【第1回日光100kmウルトラマラソン挑戦①】「100km走る人」

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7/2(日)18時22分 日光100kmウルトラマラソン完走

タイム 13時間52分

 

100km走る人

昨年の秋頃だった。ひょんなことからウルトラマラソンに対して興味を抱くようになった。その頃はまだフルサブ4を目標にちょこちょこと努力をしていた時期。走るのも特に楽しくなってきた時期でもある。そんな時、IGのあるフォロワーさんが100kmウルトラをエントリーされた投稿を目にした。完全に遠くにあるものと思っていたウルトラマラソンをとても近くに感じた。もしかしたら自分もやれるんじゃないの?

また、年末から正月ぐらいに掛けてはNHKのグレートレースをよく見ていた。世界中にある過酷なレースのドキュメンタリー番組。とても面白かった。過酷なレースに出るなんて変態だと巷では思われているが、そこにいる人たちは変態でもなんでもなく、まさしくチャレンジャーであった。

40歳のおじさん、久々に憧れる感情を抱く。

そんなレースには到底出れるわけもないのだけれど、極一般的な市民ランナーが挑戦できるものがある。ウルトラマラソン。もう完全に私の心は振り切れた。

その後は、はてブロランナーさん達の中でもウルトラを完走されている方が多く、記事を読み漁る。そんな中でも私の心をトントントントンとノックした記事がある。
besmart-chari.hatenablog.com

チャーリーさんの記事。100kmを走るということはどういうことなんだろうか。「ウルトラは旅」、「己ととことん向き合う」、そういうものなんだなあと経験もしていないのに妙に納得しながらつーっと読んでいくと終盤の記事で、

「初めての人に紹介する時、マラソン100km走る人と紹介された」

というところがなぜか心に響いた。

フルマラソン完走だけではなかなかこうはならない。しかし100km走ると自分のアイディンティーの一部を作ることになるかもしれないのだ。

俺も100km走る人になる。

 

事前準備、補給、参加賞など

何かの参考、まったは次回への備忘録(次回はあるのか?)になるかもしれないので、今回持っていったものの一部などを紹介する。あくまで制限時間内完走を目指すぐらいの者の今回の持ち物。

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補給ジェルはソフトフラスク150mlと250mlに分けて。500mlのソフトフラスクにはエイドの度に水を補給してもらった。ここでジョミ、メダリスト、アミノさんはドロップバックに入れて後半用に。ジェルは約10kmごとに飲んだ。はじめのうちのエイドではうんまい給食などこまめに固形物を食べていたが、60km以降の終盤はあまり体が受け付けず、ほぼジェルとエイドのスポドリのみ。勝負ジェルのここでジョミは、においがきついので今回はやめた。塩分+のタブレット、これはランニングパンツの後ろポケットに忍ばせた。気温はそれほど高くなかったが、湿度が高く、速攻で汗ダラダラだったので、5km毎になめた。しかしこれ、最後の方になってくると、口の中の水分が吸い取られてきて、丸々1個食べきる前に吐き出すこと多々。要注意。

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こちらもドロップバックに入れたもの。クスリ系はほぼ使わなかったがこの中で意外と活躍したものがある。それは後ほど。二女から手紙。これが一番効いた。

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アーリーエントリー第一弾でもらえるもの。

参加賞Tが、さすがノースフェイスイス、思いのほかよさげだったので、半分の50kmまではこれを着て走った。ディプシーカバーイットもなかなか使えそうで、実際にレースで使用しているランナーもいた。

 

前日受付を済ませ、宿に戻り、準備を進めていくうちにいよいよだと実感する。

変なところで心配性な私はちょっと余分に持っていこうとする傾向がある。大会当日預けた私のドロップバックは人一倍大きく、そのビニール袋をはじけんばかりであった。

 

今回は家族とともに遠征した。100kmを完走する勇姿を見せたい(旅行というオプションでエントリーの敷居をさげるといった目論みも)から。宿の手配など私が決める。ここで失敗するともう二度と一緒に行かないとかになる可能性もある。それは避けたい。しかし、エントリー費用やらなにやらでだいぶ費用がかさむ(再三申し上げているとおり、マラソンはお金がかかります。特にウルトラは。)ので、宿は多少予算重視で決めた。それは大きな間違いだったと宿に到着して気づく。

 

続く。

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