もうすぐ春だから、ペースをうまく調整しなさい

昨日は1ヶ月ぶりの岩本式15kmビルドアップを断行。

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サブ3.5ペース設定にて結果は「鉄メダル」。

鉄メダルとは、二女の頭の中にある、金銀銅に次ぐメダルらしい。がんばれ二女。つまり自信を持って設定ペースクリア!ということではなくて、なんか微妙にいいんじゃない、悪くはないよという結果だった。

岩本式15kmビルドアップにおいてサブ3.5ペースは、2500-2400-2230でトータル1:11:30ぐらい。なのでトータルのタイムはクリアしているのだけれど、3段目のペース㌔430ががんばれずオーバーしてしまっていた。

【1段目 ㌔500 2500目標】

1段目のラップ。

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入りの1kmがまあ速いこと。ガンガンに寒いわけではなったし、体調も良さげだったのですーっと走ってしまった。本当はね、久しぶりだったのでサブ3.5ペースではなく、㌔510ぐらいから入ってそこから少しずつなんて思っていたのに、いざ走り出したらこのラップで、これはいけるところまでいくかと。これよくありがちな思考で、結果あまりよろしくないことのほうが多い。

さすがに440台はまずいと2kmは自重。しかし㌔5という数字が出てくるとなんとなーく気分が悪くてまたいきり出す。㌔457あたりを狙うも行き過ぎて、結局㌔450ペースに。設定2500に対して早くも40秒のアドバンテージ。

 

【2段目 ㌔448 2400目標】

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1段目でもう2段目に近いペースで走ってしまっているので、同じペースではビルドアップにならないだろうっていうんで、結局設定ペースより速くなる。2段目後半には㌔430台に。まあ、前回の感じからいくともうこれは3段目ビルドアップできずにステイで終わりだろうなあという予感がしつつも、まあなんとかいけるとこまでいこうよと踏ん張る。2段目だけで43秒のアドバンテージ。ただ終了時そこそこ息があがってきた。

 

【3段目 ㌔430 2230目標】

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さあ、ここからが勝負なんだよこの練習は。がんばってペースを上げなさいと言い聞かすも、ここまでのオーバーペースで、やはりなかなか上げれない、、、。目標ペースに届かないラップに多少イライラしつつ、これは最後まで持たんなと思った矢先の13km過ぎ。少し、ほんの少し、体が軽くなる。理由は不明。最後1kmはもがきながらの3段目唯一の設定ペースクリア。結果目標ペースに対し15秒オーバーに。

1段目、2段目のアドバンテージを生かして見事「鉄メダル」の獲得です。

 

結局のところですよ、1段目、2段目をもっとうまくペース調整してやったらなんとかなったんじゃねえのって話です。何回も15kmBU走してんのになかなかうまくいかない。その時々の心境で、特に気分体調ともに良い時は最初から抑えられなくなってしまうんだよねー。これは大会でも一緒で、今までのフルは100パーセント後半大幅ペースダウン。単純にスタミナ不足が大きい要因なんだろうけど、もうちょっとうまくペース調整できたらいいなあと、外の春一番の暴風の音を聞きながら書いている次第です。

とはいいつつも、岩本式15kmビルドアップサブ3.5ソツケンクリアの光は今までより見えてきているとは思っている。トータルタイムは1分上回っているのだから。それほど遠くない日にクリアできたとして、あとは走りきったときの余裕度がどんなもんかだ。ギリギリいっぱいの余裕無しでは、やっぱりサブ3.5は厳しいと思う。13段目終った瞬間に止まる、歩く、のではなく、ジョグペースぐらいでつないでいけるようになったらいいんじゃないのかなあ。そうなるにはもうちょっと練習が必要だ。

 

さてさて3月に入りました。今現在、ものすごい春一番が吹いていますけれども、もうすぐ春が来ると思うとすこしウキウキする今日この頃であります。


曽我部恵一「春の嵐」

白鳥ランデヴー

日曜日の朝、6時起床。

本当は5時に起きて30kmぐらい走りたかったのだが二度寝。6時過ぎてしまったら帰りが遅くなってしまうので20km程度と決めて出発。ウルトラに向けてスタミナつけたいと言っておきながら、はじめからなかなかの手抜きっぷりである。

なんとなく久しぶりになってしまった河川敷コースへ。

河川敷へ入るとすぐ白鳥たちが大勢ワーワーしていた。

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以前は場所によっては白鳥を間近で見られる(えさなどあげれた)ところがあったのだが、震災やら何やらで入れなくなってしまった。とはいえ鳥達はこの川へやってきてはワイワイやっている。まあ、この辺では特に特別なこともなく、ごく日常的な風景を見ながら黙々と走ってきた。

ずっと河川敷を北上していくのだが、ある場所を通過した時、あるべきものがないことに気づいた。あるべきものというかそこにあったはずのもの。

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川沿いに昔からあったラブホテルがない。あ、今の時代ファッションホテルとかブティックホテルとか言うのか。それじゃあなんか意味分からないな。ラブホテルでいいや。

そのホテルの名はホテル白鳥。物心ついたときにはそこにあった(というかラブホテルであるという認識ができるようになった高校のころ、つまり20年以上前)し、ホテルの入り口の古めかしい白鳥のイラストと部屋の見取り図に、空室か満室か分かるように付けられた赤と緑の豆電球がとてもレトロな雰囲気を醸し出していた。川には多くの白鳥たちがやってくるのと同じように、ホテル白鳥にも多くの“鳥”たちがやってきて、様々な愛の形を作っては去っていったのだろう。時代的な移り変わりをひしひしと感じながらもどこかセンチメンタルな気分になってしまう。私もだいぶ年をとってきているようだ。

ホテル白鳥はなくなってしまったようだが、この手の古い店舗やお店などの商売が、そもそも経営的にうまくやれているのかどうか、ふと気になることがある。小さな町の小さな商店がなぜつぶれずにやれているのかといったようなことだ。まったくもって余計なお世話なのだが、やはりここまで長い間経営をしていたと言うことはそれなりに利益が出ていたということだと思うし、ならばはたしてどうやってうまいこと儲けて店舗を続けてきたのだろうか。

ラブホテルとは関係ないが、そんなことを曲にした人たちがいた。


U-zhaan × rei harakami - 川越ランデヴー

「川越ランデヴー」という曲。タブラ奏者のユザーンと、亡くなってしまったがとても大好きだったレイハラカミが作った曲。川越にあるごぼう専門店を題材にしていて、その独特な雰囲気が良くてよく聴いた曲。貼った動画のようにリアルでお店に行った、とても心温まるドキュメンタリーもあった。


U-zhaan × rei harakami / リアル"川越ランデヴー"

先にも書いたような率直な疑問と、実際には想像に及ばない中の人たちのリアルとが、実際に会うことでそーっと繋がっていく感じがとても面白いと思った。決して冷やかしをしているわけではなく、素朴な疑問と川越のたしかにそこにある日常が織り成す雰囲気とメロディー。レイハラカミのトラックの浮遊感も心地よい。

 

こんなセンチメンタルな曲を聴きながらランニングするのも良さそうだ。

それから、白鳥たちはこれからどこへ行くのかな。

かわいい声を聴きながら走ったら楽しかった

フルのダメージって結構内側の見えないところに潜んでいると言うか、知らないところに溜まっていると言うか、そういうことをちょっと感じました。昨日は10kmをジョグしたんですけど、7km過ぎぐらいからやけに両膝、皿の周りがきしむような感覚になったんですよね、、、。それと同時に股関節周りもじわーっと重さが出てきて、決して速いペースじゃないのにこういう風になるのって、やっぱり先日のフル疲労が体に実は残っていると言うことなんだと思うんです。先週日曜には20km走ったけど、その時も終盤膝がきしんできて、なんか油が足りてない的な感覚になりました。ネットで見ると、フルのダメージが完全に抜けるには2週間以上かかるという記事もよく見るので、まずは無理せず故障しないように進めねば。

 

そんで。昨日の10kmジョグ中にえらいかわいい声を聴きながら走ったら楽しかったという話をします。というのもスマホの機種変更をしまして、その新しい機種にはFMラジオが聴けるアプリがありましてね。いつもだとダウンロードしておいたポッドキャスト(長めの距離の時)とか音楽(短めの距離の時)とか聴きながら走るのですが、せっかくFM聴けるなら聴いてみようと思い立って、スタートからFMを流し始めました。

21時スタートした時には、高橋優*1がパーソナリティの番組が流れていました。震災後、結構風とロックのイベントで福島に来ていたのでよく知っています。ハキハキしたいい声だと感心しながら黙々と走ります。そして21時半になり、番組が切り替わったと思いきや、やけにご機嫌でキャピキャピしたジングルが流れてきました。

 

「あ~ちゃん ちゃあぽんの! “West Side Story”!!!」

 

あー、なんかアイドル系のラジオかー。

 

「パヒュームのにしわきあやか、あーちゃんです!、、、」

 

あー、パヒュームのねえ、あーちゃんですか。そうそうこんな声だったね。かわいいわ。

 

「、、、妹のナイン(?)のにしわきさやか、ちゃあぽんです!」

 

おー、妹いたのか、そう言われると声一緒だ。なんかどっちがどっちだかも微妙に分からん。

てな感じにですね、キャピキャピしたラジオ番組が始まったんですよ。普段、音楽やらポッドキャストもそうだけど、ちょっとひねくれた感じの男どもの声とか音楽を聴いているので、このキャピキャピした二人の声がやけに新鮮に聞こえました。この日の番組は、あーちゃんの誕生日が近かったらしく、クイズにたくさん正解すると肉を食べられる食事券がもらえるとかいう企画でした。それはそれは他愛もないクイズのやりとりなんだけれども、もうそれがかわいくてかわいくて、ついニヤニヤしてしまうんですよ。聴いたのと同じやつがYouTubeにあったので貼っておきます。


2018 2 16 あ~ちゃん ちゃあぽんの!“West Side Story”

あー、かわいい、かわいい、かわいい。

「おにくたべよっ!」(9分24秒)

「おにくたべよっ♪」(15分24秒)

「おにくたべよっ!♪」(16分53秒)

タニタタニタ

夜でよかった。昼間はこんなの聴けません。ニタニタしながら走っているおっさんなんて気持ち悪くてしかたない。

しかし、なんかかわいい声聴いてたら30分なんてあっという間で、平日夜の1時間程度のジョグって結構飽きるんだけど、昨日は全く飽きませんでした。それはかわいい声を聴いていたから。もう、なんだろ、なんか楽しかったです。ただ、毎回これではちょっとしんどいので、これから毎週月曜日の夜は「あ~ちゃん ちゃあぽんの! “West Side Story”」を聴きながら走りたい思います。耳にも少々保養を。

 

ランニングって結構続けるのが大変ですけどね、こんな楽しいこともプラスアルファで取り入れながらやると、意外と長続きさせるためのポイントになったりするんじゃないですかね。

かわいい声を聴きながら走ったら楽しかったです♪