全部黒山靴購入記

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6/3水曜日、インターバル3×10。夜家に帰るとすでに長女がランニングを終えていた。あら。学校が始まり、父の時間に合わせて走ると遅くなってしまうので、だって。そうですかー。まあ、ポイント練習の時は良いけど、リカバリーの時は一緒に走りたいがしょうがない。

月オフ、火ジョグで足も復活。走り始めは若干重かったけど、ゆっくりジョグしているうちに軽くなってくる。15分ほどジョグってからインターバルスタート。3分疾走3分レストを10本。平地インターバルは本数間違えないようにワークアウト使用で。

先日走行距離1000kmを越えたボストン8。まだまだ履けそう、いや履けるんだけど、やっぱりクッション性は衰えてきていて、特にインターバルとかすると中足部のダメージが大きくなってきているような気がする。特に右足中足部。アウトソールが剥げているところだ。それでも優れたフィット感を感じながら足を上げる。㌔4設定で10本。最終盤はバタバタしてきてしまったがほぼ㌔4切りで終了。グッジョブ。まだまだ体が重いが、そんな状態の中でもなんとかこなせてはいるので、ここからまた怪我せず練習を積んでいきたい。

 

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ついに「G」が来た!2か月ほど前に、阪神ミニオンカラーのTERRAULTRA260(Gなし)を購入して、履き心地も満足がいくものだったから、その上位ラインナップであるグラフェン素材、いわゆる「G」を搭載したこのモデルはぜひ履きたかった。オールブラックをね。で、こいつが取り扱い開始されてからアマゾンの欲しいものリストにぶちこんで価格推移を見守っていた。アマゾンでは時折実店舗では到底目にすることのできない値下げがなされる時があるから。

欲しいものリストにぶち込んで監視すること約2ヶ月。自分のサイズが値下がり始めた。1日あたり500円~1000円ぐらいの間で徐々に値下がりされていく。この時在庫は3足。初の値下がりだし、果たしてどこまで値下がりが続くのかワクワクしてきた。とは言え、型落ち1年2年物というわけではないので、当初はそこまで値下がりしない予想だった。そして値下がり始めて約10日、50%オフまでいった!おー、やばい、ポチってしまいそう。しかし今現在所持のトレイルシューズは練習用もまだ新品のままのものも十分あるといえばある。3か月前の阪神ミニオン買わなきゃ速攻行ってたなー。ものすごい葛藤の中毎日、いや2時間おき、いや1時間おきに欲しいものリストをチェックした。

そこから1週間、停滞と微減をし、57%オフまでいった。9000円切るか。切ったら行くぞ!そこから2日経ってふと確認すると価格が20%オフに逆戻り。あー、負けた。くそー、もう少し下がると予想したが、その前に購入者が出てしまった。在庫が2足になっている。この割引レースは行くとこまで行って購入者が出ると元の値段に戻ったり、二度と割引されなかったりと予測不能な値動きをするので、最安で買うのがなかなか難しい面がある。このアマゾン値下がりシステムは小遣い制のおじさんにとってはとても助かるときもありつつ、どこかギャンブル性も感じる面もあってなかなか面白い。最安で買えたときの勝利感(みみっちいという客観的評価は気にしない気にしない)。

なんとなく感じた敗北感。ポチれなかった男気のなさに落胆しつつ過ごしていたのだが、それから約3日も過ぎたころ。カクーンとまた値下がりした!まだ2足在庫があるからあきらめずにリストには入れておいたのだ。下がったのは良いけど、その値下がりが前回のところまでいくかどうかは分からない。しかも前回以上の値段で買うのはさらに敗北感に包まれる。注視。注視し続けた。

カクーンと再び値下がりし始めてから1週間。きた。前回の最安まであと200円ぐらい。きたぞ。きたきた。だがここは我慢だ。前回よりまだ200円高い。ここで押したら負けだ。ポチりそうになるのを何度もぐっとこらえる。2回目の大幅値下げの波。ここを逃したら次はないかもしれない。いや、あと1足ある。しかし、また第3波が来たとしても同じところまで値下がりする可能性は低いし、ぽっと出の購入希望者に最安前で購入されてしまうかもしれい。悩みに悩む。何度もこらえるうちに、だんだんここで買うべき理由を探し始める。普段履きもできるじゃん。今のOnのオールブラックは2,3年普段履きのレギュラーでそろそろボロボロになり始めている。Onほどのスタイリッシュさはないけれど履けるぞ。おい、またここで数百円ケチってずっと後悔するのか!

次の日、下がった。前回最安値まであと3円。3円高いがここまで来た。もういいよ。楽になろう。ここからまた下がる可能性もあるけどよく頑張ったよ。夏日にならんとする昼下がり、時はきた。静かに、無駄なくカートにぶち込んだ。

手続きは淡々と進めた。ここ3ヶ月で4足目となるシューズというのはちょっと後ろめたさがあった。それらの3足は2000円台~6000円台とシューズにしては安いものだったけれど、やっぱり後ろめたさはちょっと感じる。なので受け取りをいつものコンビニ受け取りにした。そこで自分で受け取れれば家庭的には波風が若干穏やかになる。その1点を気にしつつ手続きを進めた。注文確定。よし。不要不急のシューズだがわが心は満たされる。よかった。

が、しかし。

注文確定後に違和感を感じる。ん、配達予定日が6/26日?!どういうこと?海外発送を見逃したかとかも思ったが、販売先はAMAZON.JP。普通にお届け予定日もお急ぎ便だったらすぐだったよな。なんで?ちょっとなんかおかしいなと思ってサポートと連絡を取ることにした。

何度かサポートに連絡したことはある。まずとりあえず連絡するならチャットがいい。難しい説明が必要でなければ。サポートチャットを始める。これは経験済みだが、いつも中国人のスタッフだ。しかも同じ人かな、いつもこの名前の方だ。ちょっと日本語はたどたどしいところはあるけど今まで全く問題はなかった。とりあえず事情を説明して、注文したばかりで発送準備にも入っていないから受取先の変更をしたいと申し出た。答えはすぐ帰ってくる。「コンビニ受け取りの場合、受け取り先の変更はできません」すごく丁寧に答えてくれた。そういうシステムなんかー。確かに1件1件対応してたら大変だし、店舗受け取りだと配送ルートがそもそも違って何かと不具合などあるんだろう。

サポートスタッフ(サス)は続ける。

サス「ご提案があります」。

サス「まだ発送していないので、一旦注文をキャンセルし、もう一度再注文して届け先を変更してはいかがでしょうか。」

私「いや、それだと私が購入した後、その商品の値段は上がってしまっているので、購入した時の値段では買えないですよね」

サス「たしかにそうですね」

サス「お役に立てずに申し訳ありません」

私「そうなんですね、、、。待つしかないようですね。注文時によく確認しないのがいけなかったのですが、この予定日がかなり遅くなったのには何か理由があるのですか?」

単純にコロナの影響かと思ったから取り合えず聞いてみた。

サス「申し訳ございませんが、配達予定日までお待ちいただけますでしょうか。」

なんか伝わらなかったようだ。ここはあきらめてお礼を言って退出した。それから間もなくお詫びのクーポンがメールできた。いや、そこまでしなくてもという案件ではある。

 

あまりにも予定日が遅いし、なんとか配送先変えてくれないかなーと淡い期待で今度は電話でサポートに連絡してみる。別に急ぎじゃないけどね、どうも気になって。若い男性が対応してくれたが内容は一緒だった。

若ス「受取先の変更はできないんです」

私「やっぱりそうなんですね、、、。でも注文後すぐだし、なんとかならないかと思って、すみません」

若ス「ご提案なのですが、一旦注文をキャンセルして再度購、、、」

私「あ、そうすると値段がもう上がってしまっているので、先ほど購入した金額よりだいぶ上がってしまうんです」

若ス「あ、そうですね、、、。(一旦保留して)再購入後の金額の保証はできないんです、、、」

そりゃそうだよね。そもそもしっかり見てから確定しろよという話だし。

若ス「予定日は6/26ですが、在庫はセンターにありますし、発送も2日もあれば発送されると思うので、そこまではかからないと思うのですが、、、」

私「はい、分かりました。待つようにします。お手数をおかけしました、、、」

失意のまま電話を終える。あー、ちょっとの後ろめたさでコンビニ受け取りにしたばっかりに。堂々と自宅にお急ぎ便で良かったのに。プライム会員なんだしよー。また靴が届いたと言ってもしっかり勇気をもって話せばよかったのに。失敗した。午後の仕事は注文手続きミスの後悔ではかどらなかった。

 

夜、仕事を終え家路を車で走り、受取先のコンビニにの前を通り過ぎようとした時違和感に気づく。なんかコンビニ周りが暗い。ん?!なんだ?!店が閉まってるじゃないか!改装?閉店?うおー、これかー、これなの?お届け予定日が6/26なのは。コンビニをみるともう真っ暗。あかん。これはあかん。物が届かないよ。これはまた連絡せねば。

今度は女性スタッフだった。

私「○○の注文の件で、、、(中略)、受取先のコンビニが改装で休業なのか閉店なのかわからないんですけど受け取りができない状況になっているのが今分かったんです!」

女ス「そうなんですね、、、。ただやっぱり受取先の変更はできなくて、、、。」

女ス「そこで提案があります。一旦キャンセルして再注、、、」

私「それでは高くなっちゃうんです、、、」(3度目)

私「でも、受け取り先にこのコンビニは指定できたし、その時点ではコンビニがこうなっているとは分からないんですよ、、、」

私「とすると、この荷物はどうなります?」

女ス「とにかく品物は発送され、受取先に向かいます」

女ス「その後受取先で受け取れないとなると倉庫に戻ってきて注文のキャンセル、返金処理に移ります」

私「えー、そうなんですか、、、。でもコンビニがそんな状況なのは本当に知らなかったんですよ。もちろん知ってれば指定しないし」

半分べそかきながらなんとかならないか懇願。ここからこの女性スタッフはさすがに小遣い制おっさんの小ささに同情したのかどうなのか、電話を保留にしながらできることを模索してくれた。あの規模になるとただ発送先を変更するだけでも大変なんだ。自分の判断ミスの後悔と申し訳なさと融通が利きにくい苛立ちとが入り乱れながら待つ。

待つこと5,6分。特例で何とかする方法を提案してくれた。一気に目の前が明るくなった。ありがとうございます、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。そこからはスムーズに指示をくれ、その手続きをする間も待ってくれていた。すべてが滞りなく処理された。なんならその数時間後の深夜、品物は発送され翌日届いた。やっぱりアマゾンすげえ。サポートのアンケートには高採点で返信した。

 

と、まあ長いこと書いたが、とにかくまたモチベーションを上げられるものが届いたのはうれしい。よかったよー、一時はどうなることかと思った。この数週間の値下げバトルが無駄になるとかはどうしても避けたかったしね。ほっとした。よし!これ履いて再来年か、MF目指すぞ!

 

シューズが配達された直後に妻からLINE。

妻「アマゾンから何か届いてるよ。何?」

私「欲しかったシューズがすごい安くなってて、、、(ニコリ汗マーク)」

妻、既読スルー。