今日はどこぞの応援ソングにありそうな「自分を信じて、奇跡を信じて」といったようなことを少し信じてみようとしたりした。

東京マラソン抽選

期待していた。

 

心の奥、心のずーっと奥の方で、もしやって思ってた。

12,3倍って思ってるより当たるんじゃないのって。

 

サッカーチームだったらレギュラーのうち一人は当たる。

うちの会社だったら3人当たる。

たこ焼きが12個あって、その中のひとつが大量のからし入りで、

そこから、からし入りを引く自信はある。

 

自分を信じて。

奇跡を信じて。

 

そんな応援ソングにありそうな言葉を少し信じて。

 

でも、今まで落ちる人しか見てこなかったから、

かなり難しいんだろうなっていうことはうすうす感じていた。

そんなに鈍感じゃない。

空気を読めないわけじゃない。

 

ただ、俺は選ばれた人間だと、自意識過剰な心持ちがあるわけではないが、そうであったらどんなに恍惚とした優越感に浸れるのだろうかと妄想もする。

 

人生の主役は自分である。

 

当選メールをみてガッツポーズしたいところを、敗者の気持を考えて、スポーツマンシップに則って堪え、何食わぬ顔をする準備はできている。それができる男だ。

 

なんか当たる気しかしなくなってきた。

朝から今日は当選メールが来る日だと確信した。

そしてその喜びを抑えつつ、いつも通りの生活を心がけようとした。

 

これ当たるわ。

外れる要素がない。

だって信じているんだもの。

 

 

午前11時6分。

アイフォーンが震えた。

 

 

 

 

 

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DAYONE。