マイフェイバリットシューズと着地

寿命間近

大好きなランニングシューズがそろそろ、、、。今朝の15kmBU後のクラウドサーファー。

https://www.instagram.com/p/BSmsLbFBfJl/

切れそう。ていうか半分切れてる。

ガーミンコネクトで集計すると、このシューズを履いて走った距離は、正確ではないがそろそろ1000km。全力に近い時にはクラウドレーサーを履いていたので、そこまで強い強度のランニングをしていない分、寿命的にはまずまずと言っていいのだろうか。サーファーはアッパーがしっかりしているので、見た目的には全然いけるのだが、肝心のCloudTecが切れたのでは致し方なし。まだ、それほど違和感を感じるまではいっていないので、今後はJOGとか普段履きとして履いていこうと思う。走ることが好きになるきっかけとなったシューズなので少し寂しい。

 

走り方はそれなりに

それにしてもだ。写真を見てもお分かりの通り、ほぼ踵の外側しか減っていないではないか。踵着地は結局ブレーキをかけていて、長い距離になればなるほど体への負担が大きくなっていくと聞く。結構なエネルギーを使っているのだろう。少し前からそれはずっと気になっていて、できるだけ足裏全体で着地できないかと考えてはいる。フラットに着地をしたらもう少しエコノミーな走りができるのではないか。ただ、足先だけで踵じゃない、もっとつま先側でこうだ!なんてこちゃこちゃやっていたところで体全体のバランスとか、私の体が持っている骨格本来の形とかがあるのだから、それを無理に矯正したところで逆にどこかでストレスがかかってしまうのではないかとも思う。人にはそれぞれ適した走り方があるのだろう。速さをとことん追求するのであれば、きっちり体幹トレーニングをしてフォーム改善!といきたいところではあるが、がっちりいく意志の強さがそれほど自分にあるとも思えないので(一時期やっていた体幹トレもご無沙汰気味だし)、少しずつそちらのほうへ向かうような感覚でいいのかなあと思っている。マイコーチが言っていた。

「人っていっぱい走っていくと、おのずとその人なりに疲れないような走りに変わっていくみたいですよ」

なるほど。少しずつ走り方の意識を変えつつ、距離を積んで、結果速くなった長く走れるようになった時、ちょっと走るフォームがかっこよくなっている。

そんな感じでいきましょうか。

本日の最高気温22℃。

暖かい。

 

出先よりちょっと足をのばして、チャレンジ磐梯吾妻のコースを上ってみる。車で。アイフォンのアプリ、ランタスティックを起動し、上りの傾斜を見る。分かってはいたけど、きっつい上りだなあ。先日の土湯温泉への峠走時の勾配より、高湯温泉*1へ向かう上りの方が全然きつい。S字カーブのある上りって勾配きついよね。高湯温泉を過ぎるといよいよ旧有料道路の磐梯吾妻スカイラインに突入していく。

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まだまだ雪が残っている。今週の暖かさでだいぶ溶けたようだが。この先花月ハイランドホテルを過ぎると磐梯吾妻スカイラインなのだが、

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冬季通行止め中。今週の土曜日から通行可だった。解放したての時はスカイラインの道沿いに雪の回廊が見られる。

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(ネットより拝借)

なかなか風景の良いスカイライン。冬季通行止めになっているところまでで標高1000m弱なので、最高標高の浄土平、吾妻小富士で約1700m。あとスカイラインを700m上る、、、。なかなかだね!

 

スカイラインが通行止め解除されたら一度浄土平まで行ってみようかなと思ったが、走って上ってみた時の感動を少しでも大きくしたいなあということもあり、控えようと思う。スカイラインの風景はだいだい知ってはいるけれど。

 

約15年前に岩本能史氏が走った時と同じ道をあと少しで走れるのかと思うと、今日見たきっつい上りはそれはそれで楽しみだ。大会まであと2ケ月を切っている。少しでも長く走れる体力をつけて、そして怪我無くスタートラインに立てますように。

いよいよ春。


Sunny Day Service - 桜 super love【Official Music Video】

サニーデイの新曲を。サニーデイらしい、ちょっと切ない春の歌。

*1:土湯に並ぶ市内から近い温泉郷。硫黄成分が多い湯が特徴。

峠走記念日

!!!

4/4 am8:24

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!!!

 

いつものように朝礼が終わり、そそくさと定位置に着こうとした時にこれである。

 

おわかりいただけたろうか。

 

「・・・あなたのバンビさん、小さい...。」

ここもなんかちょっと変な感じだが違う。ここじゃない。

 

 

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ほらほらほらおrはおhらおhrはお。

「懐かしいです」とあなたが言ったから四月四日は峠走記念日。

 

コメントを頂いてしまった

若干取り乱してしまったが、なんと昨日の記事にて、あの岩本能史氏よりコメントを頂いてしまったのだ。たぶん、氏に間違いはないと思う。怖い怖いネットの世界だから、まだ本人ではないのではないかと疑っているところもないわけではないが、このような小さな小さなところで愉快犯が現れるとも思えない。

このブログを書き始まって約2年、一番うれしかったのはサブ4をなんとか達成した時、多くのコメントをいただいたことだ。最近でそんなに祝福されることってそうはない。

 

そして今日。それに匹敵するぐらいの話である。

 

岩本氏は、私のまだまだちっぽけなランニング人生ではあるが、そこに大きく影響している。氏がOnのアンバサダーをしていることからOnのシューズに興味を持った。そして偶然出会ったお買い得なOnのシューズを手に入れてから、そのシューズを履いてランニングすることで、走ることがとても楽しくなった。私の発展途上の走力(そう思いたい)ではそのシューズの特性を活かせてるかどうかは、はなはだ疑問ではあるが、一風変わったシューズで大会に出て、「あいつなんかあまり見たことないシューズ履いてるな、速いのかな」と思われてるんじゃないかと完全なる自意識過剰を発揮しつつ、「なんだごくごく一般的な市民ランナーじゃないか」という残念な形を繰り返していたのだが、ここ最近の大会では、本当によくOnのシューズを見かけるようになった。サブ4を達成した時に履いたクラウドは軽くてソフトで私にとてもよくあっていて、5月末前にもう一足ウルトラ用に別カラーを購入しようとも思っている。そんなOnとの出会いを導いてくれたのが、岩本氏である。

氏の著書、「型破り マラソン攻略法」はトレーニングの仕方がよく分からず、あっち(金コーチ)やこっち(小D)に手を出しながらも、試行錯誤していたころには衝撃的な内容だった。氏の提唱するソツケンにクリアしながらもサブ4ならず、自分の走力の無さを棚上げにし、これで大丈夫かよと疑念を抱くこともあった。それでも、それでも、氏の実績から裏打ちされるその独自の理論に魅力を感じ、氏の練習方法を取り入れている市民ランナーは今や数知れず。当然、私もその一人なのだ。

氏は数々の過酷なレースに挑んできたことは言うまでもない。私が今ハマっているグレートレースやこれから挑戦しようとするウルトラマラソンを世に広めた一人である。福島にOnの専門店が出来て、昨年、岩本氏のランニングセミナーが開催されていた。それを後から知ってしまったので、実際に話を聞くチャンスを逃してしまったことにかなり後悔していた。これから未知の世界に挑もうとしているところで、その不安の払しょく、道しるべとなってくれるのは、一番はやはり先駆者の言葉だ。ウルトラ挑戦まであと少し。そして、このタイミングでこれである。

 もちろん予約した。ウルトラに興味がある方、氏の言葉に耳を傾けよう。

 

宗教的になってきたところでこの記事をお開きとする。

 

率直に言って、とても嬉しかった。

素晴らしいランナーが、地元の至極ローカルな大会にされていて、それを懐かしんで、こんなしがない市民ランナーのブログに気軽にコメントをいただけたことに、感謝。

 

頑張って峠走して良かった。そしてまた頑張れる。