体内にある恐怖の飛行石は約2cm下がりました。
出口まであと5cmです。こんにちは。
日曜日はクラブでトレイルランをしてきました!
福島市で桜の時期が一番盛り上がる花見山公園からちょっと登った十万劫山(標高400mちょっと)までのコースです。
花見山公園から少し離れた弁天山公園に集合。
弁天山公園の桜のほうがまだもう少しいけるぐらいの咲きっぷりです。先週は暖かい日が多かったけれども、この日は6℃ぐらい。あー、寒いなーと車のエンジンをかけたまま待っていると、今日の参加メンバー、ブタロウさん、Oさん、ちょびさんがやってきました。おー、寒いねーなんていいながら外に出ると、私以外三人とも軽装。軽装というのはロード走るのと同じシューズ、服装ってことね。OさんのシューズはOnのクラウド。石挟まりますよー。ちょび氏にいたっては短パン生足、上Tシャツにアームカバーという軽装で、例えるなら、時期にそぐわない軽装で登山し遭難した遭難者に対し、ニュースとかで山岳の専門家が、「この時期のこの山にこの軽装はありえませんね」と言われるぐらいのニュアンスの装いでした。と言いつつも、三人にはおそらくまあそこまで山山していないだろうという予想があったとは思います。まあ実際のところ山とはいえ、それなりに道ができているのでそんなに装備がなくても全然無問題なんですけどねー。加えて、トレイルをかじり始めようとする私の気分が高まっていたということもあり1人浮いた感じになりましたが、今後大会に出ようとするに当たって大会で走るような格好でシュミレーションしておきたいというのが第一でございます(1人はりきり具合を出してしまった照れ隠し)。そしてほどよくバラバラなデコボコ4人組でスタートです。
(今回のトレイルの前に試走をしてまして、花の写真以外は約3週間前の写真です。)
6時半にスタートして約10分強で花見山公園へ。シーズン終盤ですが、朝からそこそこの人がいます。日中は結構な人が花を愛でに来るので、できるなら朝早めがおすすめです。ちなみに福島駅からはシーズン中、そこそこの間隔でシャトルバスが出ています。
公園内はほどよい花に囲まれながら歩く。花、いい匂いしますねー、と言っても、「花粉症で分からない、、、」なんておっさん4人で登ります。
花見山公園の頂上。信夫山や弁天山からの眺望とはまた違った雰囲気。福島市は自然あふれる良い街だ。
菜の花の黄色いハートなんかが見えました。
それを撮影するちょび氏。婚活中。来年はあのハートの中で愛を誓う、、、。
(ここからは試走時撮影)
さていよいよ花見山公園頂上から十万劫山へ向かいます。はじめはウッドチップが引いてあったりします。
意外と急な登りに息があがり、私以外の三人、「あ、意外と傾斜がきついね、、、。」と面食らったご様子。
ここから試走時の分岐点の写真を。順不同。
分岐点、好きです。
こんな感じの山道をせっせせっせと登ります。
そしてスタート地点から5kmほどで十万劫山到着。
高さは420mぐらいと微妙な感じなので眺望も微妙な感じですが、それでも頂上というものはそれなりに気分を上げてくれるもんです。
頂上に行かないと分からないこともありますね。
行基がなんちゃらかんちゃら。象形文字がなんだか分からないものの、秘境っぽいイメージは醸し出しています。昔の詩かなんかの解読だろうか。象形文字のようなものは節回しみたいなものなんだろうか。頂上に着くなり、前日別途用事ができてしまい、妻より早く帰ってきてラインが来ていたので、「すみません、下りまーす。」と下山開始。
トレイルの下りは気持ちよい。間違いない。
ちょび氏のブログにあるようにトレイルから舗道に戻る終盤の砂利区間がちょっと足首やってしまいそうでこわい。
その終盤、もうひとつちょっとこわいのがあったのにみんな気づかなかったようだ。
ぱっと見、ウォーキングデッドのウォーカーみたいに見えて、試走時びびった半分埋まっているような案山子。
ちょうど10kmのところでバッテリー切れの今回のトレイルサマリー。
家から近い、アップダウンそこそこ、道は整っている、十万劫山頂上からまた違うコースへの派生も可能ということで、これからトレイルをしようとしている私にとってのホームコースとなるでしょう。今後のトレイルの大会参加予定は、7月末のOSJ板室、9月頭のOSJ安達太良と近場のOSJシリーズにエントリーする予定です。
そして初おろししたシューズ!
サッカニーの安いやつを持っていたのだけれど、前回のトレイルフェスタで試し履きしたinov8がやはりカッコよくて、、、。AMAZON巡回していた時に50%近くオフになっているのに気が付き即購入。ちょっと衝動的過ぎたかと思ったが、このシューズを購入翌日、同じシューズがだいぶ値上がり(というか値下がり幅が減った)してしまっていたので、これも何かの思し召し。いいタイミングだったのでしょう。しかし、このAMAZONの価格変動には一喜一憂させられますね。買うタイミングが難しい、、、。
今回購入したのは、inov8 Parkclaw275。ロードからトレイルに入ろうとする初心者に適した、クッション性、ドロップ差のあるエントリーモデル。試し履きしたTrailroc275はソールがとても薄く感じて(短い距離用とのことだった)なかなかハードだったが、こいつはしっかりクッションがあり、足を全体的に守ってくれる感じ。
アウトソールのパターンは細かめで数が多いよう。部分的に圧がかからず分散されるようで足に優しいが、この数と間隔だと雨が降って泥などが多い道の場合、泥が挟まってデコボコの間が埋まってしまうそう。雨の時の悪路はあまり向かないらしい。これとは逆にmadclawというのがあって、それは悪路用らしい。
これがそれ。ぬかるんだトレイル用のソールパターンだそうだ。
雨の時はこれ、岩肌がごつごつハードの時はこれ、などと用途によっていろんなタイプのトレイルシューズがあって、本格的にやろうと思ったら大変そうだなあと思いました。金銭面が。
アッパー。
ヒール。
275gとロード用に比べて重いが、このぐらいがっちりしていてくれたほうが初心者にとって良さそう。当面はこいつとともにやっていこうと思います。
ていう感じで、クラブ初のトレイル終了です。山はロードとは違う楽しさがありそうでこれからが楽しみです!