マラソンとストレッチ

怪我の予防をストレッチングの正のエビデンスとするのであれば、実はス

トレッチングには負のエビデンスもあるのです。

 と書かれた記事に目が止まった。

そのブログはこちら。

www.rehabilimemo.com

ストレッチはパフォーマンスを低下させる。

これはまさしく今、師として崇めている岩本氏が提唱していることでもある。

型破り マラソン攻略法  必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)

型破り マラソン攻略法 必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)

 

この本にもストレッチは「ラン反射」*1を鈍くさせてしまうので不要とある。やるのは動的ストレッチだけ*2。岩本氏の本では詳細な科学的根拠までは言及されないが、このブログでは世界の論文を紹介し記事が書かれているので、より一層岩本氏の理論に根拠を与えてくれているような気もする。

岩本氏の本では割とイケイケゴーゴーなところがあって(そこが好きなのであるが)、ちょっと大丈夫かなと思うところがないわけでもない(どこが?と言われても困るのだが、雰囲気で。→失礼)。

しかし、岩本氏の経験、これは何物にも替えがたいものがあるだろう。

岩本氏自身の経験と岩本氏の周りにいる大勢の仲間達との経験を合わせたデータ。

それが根拠。

 

情報はないよりあった方が良い。

ストレッチは今までしっかりやったほうが良いと言うのが一般常識だろう。

が、それだけで終わるのではなく、どうストレッチをするのが良いのかをもう一度よく考えさせられる記事であった。

 

*1:型破りの本を読んでください。練習帳でもよい。

*2:練習帳にやり方が書いてあるので買ってください。