インソール入れてみた

GO 鍼灸接骨院

さてさて昨日鍼灸接骨院へ行ってきました。

ここのところ(というか3月位から)右足の踵からアキレス腱周りに張りを感じていて、なんだか不安を持ったまま走り続けるのもあれなので、ここでひとつの診断をつけてもらおうということです。

 朝診療開始時間ジャストに行ったのですが、そこはGW前日。もうすでに待合室がざわざわしておりました。待つこと40分で問診開始。いろいろと毛深い足を触ってもらうのを申し訳なく思いながら症状を説明。あ、どこかで書いたかもしれませんが、いよいよ病院へ行く時に限って病状が落ち着くあるあるありますよね。今回もそれで、普段はもっと痛みあったんですけど今日は大丈夫ですみたいな説明ばかりになって申し訳ない。で、問診の結果は、前脛、ふくらはぎ当たりの筋肉がすごく固くなっている(練習量増加による疲労)のでそこからアキレス、踵まわりに影響が出ているのでしょうということ。深刻な炎症等は見られないので、足のケアを注意していけば緩和しますよと。あー、少しほっとした。これがなんとか炎とかになってしばらく安静にと言われたら嫌だなと思っていたので。

 筋肉をほぐすのに、電気かけて、足圧迫のブーツ(これ最高に気持ちE)履いて、ウォーターベッドに乗って(水噴射マッサージは非常にこそばゆい)、酸素オイルを使用したマッサージ(毛深い足ですみません)を施術。

 

ふぅ、軽くなった軽くなった。

大会前にリフレッシュしにまた行こう。

 

インソーーール スーパーフィート

で、1年ぐらい前にランナーズニーになった時、改善策の一つとして提案されたインソールが気になってて、今回メインのランニングシューズを持参して相談してきました。そのインソールがこいつ。SuperFeet社のインソール。

 

 詳しくはHPを見てください。

 いろいろなランニング障害の原因となる足の動きを矯正して、“足元を安定させ、歩行や運動時に「足」本来の機能が発揮できるようにサポートする(HP抜粋)”というものなんです。いろいろとネットレビューを見ているとその人に合う合わないはあるようですが、まずはやってみないと分からない。それなりの値段なのでうちの財務省に、、、とも思いましたが、ここはこづかいから支出やむなしと勇気を振り絞って導入を決意したわけです。

 このスーパーフィートのインソール、いろんな種類がありますが、ランニングをするのであればまずはブラックがおすすめとのこと。インソールの効果を発揮させるためには使用するシューズに適した形でカットしないと不具合が生じることもあるとのことで、そこはお任せしました。

スーパーフィートのインソールをイン。

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インソール。

踵部分がプラスチックでこの部分が足の動きを矯正。

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プラスチックでクッション性は?となるのですが、下のヘタ絵のように、地面からの衝撃を赤矢印のように分散させながら、踵の衝撃吸収能力を十分発揮するように設計されているらしい。青いのはかかとの骨。なので衝撃は減るはず。あとはランニングシューズとの相性もあるだろうな。

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で、インソール効果の一つを簡単に試す方法があって、またヘタ絵で描きますと、

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裸足で立って、身体の前で手を組み、緑の矢印の方向に下にぐっと(先生がこぶしで)力を入れられても耐えられます。逆に体の後ろで手を組んで、紫の矢印の方向に下にぐっと力を入れられるとほんの少しの力でよろめいてしまいます。つまり重心が後にあるということ。そこで、インソールを写真のようにおいて、その上に乗って同じようにやると、、、

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今度は紫の矢印、後ろ側は耐えられるのですが、前の緑矢印に力を入れられると耐えられません。つまり、体全体が前傾し、重心が前に移動したことを意味します。自然と前傾が保たれるんですね。これだけでも結構変わりそう。

 Onのインソールと並べて。

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Onのシューズはいろんなところで小気味よい、落語でいうところの「くすぐり」的なことをしますね。遊び心があるというか。インソールには「I fly you to the finish line」ゴールテープまで飛ばしてやるぜ(合ってるかな)。裏面にもロゴ。

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スーパーフィートのインソールと合わせてみる。

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めっちゃ土踏まず盛り上げてる。ちょっと不安になるぐらい。アーチを無理やり!感半端ない。ここで前傾作ってんのかな。

 で、インソールのカット、サイジングが大事で、既存のやつと合わせてみるとこんな感じにカット。

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ほぼぴったりも、先端若干短くしてあり、シューズの中に入れ指で押すと前後に2mmぐらい動きます。これが大事なんですって。理由は忘れました。

 サイジングが大事ということは原則この靴にしか使えないということにはなります。このシューズに合わせて切ったのですから。そこが悩みどころではありました。このシューズは自分の中では勝負シューズで、普段の練習はクラウドサーファー(以下CS)のほうが履く率が高く、クラウドレーサー(以下CR)を履くのは長距離の持久走とかのみ。同じOnのシューズなので形は近いとは思うのですが、CSは0.5大きい。なのでそれ用にもう一つインソールがあれば万事OKなんですが、そこまでブルジョアではありません。とりあえずCSにも入れてみて大丈夫そうだったら兼用、ダメそうだったら、CRは2足(もう1足はまだ未使用)あるので、練習にもCRを使うか。練習にもこのインソール使いたい(ていうかそうじゃないと意味がない!)よなぁ。

 あと一つ大事なのが踵とインソールがしっかりくっついていること。靴ひもが緩かったりするとだめみたいで、一番最初の写真でも少しわかりますが、靴ひもの一番上の結び方がよりしっかり固定できるやり方を教えてもらいました。

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こんな感じです。が、もう少しホールド感が欲しいような気もするので、ネットで見たOnのシューズを愛用している岩本能史さん(有名なランナーさんなんですね)がやってた、もう一つ紐通し穴を増やすことも今度やってみたい。

 

インソールナラシ開始

インソール入れたら走ってみたくなるでしょ。しかし外は雨。GYMへ行きました。

 先生からは慣らしを焦らずじっくりやってくださいとの指示。足に合わなければ故障が発生するかもしれないし、次の大会にはまだ使わない方がいいですよと。そうだよな、このGWでの慣らしの状況をみていけそうだったらにしよう。GYMへ行くと外は本降りの雨だったので、激混み。筋トレして待ち、空いたところでインソール慣らしスタート。

 初めはゆっくりウォーキング。踵がプラスチックなので硬く感じるのかなと心配していたのですが、全然そんなことはなかった。ヘタ絵で描いたように衝撃を分散しているので、踵への衝撃が以前より感じなくなっている。優しい感じ(なかなかいい表現が出来ない)。急に走って痛みが出ても怖いのだが、歩いているだけだとどうもつまらないので、傾斜を12パーセントまで上げて坂ウォーキングに。程よく汗をかいてきます。

 ファーストインプレッションは良さげ!歩いているところをパシャリ。

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すごーく見づらいですが、ガラスに映った足先の向きを見ると前を向いている。今までだと、接骨院でも指摘されたのですが、つま先がぐっと外側に向き、そんでもって膝が内側に入りランナーズニー、パワーが上手く伝わらない状況のようでした。無理に意識して体のバランスが崩れるのもなあと素人なりに考え(方法が分からず放置)てはいたのですが、インソール入れて動くと自然と前を向いている。これ、走ったらどうなるのかと気になったので25分坂を登った後に5分間JOGペースで走ってみた。すると、以前よりだいぶ前を向いた印象があり、良い感じ。足への負担も減った印象。うふふ。

 ただ、左足の土踏まずにインソールが当たっている感じが初め強く感じられて(右足は感じなかった)慣れてくるまで時間がかかった。やっぱり、長い距離を試してみないとどんな感じなってくるのか分かりませんね。GW中、いろいろ試してみよう。

 

さあ、これが上手くいけばPB出ちゃうなー。参ったなー。

(数日後悲報報告になりませんように)