日曜日は初トレイルでした!
みちのく湖畔FUNトレイルフェスタといいまして、宮城は川崎町、みちのく湖畔公園里山地区で開催されたイベントです。はじめてトレイルの大会に出るには、距離もロングで6kmと短く、スタート前には講習会やトレランシューズの試し履き会もあるっていうので、とても入りやすい大会だと思い、二女と一緒に参加することにしました。
この大会、RUNNETでエントリーしたものの、事前案内がなかったり、公式HPでの情報が乏しかったり、当日までいろいろと不安なところはありました。事前の案内がないため、駐車場の場所もみちのく湖畔公園だからあそこだろぐらいの感覚でいったら案の定違う駐車場にいってしまい、駐車場のゲートの人に、「マラソンですか?ここじゃないんですよね~。もう10人以上こっちに来てますけど、、、」って言われて。だよね。こっちだと思うよね、、、。ちょっと大丈夫かなと思いながらも、正しい駐車場へ向かいました。
駐車場についてようやく看板発見でひと安心。
みちのく湖畔公園の中でも里山地区というところで開催。この地区ははじめて。みちのく湖畔公園といえばARABAKI ROCK FESで、以前は毎年の恒例行事として参加していました。今は恒例行事を秘湯での湯治に変更してしまったため行かなくなってしまったが、また行ってみたい。
会場まで数百メートル、それにしても天気がよく、蔵王連峰がとてもきれいでした。
人数が多い大会でもないので、ささっと受付を済ませて会場へ。
会場は試し履きのブース、トレランザックのブース、ステージと非常にコンパクトにまとまっております。春を感じさせるぽかぽか陽気とあいまって非常に良い雰囲気でした。陣地を作り、ちょびさんと合流。ちょびさんにはお互い初トレイルを楽しむこと以外に、我々親子のキラキラ写真を撮る使命が課せられています。それらの写真は後ほど。
何といてっもまずは気になるトレランシューズの試し履きブースへ。
おお、inov8があるある。サロモンやらスポルティバやら聞いたことがないやつやら。一応安いサッカニートレイルシューズは持ってきていたけど、試し履きのままレースを走ってもいいていうので、ちょびさんと迷うことなくそうすることに。二女がはけるやつもあったので三人一緒に試し履きでレース!
二女もなんか楽しそう。
じゃーん。
ちょびさんと三人でinov8!色違い!
いい。見た目は申し分ない。で、肝心の履いた感触はというと、ショート(短い距離用)のシューズということで、若干軽量(とはいえ270gぐらい?)、ソールは薄く、地面をダイレクトに感じます。いつもOnのクッションに甘やかされている足裏にはちょっと不安ありでした。ゴール後にOnクラウドに履き替えたらそのクッション性を改めて感じましたよ。こんなフカフカしたシューズで走ってたのかと。
試し履きでテンションがぐっと上がったところでトレラン講習会。初心者にとってはこれもありがたい。
プロのトレイルランナーさんが自ら進行し講習会スタート。帰ってから調べて分かったのですが、結構有名なランナーだったのですね、、、。松永選手は喋りが達者。機材の準備から進行まで全部1人でこなされてました。その他ゲストランナーが、須賀選手、高橋選手、真船選手で、真船選手は福島市の市民ランナーならわりと知ってる有名な方です。みなさん見るからに速そうでした。
靴のサイズに関してのお話や靴紐が解けない結び方のお話。
上りは前傾保持からの骨盤を意識して足を前に出すだけ。するとふともも前に負担がかからず上りやすくなるそう。そして肝心なのは、傾斜がきつい上りは歩いてもそんなにスピードが変わらないので歩きましょうということ。これはたしかにそう。ちょっとした意地でスピードが遅くても走ってやる!と思いがちだけど疲れるだけ。今回のコースでも上りはほぼ全歩きでした。
目線の話。遠すぎても近すぎてもだめ。目線が遠すぎたら足元の変化に気づけないし、近すぎたら遠くの変化に気づけない。だいたい3~4mほど前を見て走るとのこと。などなどためになるお話満載でした。
スタート前までの準備時間。
さてさて、TOMSAI親子のキラキラ写真を撮る使命のあるちょびさんに撮ってもらった写真。
いいねえ。
何の写真を撮っていたかというと、
今回計測チップが足首に巻くタイプだったのです。はじめてのタイプで、走ってて取れないのかなあとちょっと不安にはなりました。
スタート前。
基本的に妻が写真を撮らないので、今まで自分が写っている写真てあんまりないんですよね。今回はちょびさんにいろいろ撮ってもらって、良い思い出が残りました。ありがとう!
そうこうしているうちにレーススタート!
コースは1周約3km(実際は2.75kmぐらい)。私は2周で、二女は1周。スタートは一緒なので、1周目は二女と一緒に走り、2周目は1人で全力で。
今回二女とみっちりトレイルを楽しむためスマホを持たずに走ったので写真はなし。なので、走ったコースの雰囲気はちょびさんのレポをごらんあれ。
大会の雰囲気で山道を走るのははじめてなので、二女も終始楽しそうにしてました。道が狭いし、場所によっては結構ぬかるんでいて走りにくい状況がいっぱいありましたが、これがトレイルなんだなあと実感。この日は天気が良かったからいいものの、天気が悪いと最悪だなとも思ってみたり。
上りはやはり走れないので、二女の手を引っ張って「がんばれー」って励ましたり、下りではこわいと言いながらもニコニコしている二女を見ていてとても楽しかった。ほどよく上ったり下ったりの起伏が数箇所あって、最後の方はさすがに二女も疲れてきていたようだったけど、ゴール間際の100mぐらいは父を置いてけぼりのダッシュ。いいぞ、それ父もやるやつだ。二女はここでゴールで、さて次はひとりでお楽しみの1周。
1人になったらぐっとスピードを上げてかわしていきます。気持ちいい。上りにはいると、ふとももの前に手をやりながら、できるだけ大また早足でのぼるようにした。下りはできるだけ全力。といいながらも、木の枝やら石やらは散乱しているので、結構注意しないと危ない危ない。ほどよく心肺を刺激しつつも、トレイルレースはこういうものかととても楽しみながら走ることができました!
中級者上級者には全然物足りないぐらいだろうけど、初心者にはちょうど良いと思いました。
1周目は二女と一緒で20分半で、2周目は1人で16分40ぐらい。しかし、表彰式で小学生以下女の子の部1位の子が1周13分台というからびっくり。ということはあの上りも駆け上がっていったんだろうなあ。すごい。その女の子は男の子の部の1位もぶっちぎってた。男の子1位で15分台。大人の部で1周一番速い人で12分台ってどんな心臓してんだろ。こいつはすげえなあとあらためてトレイルのすごさも知ることができました。
ゴール後、ゴール横で待ってた二女を見つけて近寄っていったらインタビュー受けちゃった。
松永「どうでしたー?」
TOMSAI「下りはとても気持ちよかったです。上りがなければいいんですけどね」
松永「上りがなきゃトレイルにならないから(笑」
みたいな感じで。
写真部のちょびさんみつけてピース。
しっかりプロトレイルランナーと記念撮影!
ああ、楽しい。
終ってからはじゃんけん大会もありました。この規模だからできるプログラム。それでも連続4,5回は勝たないと生き残れないので大変です。
普段結構くじ運の強い二女はラストの戦いまで上りつめたが最後の最後で敗北、残念!
ちょび氏、ようやく三回戦ぐらいまで残るも、チョキのあいこで敗れる図。
私も良い見せ場なくじゃんけん大会は終了でした。
じゃんけん大会のあいまに、偶然勝ち上がったSTAFFがいて、ついでにみんなでお礼を言いましょう!なんてほのぼのした場面も。
トレイルに興味はあるけど大会には怖くてちょっとねえって言う人にはうってつけのイベントだと思います。試し履き、講習会、ほどよい人数、初歩的ながらも山道を堪能できるコース、プロランナーとの近さなど、ほんとに初心者だからといって気兼ねすることなく参加できます。こういうイベントがちょくちょくあると、もっとトレイルランは普及していくんじゃないかなあ。
最後にトレイルランをしてみてひとつ分かった私の欠点。
足首がかたい。
コース内のぬかるんでいるところや下りで結構足首をやられた。今現在、左足首の筋が少し伸びてるような感じが、、、。ロードと違って足元が極端に悪いので、その辺も十分注意しないといけないし、走る前にしっかり足首回しておかないとね。
てな感じの初トレイルでした。二女は1周では物足りなかったみたいで、「もう1周走りたかったなー」というぐらい楽しんでくれました。かくいう私も2周ではちょっと物足りないというぐらいに楽しみました。よし、次は9月のOSJシリーズの安達太良トレイルに出よう。
今後はロードを減らしてトレイルにも出たいと思います。というか近くにあまりトレイルの大会がないんだよなあ。知らないだけかなあ。また娘と出れるのがあったら、二女も興味を持ち始めているところなのでなおよし。また新しい楽しみができました!
以上。