かわいい声を聴きながら走ったら楽しかった

フルのダメージって結構内側の見えないところに潜んでいると言うか、知らないところに溜まっていると言うか、そういうことをちょっと感じました。昨日は10kmをジョグしたんですけど、7km過ぎぐらいからやけに両膝、皿の周りがきしむような感覚になったんですよね、、、。それと同時に股関節周りもじわーっと重さが出てきて、決して速いペースじゃないのにこういう風になるのって、やっぱり先日のフル疲労が体に実は残っていると言うことなんだと思うんです。先週日曜には20km走ったけど、その時も終盤膝がきしんできて、なんか油が足りてない的な感覚になりました。ネットで見ると、フルのダメージが完全に抜けるには2週間以上かかるという記事もよく見るので、まずは無理せず故障しないように進めねば。

 

そんで。昨日の10kmジョグ中にえらいかわいい声を聴きながら走ったら楽しかったという話をします。というのもスマホの機種変更をしまして、その新しい機種にはFMラジオが聴けるアプリがありましてね。いつもだとダウンロードしておいたポッドキャスト(長めの距離の時)とか音楽(短めの距離の時)とか聴きながら走るのですが、せっかくFM聴けるなら聴いてみようと思い立って、スタートからFMを流し始めました。

21時スタートした時には、高橋優*1がパーソナリティの番組が流れていました。震災後、結構風とロックのイベントで福島に来ていたのでよく知っています。ハキハキしたいい声だと感心しながら黙々と走ります。そして21時半になり、番組が切り替わったと思いきや、やけにご機嫌でキャピキャピしたジングルが流れてきました。

 

「あ~ちゃん ちゃあぽんの! “West Side Story”!!!」

 

あー、なんかアイドル系のラジオかー。

 

「パヒュームのにしわきあやか、あーちゃんです!、、、」

 

あー、パヒュームのねえ、あーちゃんですか。そうそうこんな声だったね。かわいいわ。

 

「、、、妹のナイン(?)のにしわきさやか、ちゃあぽんです!」

 

おー、妹いたのか、そう言われると声一緒だ。なんかどっちがどっちだかも微妙に分からん。

てな感じにですね、キャピキャピしたラジオ番組が始まったんですよ。普段、音楽やらポッドキャストもそうだけど、ちょっとひねくれた感じの男どもの声とか音楽を聴いているので、このキャピキャピした二人の声がやけに新鮮に聞こえました。この日の番組は、あーちゃんの誕生日が近かったらしく、クイズにたくさん正解すると肉を食べられる食事券がもらえるとかいう企画でした。それはそれは他愛もないクイズのやりとりなんだけれども、もうそれがかわいくてかわいくて、ついニヤニヤしてしまうんですよ。聴いたのと同じやつがYouTubeにあったので貼っておきます。


2018 2 16 あ~ちゃん ちゃあぽんの!“West Side Story”

あー、かわいい、かわいい、かわいい。

「おにくたべよっ!」(9分24秒)

「おにくたべよっ♪」(15分24秒)

「おにくたべよっ!♪」(16分53秒)

タニタタニタ

夜でよかった。昼間はこんなの聴けません。ニタニタしながら走っているおっさんなんて気持ち悪くてしかたない。

しかし、なんかかわいい声聴いてたら30分なんてあっという間で、平日夜の1時間程度のジョグって結構飽きるんだけど、昨日は全く飽きませんでした。それはかわいい声を聴いていたから。もう、なんだろ、なんか楽しかったです。ただ、毎回これではちょっとしんどいので、これから毎週月曜日の夜は「あ~ちゃん ちゃあぽんの! “West Side Story”」を聴きながら走りたい思います。耳にも少々保養を。

 

ランニングって結構続けるのが大変ですけどね、こんな楽しいこともプラスアルファで取り入れながらやると、意外と長続きさせるためのポイントになったりするんじゃないですかね。

かわいい声を聴きながら走ったら楽しかったです♪

初夏の予定はステイ

いわきサンシャイン後、翌日から夜中働くというイレギュラーな週が終ろうとしている花金の今日昼ごろ、1通のメール。RUNNETからの仙台国際ハーフの抽選結果のお知らせメールがきた!

当たったかなあ、どうかなあと恐る恐るスクロールしていくと結果はRUNNETで確認して!っておい。東京マラソン的抽選結果メール(件名とか受信した時間とかでどうだったか分かるやつ)だと思い込んでいたので、ちょっとしたドキドキを返して欲しい。ていうかすぐ分かるよりこっちのほうがドキドキが長引いて良いか。

すぐさまRUNNETへ行きました。

 

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はい。了解です。予定通りウルトラのCBS(チャレンジ磐梯吾妻スカイライン66km)へ行きます。仙台ハーフ出る人が多くて楽しそうだなあと思って申し込んではみたものの、日光ウルトラを1ヶ月前に控えたこの頃にあれもこれもではいろいろと大変なので、これで潔くストレートに100km完走へ向けての準備ができるというものです。

 

フル後の足へのダメージはもう無くなりました。水曜日には1時間弱ジョグ。夜勤が少し続いたので睡眠不足で体が変なだけで、今日からはまた通常運転に戻っております。いわきのフルの反省と100kmウルトラへの準備をふまえて、土日から早速スタミナ強化を進めて行きたいと思います。

 

(夜勤時にオルタナでかっこいい園田隼選手を発見)


54-71 / iron joyful

 

【第9回いわきサンシャインマラソン】レース後のワチャワチャ

更衣室のテントの中、見つけたIさんへと近づくとそこには私よりだいぶ先にゴールしたのに、走った格好そのままでストーブの隣で体育座りをしているIさん。

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(イメージ)

私「お疲れさまでしたー。あ、ちょびさん、すごかったねー」

ちょびさん「いやいや、あの、Iさんの荷物が、、、。

私「え?」

Iさん「荷物が紛失したんです、、、。」

私「えー、まじですかー」

Iさん「私以外にも荷物無くなった人がいるみたいで、、、。」

若者「私もなんです、、、。」

同じくストーブ周りでランシャツランパン体育座りの若者が手を上げた。

あらあ、なんだろ、珍しいなあと思いながらもどうすることもできずにスタッフに相談をして待っている状況だったみたい。個人的には結構体格の良いIさんがぽつんと体育座りをしている、まさしくイメージのTWDのダリルのごとき様子が少しおかしかったのだが、なかなか見つかりそうもない状況だったので、先にちょびさんとゴール後のお楽しみ、無料振る舞いをゲットしに行くことにした(薄情)。

 

いわきサンシャインではいろんなものがもらえる!

いわきサンシャインではいろんなものがもらえるんです。

まずは冷えた体を温めるさんまのポーポーつみれ汁!

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ひとくち目が予想以上に生臭くて海の香りが強くてウェッとなったが、豚汁には少し飽き気味のランナーにはおすすめの一杯。どの変がポーポーかは謎。

続いては、

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この長蛇の列を制してゲットした、、、

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カジキマグロ入りのカレーパン!!

ふんわり揚がったパン生地の中に、ふんだんに入れられたシーチキンカジキマグロとカレーがベストマッチの一品です。カジキマグロ入りのカレーパンかメンチカツどちらかの選択だったので今回は迷わずカレーパンにいったが、メンチもすごくおいしそうだったので来年はメンチにしようかな。

列で待っている間その横で配っていた、

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いわきは海産物以外にもしいたけを推しています。いわきゴールドしいたけはそのほかにも椎茸焼酎とかも出しています。個人的に椎茸はどちらかというと苦手な食べ物です。このほかにもバレンタインが近いので、おばさまからチョコレート(地元スーパー協賛)をいただいたり、地元お菓子屋のゼリーが配られたりしました。そのほかにもいろんな出店があるので試供品を配っていたりとかしていたようです。いわきサンシャインマラソンはこんなところでも楽しめる大会ですよ!

 

シャイなおっさん達シリーズ

カレーパンやら椎茸うどんを手に持ち、満足した我々(私とちょびさん)は、ちょっと風が強く寒かったので、ステージ前の風除けのあるテント内に移動し休憩することにしました。そしてステージ横を通過しようとしたその時、ステージ横の記念撮影場所みたいなところで、華やかに写真撮影をしている人たちが!

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青いウインドブレイカーに月桂冠月桂樹をかぶっているのが、今回女子で大会新記録で優勝した吉田香織選手。その隣にはゲストランナーの那須川さんや芸能人、モデルで女子最速ランナー西谷綾子さんらの姿が。さあ、おっさん達2人、何を合図するでもなく、有名人達の流れに沿って動き始めます。ただ、そこは先日の広野町ふる里ふれあいマラソンのゲストランナー、中村優ちゃんにシャイすぎて最後の一歩を踏み出せなかったおっさん達。

tomsai.hatenablog.com

私がちょっと近寄りながらカメラを向けると、

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若いおっさんが無料配布品を手にいっぱい持ちながらターゲットへ近づいていきます。

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十分に近づいたところでピースサインを出しますが、なんかワチャワチャしてだめです。ピンクのウェア、西谷綾子さんはすぐそこです。

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私は良い機会を逃さないよう連射しますが、対象をしっかりと捉えることができません。もうだめかと思ったその時、

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シャイなおっさん達の限界2。

満足したおっさん2人はステージ前のテントでカレーパンを堪能しながら、地元出身の山の神やゲストランナーさんのトークショーを見ました。

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引退しても山の神柏原さんは地元でも大人気。引退してもそのすらっとしたランナー体型は憧れる存在です。人柄も良いしねー。引退してから地元の大会では、すごくローカルな大会でもゲストに来てくれるので会える確立大でございます。

それと帰りのシャトルバスに乗り込む前、すれ違った元巨人の鈴木尚広さんと握手することができた!男性だとすぐ握手を求められるおっさんです。鈴木尚さんはもやはり福島出身のスーパースター、かっこよかったなあ。あと、私は握手できませんでしたが、やはり地元出身のラガーマン(昨今のラグビーブームの中、日本の主力選手でもあった)大野選手もいました。これがまたでかい!!握手したクラブメンバーに聞いたが、とんでもなくでかい手だったらしい。

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(今回のゲスト達)

 

最後の心配、荷物はどうだったか

そんなこんなで、クラブメンバーOさんとも合流し、諸々堪能した我々はIさんのもとへ。荷物は見つかったかなー。

更衣室テントへ向かうとそこには着替えを終えようとしているIさんが!

Iさん「荷物見つかりましたー!」

一同「あー、よかったですねー」

うん、よかったよかった。

だがしかし、なぜ荷物が出てこなかったのか。その理由は荷物に書かれたゼッケンナンバーにありました。スタート前のレポで書きましたが、Iさんは3回目のいわきサンシャインマラソンにもかかわらず荷物預けのシステムを理解していませんでした。荷物預けバックに貼るゼッケンナンバーのシールを忘れ、荷物預かり所でそこのスタッフの方にゼッケン番号を書いてもらったみたいなのです。しかしその書かれたゼッケンナンバーがちゃんと書かれず、本来4桁のはずのゼッケン番号が3桁しか書かれていなかったらしいのです。

例えば、

正解)2568 → 間違い)568

と書かれていた。なので2568の荷物受取場所にあるはずのものが568の荷物受取場所へ移動されてしまっていたのです。その可能性(他の場所にまぎれていないか)をしたところようやく荷物が見つかったというわけです。スタッフの方々もこれはまずいと一生懸命探してくれたようです。結局1時間半以上待つことになってしまったのですが、なんとか荷物が出てきてよかったー。というか、そもそもIさんがちゃんと事前に案内されたとおりに準備していればこんなワチャワチャは起こらずに済んだんですけどね(笑)みなさん、大会前にしっかりと要項、案内を読みましょう。

 

はい、こんな感じで地元での楽しいフルマラソン大会が終了しました。レース前からレース後まで今年は特にクラブメンバーと楽しく参加できた思い出に残る大会となりました。もうこの大会は今後も欠かさずおじいちゃんになって走れなくなるまで出続けようかなと、今のところは思います。今後もどんなドラマが待っているのか、いわきでサブ3.5へ向けて今後もがんばっていきたいと思います!

 

終。