水水水水水! 【仙台国際ハーフマラソン】

快晴!準備OK!会場着!整列!

いよいよこの日がやってきました。いわきサンシャインから3ヶ月。なんだかんだ言いながらぼちぼち練習して100%とまでは行かないまでも現状やれることはやったつもり。天気予報も少し前から高い確率で晴れ。前日は仕事だったが早めに切り上げ、最後の調整のJOGとWSを少し。まあ、若干体に重さがあるけれども決して悪くない状態。夜11時には就寝し、ちょっと興奮状態だったのか夜中1時と3時に起きてしまったが5時にはそこそこの目覚め。身体を起こすのに近くのコンビニまで歩いて食料調達。朝食。快便。

うん、問題ない。無問題。

友人と駅で待ち合わせし、新幹線で仙台へ向かう。そして仙台駅から仙石線宮城野原。駅を降りると市民ランナーたちが続々と会場へ向かっておりました。

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去年とほぼ会場レイアウトが変わっていないので、特に戸惑うことなく控える場所へ着きました。スタートは10時5分で着いたのは8時10分ぐらい。参考までにその時間のトイレの状況は、、、。

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ガラガラ。今朝快便済なので心の余裕もあり。

が、30分過ぎるとこうなります。

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大便用なんてどこが最後尾なのかわかりません。何事も早め早めの行動がベストのようです。ちなみにこの左隣に女子トイレが並んでいますが、そちらは私がここにいた限り、最後まで列ができることはありませんでした。女性に優しい仮設トイレ配置です。

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写真では何のことやらわかりませんが、皆さん無料テーピングで並んでいました。鍼灸師さんもいたようです。

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荷物置き場も一見混んでいるように見えますが、入口は行って自分の番号の末尾の棚に自分で荷物を置くスタイルなので、ほぼストレスレス。

約1時間前からスタート地点整列開始で、混雑するのは経験済だったので早めにスタート地点へ向かいました。

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ホントに天気が良かったので整列の時も左側木陰に人が集まるくらいでした。日差しがあるところで30分40分待つの辛いですからね。程よく前に詰めていくとちょうど木陰でナイスウェイティングポジション。

これだけ人が多いと整列制限間近、横入り問題ってありますよね。私達は大分早めに並んだのでブロック前半にいました。すると整列制限時間間際、もしくは締め切って最後尾になってしまうころかな、前のブロック最後尾に横入りする人いるんですよね。それが結構いて、周りから怒声が飛び交っておりました。RUNNETレースレポをみると、整列〆切を告げるアナウンスがないとかいろいろ不満が書いてあったりするのがあったようですが、ほとんどの人が要項見てしっかり整列しているわけです。トイレがなかなか空かなかったとかいろいろあるかもしれませんがそこは大人なんですから。気持よくみんなが大会を楽しめるようルールを守らないといけませんね。怒号を聞くと少し残念な感じがしてしまいます。

時間まで友人とこそこそ世間話をしながらあっという間にスタートのお時間です。

 

必死の渋滞抜けからの水をくださいまで

いよいよスタート!Qちゃんに手を振ります。

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ここから2kmぐらいまで、少し上り基調、道幅狭めなため渋滞が続きます。個人的な目標ペースは前半5分10秒だったのでそのペースに持っていくのがとても難しくちょっとイライラ。スペースが空いたと思ったらさっと移動してを繰り返して少々体力消耗。そして快晴が故の日差しの強さ。木陰にはランナーが集まるので、すいている方へ向って日を浴びながらなんとか3,4kmぐらいで5分前半へ。よし、ここからここからと言い聞かせながら青葉城址の方へ向かうアップダウンのあるところへ。下りは気持ち上げて、上り踏ん張って。うん。少し予定より遅いけど、並木道を走るのも気持ちいい。

 

気持ちいい。気持ちいい。

 

でもなんか暑いな。

 

暑い。

 

暑い。あー、喉乾いたな。ちょっと水飲みたい。

 

給水所はまだ??水飲みたい。

 

この時点で私の今大会は一つ記録更新という目標はそっと幕を閉じたのでしょう。というかスタート直後にはほんの少し喉が渇いていたぐらい。ようやく最初の給水で人混みをなんとかくぐり抜けながら水を口に含む。スポーツドリンク1杯と水を首筋から背中へかける。ふー、生き返ったーと思って、どれ行くかと動き始めると、

 

暑い。喉乾いた。

 

なんだ。すげー喉乾く。給水所早く。給水したばかりだけど!

 

水水水水水!

 

このことしか頭に浮かばなくなったまま13km過ぎ。身体が動かなくなってきました。あかん。無理したら止まる。その瞬間すっとペースを落としました。ありがとうございました。もうこれ以上ペース上げれません。ペースが6分台へ落ち、18~20kmは7分ちょうど。最後1kmは少し頑張って6分半。Qちゃんとのハイタッチはしっかり2回してJOGでゴールしました。

もうあかんと決めた時に写真を1枚。

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雲一つない新緑鮮やかな木々に囲まれ、みんな颯爽と走る背中を、どんどん抜かれる皆さんの背中へのエールを送りながら、うらやましく思いながら、そっとFlipBeltにアイフォンをしまいました。ゴールまで声援にハイタッチでしたり、普段は手を伸ばさない施設エイドにお世話になったりしながらゴールしました。

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ゴールの時初めて両手を挙げてゴール。いつもは必死だったからオールスポーツのゴール間際の写真は必至の姿。今回は絵になったんじゃない?まあこんなものよとまだまだマラソンを甘く見ていた自分に悔しさを感じながらもあっという間のハーフマラソンでした。ハーフ初めての2時間台(2時間4分だか5分だか)。うん、こんな時もあるさ。

 

熱中症、脱水、暑さにどう対処するか

もちろんまだまだ力不足なわけですが、今回は当日の大会時の気温が21度という暑さにやられてしまいました。道中5、6人倒れて救護されていました。暑い時のマラソンはホント要注意ですね。自分ももう常に水を欲している状態になって体が動かなくなり、3回目だか4回目の給水ではカップで5、6杯飲んでしまいました。喉の渇きは満たされても、腹も水で満たされて重くなり動きづらくなりました。帰ってからネットでランニング学会が出していた「マラソンレース中の適切な水分補給について」(このキーワードで検索可能だと思います)という論文のようなものを読んだら、過剰に飲みすぎた場合虚脱感が出るということも書いてありました。この時期このぐらいの気温になっても全然おかしくありませんから、良く勉強しておく必要がありそうです。しかも次のレースはちょうど1ヶ月後のさくらんぼハーフ。大丈夫かおい。それこそもう今からファンランと割り切るのも手か。とにもかくにもまたコツコツと頑張りたいと思います。

 

いやー、ほんとに暑さにやられるという良い体験ができたな。うん。いい勉強になった。いい勉強だ。くやしいなー。くやしいなー。くやしいなー。

 

そんな仙台ハーフでした。

以上!