョグ、ダウンジョグを全くしない市民ランナーが多いのはちょっと、、、という話をしていて、自分がまさしくそれだったので、休みの日ぐらいはとしっかりジョグの時間をとった。そして、10kmスタート。
どれ行くぞ、と勢いよく外に出たら雪がファサーって降ってた。準備してる時はまだ暗かったので気が付かなかった。私の服装は本番の予行演習なので、上はTシャツ（アンダー含む）2枚にアームカバー、その上に薄手のウィンドブレーカー足すことのネックウォーマーだから良かったが、下が短パンにレース用のカーフスリーブのみ。あらわになってる膝小僧から前ももにかけて、風が吹くとちょっと痛かった。この時期風邪を引いたら元も子もないなと思いながらも、温まれば大丈夫だと小走りにジョグをスタートさせた。
アップジョグからの10km持久走。50分ちょっとで走ればいいかなと思っていたのだが、結局は40秒程度のPB更新。最後の1kmはちょっと追い込もうと思って4分30で走ったが、道中そこまでつらいなという感じはなかったので、まずまずの状態なんではなかろうか。走る前アミノバイタル、道中4kmあたりでMEDALIST補給も少しは効いたか。不安の足裏、中足骨だが、だいぶ良くなってきた。痛みがやばくなってきてから毎日湿布とテーピングが良かったんだと思う。さらに今回のテーピングの貼り方が良かったのか、天童の時テーピングしてもらった感触と近いものがあった。本番はKTTAPEを導入するのでそちらの不安材料も減ってきた。よし。
肝心のソフトフラスクからの補給だが、このぐらいの溶かしだと全然問題なかった。ぎゅっと絞れば、ほぼ飲みきれていた。3つ入れるのに水の量を減らすと、最後の残りがどこまでになるか。これはちょっとやってみないと分からない。あとひとつ気をつけたいのが、ソフトフラスクには蓋がないということ。飲み口はしっかりと噛まないと出てくるための空間ができないようになっているので、ベルトに入れただけでは漏れる心配はなさそうだが、雑に飲んだりしてしまうと飲み口にジェルが残って、そのままベルトインした時に、ベルトの中がベトベトしそう。で本体もベトベトになったら少し気持ち悪い。なので、一回飲んだら飲み口を一ペロリしてからベルトインで。中身がなくなってスカスカになったソフトフラスクは小さくまとまってベルトに収まるので問題なし。1個1個切って、ジェル補給に難儀するよりは良くなりそうだ。
いい練習ができた。今週は体調に気をつけて無理はしない。
もうひとつの楽しみはといえば、アメリカ（たぶん）を旅立ったみたいだ。とすると、私への久しぶりのクリスマスプレゼントとなりそうだ。
*1:100kmタイム世界記録保持者
