【第12回もとみやロードレース】久しぶりの10kmレース

日曜日は第12回もとみやロードレース、10kmの部に参加してきました!

 

10kmの部での大会参加は久しぶりの2回目。しかもその1回目というのは、さかのぼること4年前、私自身初のマラソン大会となる会津東山温泉マラソンでした(今はもうない、超ローカル大会)。

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その時の完走証(記録証明書)がこれ。手書き!

記憶が少し曖昧ですが、参加人数も少なく、ゴールしたと同時にゴールラインの脇のテントにいたおばさんがゴールタイムを見て速記してくれたものだったと思います。この時一緒に参加した10歳年上の先輩に、3分ぐらいだったかな、先着を許してしまって、その悔しさと完走できた嬉しさ、大会で走ることの楽しさを知りこの世界(「趣味はマラソンです」の世界)に入りました。この約半年後にはブログまで書き始めます。さて、あれから4年、タイムはどうだったでしょうか~。

 

当日朝、不安だった雨も住んでいるところでは青空も出始め、あと心配なのは風だけだなあと思いながら出発。

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8時前には到着。家から約30分ぐらいのところでしたが、本宮では雨がぽつぽつ。

 

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早速ゼッケン引き換えに並びます。郵送されてきたはがきの色が部門別になっており、その色の列に並びます。今回は二女も2kmで参加です。ゼッケンと要項と水を受け取り控え場所の体育館へ。

 

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ぎゅうぎゅうでもなく程よい混雑感。

 ゼッケンをつけ終えたところで、前回に引き続き同じ大会に参加となったちょびさん到着。1ヶ月前のトレイルのときも一緒だったので、二女は全然緊張していない様子。前回のトレイルの時、ちょびさんにいろいろと写真をとってもらって良い思い出ができましたが、今回もいろいろと写真をとってもらいましたー!もうTOMSAI家マラソン大会専属カメラマンと化したちょび氏でございます。例えば、

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レース前、親子でゼリー補給しますよの図。

などなど、今回も良い思いでができました。ちょびさん、ありがとう!

 

スタートまで少し時間があり、雨も止んだのでコースの試走に。

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試走する父と娘。専属カメラマン撮影。

 

まだまだスタミナがあるわけではないし、練習している速い子たちにつられてスタートから飛び出してしまうと後半厳しいので、最初はちょっと抑えてねとかラスト数百mののぼりが勝負、全力で!とか話をしながら。

 試走から戻るとすぐ二女の招集時間になったので招集場所まで同行。そのあと、スタート直後は見れそうだったので応援に。

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これは小学6年生の部でしたが、スタート直後からすごい勢いで飛び出してくる!これを見たらその波の中で転んだりしないかちょっと不安に、、、。まあ、それも経験、見守るのみ。

いよいよ二女の部スタート!やはりはじめからみんな全力ダッシュ。招集の時は端のほうにいたのだけれど移動中にもまれて中ほどに位置。みな全力ダッシュの中、瞬時に見つけて「〇〇がんばれー!」と声援を。聞こえたみたいで少しにやっとしてました。ゴールは自分のスタートがあって見れないのが残念でしたが、昨年末の野間追いマラソンから7秒速いPBでゴールした模様。ラストの登りがある中で更新できたのだから上出来です。よくがんばりました。本当はこれを機に、もう少し練習してくれると嬉しいんだけどなあ。朝練するなら付き合うよというものの、今一反応が悪い。本人のやる気次第なので、その気が起きたら父もがんばるよ。

 

さてさて、今度は我々の番。

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予想タイムのブロックに並びます。目標40分切りのちょび氏、40分台以上のブロックに並ぶ。

 

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目標46分切りの私、46分台以上のブロックに並ぶ。

2人とも控えめかつ少々自信なさげ(笑)こんな時こそ目標のブロックにガツガツ行きたいもんです。まあ、このぐらいの参加人数だったらそれほど関係はないのですが、なんかね、気持ち的に負けているような気がしてきたー。

 

そんなこんなでいよいよスタート!

大まかなコースの状況はちょび氏のレポを参照ください。

chobi-chobi.hatenablog.com

目標は46分切り(練習時PB46’10更新する)なので平均㌔435を目指してスタート。コース自体は仕事でちょくちょく通る道なので、アップダウンの状況もある程度把握済み。コースの先々をイメージしながら走ります。

 

 スタート直後の下りは気持ちよく飛ばせるところだけれども自重。4分30少し切るぐらいに抑えました。かたやちょび氏ははじめの1km激飛ばしの3分30台だったみたい。意外と男らしい!自分のペースに換算すると4分一桁台だから、自分もそのぐらい行っても良かったのかなあと反省。しかし、それだともう足も結構使ってしまうのでねえ、、、。ちょび氏後半苦しかったみたいだし(笑

1km過ぎてスタート地点に1度戻ってきます。はじめに下った分登る感じ。スタート・ゴール付近は応援の人が多く、知り合いも何名か大会に出ているようだったので、かっこ悪いところは見せられないと平静を装いながら(ここ大事、苦しいところを見られるのはやはり恥ずかしい)登り、目標ペースちょうどで登りきる。

この大会のコースでは主なアップダウン2数箇所あって、スタートから2kmで登って下って、3kmから4kmのところで登って下って、最後にゴールまで少し登るという感じです。3kmから4kmのアップダウンはちょび氏のレポにもあるとおり、遠目から登りが見える、きついマラソンコース「あるある」のひとつがあります。先が遠くまで見通せる、しかも登りというメンタル的にはきつい箇所です。コース前半なのが救い。

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その雰囲気をお伝えしたいとグーグルマップを見てみたのですが、ちょうどよいところでバス!全然伝わらない。

その登り頂上手前のきついところでちょび氏とスライドしたのですが、登るのに必死でハイタッチできなかった、、、。なんとか遅くなりすぎないペースで乗り切ります。この時点での足と心拍の感じで、今日はPB更新は大丈夫そうだと確信。

 

前半のアップダウンを上りきると次の折り返しまで下り基調の平坦なので、ここでなんとかペースを安定させたいところ。心配だった風もそこまで強く感じなかったし、風景はよく知るのどかな田園風景のみなので、ここは淡々と進むのみ。5kmを過ぎたら、岩本式のビルドアップを思い出せ、㌔4分30で行くぞと上げてみるが息も結構あがってしまいそうだったので無理せず目標ペースに戻す。この辺がまだまだ練習不足ですな。

第2折り返し前にちょび氏と2回目のスライドでハイタッチ!元気をもらいラストの2kmをがんばります。

もうほんとに淡々と進んでいたのであっという間にラストの登り坂へ。ラスト1kmのところで50m前に女性を発見。最低限その女性はパスするぞとラストスパート。とはいえ登りなのでなかなか思うように足が上がらなかったが、残り200mぐらいで女性をかわし、ラストの直線へ。

最後の直線は疲れていようが何しようが、残る力を振り絞ってダッシュと決めているので鬼の形相でダッシュ(二女に最後すごい苦しそうな顔してたと指摘される)。なんとか最後に数人かわせました。そして結果がこちら、

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約40秒のPB更新!二女は7秒PB更新!

まずまずな結果となりました。

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ゴール後はしっかり考えられたであろう動線の通りに参加賞等受け取ります。そしてその先で二女とちょび氏と合流。

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やったぜ。米が重いぜ。専属カメラマン撮影。(右の女性は知らない方)

 

体育館に戻りしな、次女が「ラーメンは先着300名って言ってて、いっぱい人が並んでいるからなくなっちゃうかも」と心配していたので、足早に着替えに戻り列へ。二女もラーメンを楽しみにしていましたからね。

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結構な列でしたが、終着駅が3箇所で各々で配膳されるので意外と待ち時間は少なかったです。ボランティアの方々ががんばってやってくれているおかげです。

 

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ルフィもいました。

 

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お楽しみのラーメン!なるととねぎ、のりつき!

 

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二女とラーメン食らう。専属カメラマン撮影。

無料には十分すぎるぐらい美味しいラーメンでございました。

 

ラーメンもそうだけどこの大会のふるまいはローカル大会にしてはすごいです。

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参加賞はTシャツ、お米2kg、バックから選択できます。今回は現実的な選択(結果、お米には困らない現状にそれほど妻へのポイントは上がらなかったのだが)でお米を選んだものの、それにドリンク2本にプリン、牛乳、今話題(?)のヨーグルト(119なんちゃら)が2個つくという、来た時よりも約3.5kg×2(2人分)の7kg荷物重量増という、帰りの駐車場までがちょっと大変だったぐらいの嬉しいお土産をいただきました。お米の「私と一緒に走りましょう」なんていいパッケージじゃないですか。地方の大会ながらわりと賑わうのもうなずけます。

 

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ちょび氏は参加賞のバックを小粋に担いでおり、うちもひとつはバックにすればよかったと重い米入りビニールを持ちながら二女と二人で後悔、、、。

 

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重い参加賞片手に笑顔の二女と、ちょび氏のバッグ良いなあと思いながらパシャリ。二女との間もグッと縮まっておりました。

そんなこんなで久しぶりの10kmレース、PB更新、大会堪能と充実した一日となりましたー!

 

さて、これからはウルトラ、トレイルへと向かっていきます。先週末、初本格的トレイルレースとなるOSJシリーズのITAMURO30kmにエントリーも完了しました。ここからは今までのタイム目標から純粋に走ることへのチャレンジへとシフトチェンジします。ウルトラ2本、2回目のCBS(チャレンジ磐梯吾妻スカイライン)と日光ウルトラは昨年の限界を超えること、初トレイルは未知の世界へのチャレンジとワクワクすることが待っていそうです。楽しみだ!

 

おっとその前に私の中に居座っている「石」さん、早く出てきてください。

十万劫山トレイル

体内にある恐怖の飛行石は約2cm下がりました。

出口まであと5cmです。こんにちは。

 

日曜日はクラブでトレイルランをしてきました!

福島市で桜の時期が一番盛り上がる花見山公園からちょっと登った十万劫山(標高400mちょっと)までのコースです。

花見山公園から少し離れた弁天山公園に集合。

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弁天山公園の桜のほうがまだもう少しいけるぐらいの咲きっぷりです。先週は暖かい日が多かったけれども、この日は6℃ぐらい。あー、寒いなーと車のエンジンをかけたまま待っていると、今日の参加メンバー、ブタロウさん、Oさん、ちょびさんがやってきました。おー、寒いねーなんていいながら外に出ると、私以外三人とも軽装。軽装というのはロード走るのと同じシューズ、服装ってことね。OさんのシューズはOnのクラウド。石挟まりますよー。ちょび氏にいたっては短パン生足、上Tシャツにアームカバーという軽装で、例えるなら、時期にそぐわない軽装で登山し遭難した遭難者に対し、ニュースとかで山岳の専門家が、「この時期のこの山にこの軽装はありえませんね」と言われるぐらいのニュアンスの装いでした。と言いつつも、三人にはおそらくまあそこまで山山していないだろうという予想があったとは思います。まあ実際のところ山とはいえ、それなりに道ができているのでそんなに装備がなくても全然無問題なんですけどねー。加えて、トレイルをかじり始めようとする私の気分が高まっていたということもあり1人浮いた感じになりましたが、今後大会に出ようとするに当たって大会で走るような格好でシュミレーションしておきたいというのが第一でございます(1人はりきり具合を出してしまった照れ隠し)。そしてほどよくバラバラなデコボコ4人組でスタートです。

(今回のトレイルの前に試走をしてまして、花の写真以外は約3週間前の写真です。)

 

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6時半にスタートして約10分強で花見山公園へ。シーズン終盤ですが、朝からそこそこの人がいます。日中は結構な人が花を愛でに来るので、できるなら朝早めがおすすめです。ちなみに福島駅からはシーズン中、そこそこの間隔でシャトルバスが出ています。

 

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公園内はほどよい花に囲まれながら歩く。花、いい匂いしますねー、と言っても、「花粉症で分からない、、、」なんておっさん4人で登ります。

 

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花見山公園の頂上。信夫山や弁天山からの眺望とはまた違った雰囲気。福島市は自然あふれる良い街だ。

 

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菜の花の黄色いハートなんかが見えました。

 

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それを撮影するちょび氏。婚活中。来年はあのハートの中で愛を誓う、、、。

 

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(ここからは試走時撮影)

さていよいよ花見山公園頂上から十万劫山へ向かいます。はじめはウッドチップが引いてあったりします。

 

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意外と急な登りに息があがり、私以外の三人、「あ、意外と傾斜がきついね、、、。」と面食らったご様子。

 

ここから試走時の分岐点の写真を。順不同。

分岐点、好きです。

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こんな感じの山道をせっせせっせと登ります。

 

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そしてスタート地点から5kmほどで十万劫山到着。

高さは420mぐらいと微妙な感じなので眺望も微妙な感じですが、それでも頂上というものはそれなりに気分を上げてくれるもんです。

 

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頂上に行かないと分からないこともありますね。

 

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行基がなんちゃらかんちゃら。象形文字がなんだか分からないものの、秘境っぽいイメージは醸し出しています。昔の詩かなんかの解読だろうか。象形文字のようなものは節回しみたいなものなんだろうか。頂上に着くなり、前日別途用事ができてしまい、妻より早く帰ってきてラインが来ていたので、「すみません、下りまーす。」と下山開始。

 

トレイルの下りは気持ちよい。間違いない。

ちょび氏のブログにあるようにトレイルから舗道に戻る終盤の砂利区間がちょっと足首やってしまいそうでこわい。

chobi-chobi.hatenablog.com

 

その終盤、もうひとつちょっとこわいのがあったのにみんな気づかなかったようだ。

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ぱっと見、ウォーキングデッドのウォーカーみたいに見えて、試走時びびった半分埋まっているような案山子。

 

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ちょうど10kmのところでバッテリー切れの今回のトレイルサマリー。

家から近い、アップダウンそこそこ、道は整っている、十万劫山頂上からまた違うコースへの派生も可能ということで、これからトレイルをしようとしている私にとってのホームコースとなるでしょう。今後のトレイルの大会参加予定は、7月末のOSJ板室、9月頭のOSJ安達太良と近場のOSJシリーズにエントリーする予定です。

 

そして初おろししたシューズ!

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サッカニーの安いやつを持っていたのだけれど、前回のトレイルフェスタで試し履きしたinov8がやはりカッコよくて、、、。AMAZON巡回していた時に50%近くオフになっているのに気が付き即購入。ちょっと衝動的過ぎたかと思ったが、このシューズを購入翌日、同じシューズがだいぶ値上がり(というか値下がり幅が減った)してしまっていたので、これも何かの思し召し。いいタイミングだったのでしょう。しかし、このAMAZONの価格変動には一喜一憂させられますね。買うタイミングが難しい、、、。

今回購入したのは、inov8 Parkclaw275。ロードからトレイルに入ろうとする初心者に適した、クッション性、ドロップ差のあるエントリーモデル。試し履きしたTrailroc275はソールがとても薄く感じて(短い距離用とのことだった)なかなかハードだったが、こいつはしっかりクッションがあり、足を全体的に守ってくれる感じ。

 

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アウトソールのパターンは細かめで数が多いよう。部分的に圧がかからず分散されるようで足に優しいが、この数と間隔だと雨が降って泥などが多い道の場合、泥が挟まってデコボコの間が埋まってしまうそう。雨の時の悪路はあまり向かないらしい。これとは逆にmadclawというのがあって、それは悪路用らしい。

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これがそれ。ぬかるんだトレイル用のソールパターンだそうだ。

雨の時はこれ、岩肌がごつごつハードの時はこれ、などと用途によっていろんなタイプのトレイルシューズがあって、本格的にやろうと思ったら大変そうだなあと思いました。金銭面が。

 

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アッパー。

 

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ヒール。

275gとロード用に比べて重いが、このぐらいがっちりしていてくれたほうが初心者にとって良さそう。当面はこいつとともにやっていこうと思います。

 

ていう感じで、クラブ初のトレイル終了です。山はロードとは違う楽しさがありそうでこれからが楽しみです!

桜と石

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日曜日は天気も良かったし、3月ほぼロング走をしていなかったので、最低30kmと心に決め出発。次のウルトラまで2ヶ月切ってるんで、早いとこスタミナをつけていかないと。

㌔530を越えないようにとスタート。序盤は㌔520切るぐらいで、まあ適度な負荷で進んでいたのだけれども、23km過ぎから突如胸に圧迫感、、、。今まで足が痛くなったり重くなったり、ゼエゼエしたりで沈んでいくのは何度も経験しているが、今回は今までとは違う、胸が苦しくなってきてからの潰れ。あまりない感じだったのでちょっと不安が残る。

 

不安が残るといえば。

私、今、爆弾を抱えています。

その脅威におびえています。今まで生きてきた中で、これほどまでに「痛み」に対する恐怖を感じたことはありません。これから訪れるであろうその痛みに、どう立ち向かっていけばよいのでしょうか。いっそ知らないほうが良かったのか。爆弾が発覚したのだから何か対処できることがあるでしょうよと、グーグルに答えを出せといわんばかりに検索しまくっているのですが、良い対策が見つかりません。

 

そいつは石です。

私の体の中にほどよい大きさになって住んでいます。

 

先週の月曜日のこと。

仕事が終って帰宅し、夜遅かったけれどもなんとなくやる気はあって、ランニングしに外へ飛び出した。夜でもほんのり暖かい空気を残し、その春への陽気が私を坂ダッシュさせた。いつもより長めの上りで5本。しっかりと短時間で追い込んで満足して終了。何気なくトイレに行き、用を足し始めたその時。

ブラッドが少々。

オーマイガッ。

ここ1,2ヶ月、たまに〇丸やら下腹部やらわき腹やら背中やら、重ーい鈍痛を感じたりしていたので、こいつは様子がよろしくないと、いよいよ何かが体に起きていると、はっきりと自覚させられた。

 

翌朝速攻で病院に行き、これまでの症状を先生に説明。その時点で先生は何かを悟ったようで、ベットで横になってエコーをあてて見ますと。

右のわき腹ぐりぐり。

左のわき腹ぐりぐり。

先生「あー、そうねえ、、、。痛むのは左側ね。」

私「はい。」

先生「左の腎臓、腫れてますね。石です、たぶん。レントゲンとりましょう」

私「そうなんですね、、、。」

 

撮影後、

先生「ありましたね、石。」

私「はい、、、。」

レントゲンの写真には、それはそれは綺麗にはっきりと、左の腎臓付近に白い影が写っていた。今思うとそれは、ラピュタの巨大飛行石のような感じだった。

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 先生はまだそれほど大きくはないようなので、来週精密検査をして様子を見てみましょうと言った。もうこの時から、私にはこれから来るであろうその恐怖についてが、全てのことよりも優先される事柄となった。

 

石による痛みは「三大激痛」と言われているらしい。

数年前、妻が朝起きたら突然すごい勢いで悶絶し始めて救急車を呼んだことがある。そいつは石の仕業だった。これまた数年前、友人がなかなかの石持ち体質らしく、あまりのひどさに入院した際にとてもグロテスクな石を見せられたことがあった。調べれば調べるほど、出てくるわ出てくるわ、激痛、苦痛の二文字が。くそっ。いいかげんにしてくれ。

極めつけはこれ。

2010年05月14日

マキシマムザホルモンの亮の日記。

「尿路結石には地獄しかない」。もはやもう死刑宣告。

日記に出てくる真心ブラザーズの「STONE」。


真心ブラザーズ × ハマ&レイジ(OKAMOTO'S) / STONE

こんな曲あったんだ、、、。今まさに体内にあり、これからと言う男にこの曲はしゃれにならない。無駄にかっこいいバンドメンバーに腹が立つ。すかっと飛び出したあかつきに聞くこの曲はまた違った趣になることをいまから切に願っている。そう、これほどまでに痛みがあると言われているやつに対しておびえないわけがないでしょうよ~。誰か助けて~。もう、ほんとに嫌っ。

 

死刑宣告されたその日は、もうネットで見る地獄絵図のような記載を見まくったためにとてもテンションが低かったが、翌日は特に石が体の中にいることなど微塵も感じさせないぐらいの感じだったので、半ばやけっぱちで15kmビルドアップ走をかました。その勢いでサブ3.5設定ペースをクリアできるかと思ったがそう甘くはなかった。痛みが特に出るところまであと7cmぐらいはあるらしいので、これぐらい振動を与えたら下がってくんだろうぐらいの気持ち。その翌日はセット練インターバル、日曜日は30kmロング。そして処方された石を排出させやすくする薬も飲んでいるが、いまだ降りてきている気配全く無し。そんなもんなのかね、おまえってやつは。

 

ちょっと話は飛びますが、

tomsai.hatenablog.com

 この時した下の話は、正確に言うと下の話ではなくて石の話だった。おそらく。この日からたま~に発作的に痛みが出ては収まったりしていた。はじめは1週間おきぐらいだったのが、ここ最近では2,3日おきぐらいに痛みが出ていた。みなさん、体のことで違和感を感じたら早めに診察してもらいましょう。あの時、「先生、〇ンタ〇痛いんです」と言っていたら、今より小さい段階で対処ができていたかもしれません。

 

ということで。私は今、桜が咲き始めたワクワクするような春の日に、石の恐怖と戦っています。ネットを見ていると、石を早く出す方法として軽く運動するのがよいとの記述が見られますが、果たしてランニングはどうなのかという記述は見られません。管に入ってからは激痛で走るなんてできないでしょうから、まだそこに行く前の段階で、ランニングが石に対してどのように影響するか身を持って体験しているところです。数日後精密検査をします。その時どこまで石が下がっているでしょうか。

乞うご期待!

(こわいよー)