小休止&小峠走

安達太良トレイル無事終了。

レース中打撲した左膝と右膝は翌日以降、ほどよくきしむ感じ。体全体にじわっと筋肉痛が久しぶりの感覚でちょっと懐かしい。その他特に気になるようなところは無く、、、あ、爪が3本死んでたな、それ以外は故障につながりそうな痛みはなし。膝には2日間ロキソテープ、太もも周りはスミルチックをヌリヌリで火曜日夜にはほぼ筋肉痛は消滅していた。ぼちぼち再スタートできそう。

 

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9/9水曜日、Eペース60分。動きはじめに若干の重さはあるものの、少し涼しくなってきたこともあり、体は普通に動いた。ただ、やはり深部には疲れが残っていることをかんじるので10kmで終了。

お昼にわかめラーメンわかめ7倍を食べた。予想以上にわかめが多い。最後まで切れずに増殖(?)したわかめを堪能できる。合わせてコーン11倍にもなってるが、そちらの倍感はあまり感じられず。このわかめラーメンはいい。みそ汁の具でもわかめが個人的第一位。わかめ、好き。

 

9/10木曜日、ジョグ40分。前日Eペースを軽やかにこなしたかと思いきや、前日より体が重い。というか、疲労が残っているところに若干疲労を上乗せしたような気が。それでも疲労感以外は特に気になるところもないので、まあ、ほどよくつないだ感じ。というか、それならランオフでもいいような気はする。なので金曜はランオフ。

 

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9/12土曜日朝、Eペース+2000m+1000m。体を動かしてみて、ほどよく動いたら20kmぐらいMペースで走ろうかなと思ったが、少し起きるのが遅れ、しかもいつものように週末の家庭的用事が何かと詰まっていて、あまり時間が取れなくなる。走り始めて若干の涼しさもあり、Mペースぐらいまではすっと上げられるかなと思ったが、やっぱりなんか体の深部が重い気もする。10時間も動き続けたんだからね、2週間ぐらいはそんな感じなんでしょう。

ダラダラとEペースでもと思ったけど、なんかこうピリッと刺激を入れてみたい気にもなり、道中河川敷の平らなところで2kmほど㌔415ぐらいで。ほどよくゼーゼーする。閾値より10秒ぐらい速いが、これで5km持たせる感じもなし。1kmジョグで休んで、おまけに1km㌔358で。㌔4がまだまだつらい。ちょこちょこ400mのインターバルはしてきたが、このあと何も目標が無くなってきている今、5kmの20分切りを直近の目標として、Vo2maxを刺激する練習をしばらく続けようかな。涼しくなったら5kmTTをしよう。

 

9/13日曜日、朝地域の奉仕作業があって早朝ランできず。その後家事をぱぱっと手伝い、走りに出たいアピールをしつつ、雨も大丈夫そうで午前に時間は取れそうだったので、ここは5kmTTに向けてトラックにでも行こうかと準備して出る。

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わ、サッカー貸し切りだorz。

テンション下がる。HPで使用状況確認してから出ればよかった。運動公園周りをトボトボ走っても良かったけど、なんかつまらない。ので、最近ちょっと考えていた峠走の試走に出てみようと思いつく。

峠走、今や巷では定番の練習メニューだが、なかなかコースを定められずにいた。完全に頭はトラック練習だったので、スマホを携帯できる装備(ザック、フィリップベルト、ポケット付き短パン)で来ておらず、別に持たなくてもいいんだけど、家から何か連絡が来てもおかしくない(案の定いつ帰るコール)ので、結局持ちながら走るようになるが、それも仕方ないかと。

ルートはストラバ上で確認をしていた。峠走コースとして考えていたのは、温泉にある公共公衆浴場駐車場から浄土平まで往復約28km、14km上りっぱなしで累積標高900mぐらいはいきそう。3時間ぐらいの良さげなコースを考えていた。終わったら温泉にも入れる。スタート地点まではちょっと時間はかかる。公共公衆浴場駐車場は混雑していたが、少し上ったところの駐車場は停めれる。ささっと停めて、スマホを握りしめスタート。

下界は曇りだったが、標高760m付近は霧雨。そこからずっと上は霧雨だった。傾斜はそこまできついところはないが、概ね勾配5-10%ぐらいで上り続ける感じ。㌔6でもほどよくゼーゼーしてくる。

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4kmほど上ると、というかスタート直後からだが、片手に持ったスマホがうざい。霧雨や汗で滑りやすいし、落ちたら割れる。音楽を直でならしながら気を紛らせて上る。さらに40分ほど走ると家からLINE。あわよくば温泉入って帰ろうと思っていたが、早めに戻らなければならず、テンション下がって切りの良いところで折り返すことにした。

 

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ちょうど7km上ったところでつばくろ谷到着。

全くガスって景色が見えないが、、、

 

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ガスがなければこんな長めの良いところ。この写真は2年前に参加した、チャレンジ磐梯吾妻スカイライン(66kmのウルトラマラソンローカル大会)の途中に撮ったもの。そう、この時走っているのはそのコース上。

 

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完全ガスで、下が見えないから高所恐怖症には良いかと思ったが、橋上にも霧がかかっていて、行く先、前方が見えず、その先が急に途絶えているような感覚になって、それはそれで怖かったー。こんな天気でも観光?の人はいて、よく橋の上でワイワイできるなあと思ったりする。下は見えずとも高いのを理解しているので怖いものは怖い。

さて、折り返しての下りはなるべくスピードは出したいがスマホが邪魔。それでも㌔4でガーっと下る。心肺よりも足にくるー。着地筋の強化、峠走の目的はこれもあるよね。7kmほどの下りはあっという間。しっかり下れた。

 

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本当ならつばくろ谷が上りの中間ぐらい。さらに倍したらなかなか良い峠走コースになりそうだ。もっと早くやればよかったな。というのも、おそらく11月にはもう走れなくなる。雪で。でもって、スカイラインの来年の開通は5月ぐらいだから、通行止めになるあと1ヶ月ちょいで2,3回行けるかなっていうぐらいになってしまう。冬場は冬場でまたいろいろ練習方法を考えないと。冬は寒いからトレミがいいんだけどなー。

 

ということで、レース明けで一休みしつつ、次のあまり定まらない目標に向けて動き出した。いつも安達太良トレイルを走り終えた後は、なんとなく一皮むけた感がすごいあるような気がするので、怪我をしないように、コツコツと走力の上積みをしていきたいと思う。

【2020 OSJ安達太良山トレイル50K 完走記】③後半~ゴール、その後

【3rdエイドスタート地点まで 約34km 7’16”00】

塩沢エイド、出発。

足はだいぶ疲れてきたけど、メンタルは全然大丈夫、と思っていたが、、、。

沢登山道から馬車道林道までは割と上りは緩く、コース内上りの中では多少イージー。鎖場があったり、川渡りがあったり、アドベンチャー気味の区間。通常のコースだと最後の上りになって、もうそれはそれは涙目で上るんだけど、今回はまだまだ大丈夫と思っていた。

が、しかし。上り始めてすぐ、なんとも体が動いてこない。さらには歩行区間で岩にぶつけた左ひざがじんわりじんわり痛みを主張してきた。しんどい。全然歩くペースが上がらない。めっちゃ遅い歩き。この区間でだいぶ抜かれた。女性にも何人も抜かれた。あまりに歩くのが遅いので、抜かれた女性に、「足傷めました?大丈夫ですか?」と心配されるぐらい。くそー。あかん。この辺をまだスタスタいけないと9時間は切れないよな、このコースでは。悔しかった区間

足は重くなり、左ひざがなんか熱い。川渡りの度に足を冷やすようにした。だいぶ川の水が冷たいとこもあって足がジンジンしたけど、少し冷えると気持ちいいし、疲労感が少し抜けたような気がした。3回目(最後)の川渡りの時は腰から下を完全に川にドボンして、左ひざを冷やしながら数分マッサージしてた。数分のアイシングでは効果は?だけど、まあ気持ちよくてリフレッシュすることができた。

なんとか林道までたどり着く。林道は走れる。ここを走れないとつらい。㌔7で下る。遅っ。走れるといってもこの林道、石がゴロゴロしてたりするので、気をつけないと足グネるし、着地衝撃が太ももや膝にガンガンくるんだよね。とにかく転ばないように、ゆっくり駆け下りた。

【ゴール 約45.2km 9'52"30】

さて、一旦スタート地点に戻る。タイムは7時間20分弱。よし、完走は間違いない。ここからあと残り10km。何度も走ってるコースで、林道下り全歩きしても5時間はかからない。ひとまずほっとしつつ、ブタロウさんが待つテントへ、、、。

ブタロウさんはいなかった。

テントに戻ってまずはコーラがぶ飲み。生き返る。すげえ臭くなったTシャツを着替える。もう固形物は食べてもしょうがないので、重いパンとかパワーバーは置いていく。水分はスポドリを500mlだけ補充。そのぐらいあれば十分だろ、って思ったが実際はもう少し入れときゃ良かった。結構上りで喉の渇きがすごくて。

さあさあ、2周目。せっかくゴール地点に来たのにまた出るのはきついけど、知り合いが見つけてくれて応援してくれたりしたので、なかなか気分を上げた状態で2周目に入れた。タイム次第では10時間も切れそうだし!

 

だけど。

 

薬師岳登山口に入ればスリッピーな急登。段差の高い上り。

クソがっ!!

きつすぎてむかつく!!

途中ほどよい椅子になりそうな岩に腰掛けるよねー。

 

当日は親子連れのハイカーさんが結構いて、すれ違いで止まって待ってると、小さい小学生?幼稚園生?が挨拶&「がんばってください!」って声を掛けてくれる。こっちからも虫の息で「がんばってねー」と声を掛けたり、おばさま方は、あまりにつらそうな私を見て、「つらいよねー。すごいすごい。がんばって!」とみなさん声を掛けてくれた。臭くてごめんなさいと心の中で思いながらも、「ありがとうございます」と答えて前に進む。進むしかないし。

ゴンドラ木道も走れんかった。ここは無理しないでくろがね小屋からの林道で走れればと思った。2回目の安達太良山頂もガス。しかし、登り切ったらこっちのもの。頂上付近は歩行区間で息を整えて峰の辻方面へ。

峰の辻へは岩はゴロゴロ、歩行区間で転ばないように気をつけて。この歩行区間で少し元気を取り戻してきた。歩行区間終わりの案内ボラさんだったかな、もうちょいでくろがね小屋ですよーの言葉に、そうだそうだ、もうみんなゴールしてるだろうし、こっちの状況も伝えなきゃと思ってLINEをする。「もうちょいでくろがね」。

全然もうちょいじゃなかった。何回も走ってるとこだけど、ちょっと目測を誤る。林道出たらすぐだなと思うだろうから、遅いなって思われると思ったが案の定、「くろがねから遅かったですねー」って言われちゃった。そう、全然くろがね手前だったんだよねー。

いよいよくろがね小屋に到着するとレースもクライマックス。ここまで来たらもう先のことは考えずに残る力で走るだけ。時計をみると、おー、10時間切れそうじゃないか!これは行くしかない。㌔7で行けば十分そうだ。条件が良ければ(体力あり、天候良し)㌔430~500で駆け下りたこともある。㌔7なら何とかなる。

必死こいて駆け下りて、体感㌔6切ってるでしょって思って時計を見ると㌔7超えてたり。だいぶ疲れとるわ。ただ足はアドレナリンが出てるのかまだ動く。そして何より良かったのは50mぐらい先に一人ランナーが見えたこと。まずはその人を目標にヒーヒー走る。

体感㌔5でその人に近づいては離れ、近づいては離れしながら下りていく。微妙に同じようなペースで、もう完全に引っ張ってもらってるような状態だった。ピッタリ並走したわけじゃないけど、ほどよい距離で目標になったんだよね。

途中にわか雨が降ってきやがって、おー、石滑るわー、やめてー、と思いながらも体が冷えて気持ち良かった。びちゃびちゃで満身創痍でゴールも絵になるかとか妄想しながら。

ゴールのアナウンスが遠くに聞こえてきて、いよいよだなとまたテンションを上げる。しかしこの林道、そのゴールの雰囲気が伝わってきてから長く感じるんだよね。あと何回曲がるんだっけー?涙。風景似ているし、いつも走ってても、なんか距離感分かんないんだよね。時計をちらちら見ながらこれならサブ10いけると確信しつつ、数人パスしながら、引っ張ってもらい走る!

さあ、小さい橋が見えた。ここを過ぎたらもうゴールはすぐそこ。橋渡ってすぐ、ちょっと上りになるが、そこで引っ張ってもらった人をパス。「10時間切れますね!」と声を掛けると「そうですね!」って返事が、きたと思う。ラスト1km切ってる。ラストスパートを全力で。これがOSJ安達太良山トレイルのマイルール。

ラストは砂利で足場も良くなって、もう残ってる力をすべて出す。前にいたランナーも全力で抜く。うおー、もう一人前にいるけど、あれは無理かー。

全力全力!

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あまりに全力で駆けこんできたのでブタロウカメラがぶれた。

くそー、前の人追いつけなかったー。

 

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でもワーイ。

 

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ゴーーーーール!!!!

 

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フラフラ~。

 

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出し切った。

 

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AKS(あかん死ぬ)。
先にゴールしてたちょびさん、ネムネムさんが写真を撮ってくれてた。ほぼうなだれている笑

 

OSJ安達太良山トレイル50K、距離42.2km、累積標高2990m、9時間52分、終了!

コース変更はあったけれど、なんとか明るいうちに帰ってこれた。今までは2回とも真っ暗で寒くて大変だったから、それだけでも嬉しかったけど、10時間切って帰ってこれたのはもっと嬉しかったな。ただ、やっぱりみんな速くて強いので、それに近づけるように、もっと早く帰ってこれるようになりたいと思った。もっと練習しよう。もっと練習したい。

 

OSJ安達太良山トレイル50K、最高。

 

【レース後の報告】

・遠征組とお別れし、風呂入って、ブタロウさんに撤収を手伝ってもらう。ブヨの猛攻の中、本当にありがとう。

・いつものたたむのに苦労するテント、今回初めて袋に詰めるのを諦めた。苦労する間のブヨの猛攻に耐えられず。家で締まりなくだだっぴろげているテントをどうしてやろうか悩んでいる。

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・帰りにラーメンをブタロウさんと食べる。好きなラーメン屋だが、夜の部開店直後で、メニューが半分出せないとは、、、昼の部で売れちゃったんだろうな。煮干し食べたかった。

 

以上、2020唯一になりそうなレポ、完。

現場からは以上です。

【2020 OSJ安達太良山トレイル50K 完走記】②前半

【1stエイド沼尻スキー場まで 約12km 2’25”19】

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前めに整列。いつもなら長く感じる時間も、今回はあっという間にスタートの時間。ワクワクしてたからだな。

6:00定刻通りスタート!

スタートと同時に出てくる高揚感はやっぱりいい。コースは何回も走ってるから新鮮味はないけど、それでもやはり練習とレースでは雲泥の差。この先めちゃくちゃきつくなるのは分かっててもワクワクしかなかった。

林道をちょっといってゲレンデから薬師岳登山道へ。すぐ渋滞するのは承知の助。前日からの雨で足場はスリッピー。ここでこれならこの先は泥んこ祭り確定。覚悟は決めた。最初の上りは渋滞でノロノロと登る。自分の走力を考えれば全くもって無理することもないし、焦らず流れに身を任せていくことにした。ゴンドラ付近木道も無理せずマイペースで。

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わりとあっという間に頂上へ。1時間15分ぐらい。乳首がうっすら。

 

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頂上付近からの歩行区間は休憩時間。安達太良トレイルでは結構歩行区間が多い。しかもその歩行区間が一番走りやすい区間、だったりする。速い人たちにとってはイライラする区間かもしれないが、歩行区間環境保護のための大事なルールであり、守れない人は失格だ。レース後ちょっとツイッターではこのルールが守られていないことが多かったと書き込みがあるが、今後も大会が続いてほしいのでしっかり守ってほしいと思う。まあ、私のレベルの走力ではこの歩行区間は走らなくても良いラッキーゾーンのため、補給したり、息を整えたりするには良い区間。場所によっては「歩行区間ここで終了でーす」とスタッフさんに言われても、自主的に歩行区間を延長するぐらいだ。この歩行区間でチャレンジャージェル、レモン味を補給したがクソマ○かった。

さて頂上すぎると最初のエイド目指して下る。コースを知ってるとね、ペース配分も相談できるから有利。決して無理して下らないように脱力して進む。いつもエイドがあった登山口をすぎて林道をずっと下る。ここ試走しておけばよかったな。意外と長かった。しかも日が少し照ってきたりして暑かった。

速い選手たちとはその林道に出る前にスライド。女子一位の高村選手は小さいのにすごい軽やかに登ってきていた。そのあと登山口手前では地元トレイルスター真船さん。いつも存在感がすごい。でももっと上で何人もスライドしてるから真船さん調子悪いのかなと思った。

林道出たらはてブロのみなさんとスライドするだろうなと思ってキョロキョロしながら無理せず下る。最初にスライドしたのはネムネムさん。体重重い、東北入りしてから食いすぎたと言っていたが、そこはやはり100マイラー&サブ3ランナー。しっかりした足取りで向かってきた。しっかりハイタッチ!

さらに下って下の方が賑やかだなー、でもまだ遠いなーって思ってた頃、ちょびさんとスライド。なんか小さい大福を渡された。指でつまんで持ちやすい大福。ありがたくいただいたが、基本食べる時は自分のタイミングで、、、。ごちそうさまでした。

第一エイド沼尻スキー場に着くとブタロウさんが待ってくれていた。今回この先のエイドでもいろいろサポートしてくれて助かったー。ありがとう!トイレの場所を聞くもずっと下に下りなければいけないと聞いて断念。仮設トイレは欲しかったな、、、。

エイドでペットボトルの水をもらってすぐ折り返す。パンを取り出しモグモグしながら水飲んで歩いてゆっくり登り始めた。もらったペットボトルの水は、飲み切ってくしゃくしゃにできるコストコの水。ただ、1リットル持って出た水も半分は残っていたので、少し飲みつつほとんどは体にかけた。ゴミはザックの中へ。

1stエイドまで2時間25分ぐらい。足も全然残っていて、1週間しっかり疲労を抜いたのが良かったのか、体は良く動いた。

 

【2ndエイド塩沢スキー場 約25km 5’20”53】

さてさて、林道をダラダラと登り、登山口から胎内岩、鉄山避難小屋を目指す。この上り区間で辛いのは胎内岩周り。急登でしんどい。その手前、歩行区間もある沼尻温泉源泉付近は風景も硫黄の香りもいい感じ。トレイル横にいつも入る川があるが、今回は道を反れないように我慢。ひいこらひいこら登る。

胎内岩をぐぐっとくぐり、やっと2回目のピーク間近だなーと思ったところで、前方に見覚えのある方がカメラを構えている。いつも練習で行く近場の里山でたまに会う方だ!

 

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友人の応援に来ていたらしく、写真を何枚か取ってくれた。

そして少しの間並走してくれて、この先のコースの事とか話しながら走った。胎内岩過ぎていよいよ疲れ始めてきたところで、すごく良い気分転換になったー。ありがとうございます。

鉄山避難小屋分岐で別れて、ここからは歩行区間。これまた走りやすい区間だけれども、登りで疲れてるので休憩・補給のラッキーゾーン。歩きながら休む。

しかし、岩に左膝をぶつける。

なんで?!

まだ序盤なのにこれには少し滅入った。そこまで強い打撲ではなかったけど、ゴールまで何かと引きずる痛みとなってしまった。しょぼん。

次のエイド塩沢スキー場までは序盤やや走れる下りだったのだが、泥んこスリッピーなトレイルが続く。泥沼は気にせず突っ込む。このあとの塩沢登山道の登りでは川があるので洗える。それにしてもドロドロで走れずストレスは溜まったなー。エイド近くは急な下りで足に負荷倍増。それでも今までよりは良く足も持っている印象だった。

2か所めのエイド到着。5時間20分過ぎ。うん。悪くない。だいぶ疲れたけどまだいける。ブタロウさんからも時間的には全然大丈夫と聞く。しかし長い下りで足はプルプルし始めていて、ブタロウさんにボトルに水分補給とかサポートしてもらう。ゴミも預かってもらったり、コーラももらったり。ほんとにサポートはありがてえ。長居しないようにそそくさと出る。

水には、はが路だったか南相馬ハーフでもらったこちらの試供品を投入。

メダリストのやつに味も色も似てて(まっ黄色になるやつ)、これが疲れてる頃には酸味が効いてて飲みやすくて良かった。これからロング出るときには必須だなと思う。

さてさていよいよ完走は見えてきた。ただ、ここから一回スタート地点に戻って、もう一回頂上を目指すのは、そのつらさをコースを知ってるがゆえに想像できるのは、やっぱりメンタルにはずっしりくるものがある。でも、エイドを出るとき、ちょびさんとの差を聞いてそこまで大きな差はなかったので、これは少しでもがんばって離れないようにしないとー、と気合は十分だったが、、、。