上手に休めない

f:id:TOMSAI:20200325093542j:plain

3/24火曜日、傾斜15%10.3km/h1分+4km/h2分×10+傾斜0%10km/h15分、D+515m。週末長めに走った疲労は月曜日でほぼ抜けたようだが、ちょっと腰、正確に言うと腰よりちょい上の背中の筋肉の筋肉痛が残っていた。走るには全然問題ないので、いつものようにKTDをするべくトレミに乗る。さて本日の設定はどうしようか。この前は10.5km/hでいけたがきつかった。いけるとは思うが、しっかり今週も継続して練習を遂行するために無理はしないようにしようと思った。設定は10.3km/h。ほんの気持ちだけ下げる。

 

f:id:TOMSAI:20200325094421p:plain

心拍ベルト装着。1本目は心拍160まで行かず。先々週ぐらいは速攻160オーバーなので少し成長。3本目に入ると最大心拍95%まで上がる。よし、ここからが勝負だ。KTDをしててきついのが3本目と6本目のことが多い。3本目はきつくなり始めな上にこの先あと7本というメンタル的なもの。ただそこを越えて「無」になれると4,5本目は少し楽になる。しかし6本目にやはり肉体的きつさとメンタル的きつさが襲ってきて、2回目はきつさが倍。しかしそこを何とか乗り越え、7本目から「カウントダウン」思考になると、ふと気が楽になり「完走」が見えてくる。つくづくメンタルスポーツだと時間する瞬間だ。

あと、10本走る中で、フォームを意識的に変えてみることを最近覚え始めた。視線ひとつで足への負担が変わる。足を上げるテンポを変えるだけで足への負担が変わる。背筋をあえて少し丸めて前傾すると足への負担箇所が変わる。KTDでは心肺、脚力、登坂力だけではなくて、「自分の走り方を知る」という点においても有効なのではないか。これからロングトレイルに挑戦するにあたり、それを知ることはすごく必要なことだろう。まあ、上りはほぼ歩きにはなるんだけれども。エネルギーを極力使わない走り方、歩き方をこれから覚えなければならない。

ラスト2本からはベルトから足外しで心拍落ち着けないと150以下にならなくてきつかった。それでもシャッフルでグレートレースの主題歌がタイミングよく流れてきて、自分がロングレースの終盤ゴール間近であることを想像しながら乗り切れた。10本の後は傾斜戻して10km/hで15分ジョグ。心拍150切るぐらいまで落ちる。KTD終えたら軽く動きづくりしてサウナで終了。

 

さて、今週は娘たちの夜の送迎がないので、どういう練習をしていこうか。登坂力、スタミナ強化月間なので連日の傾斜トレミでいき、週末はまたホームコーストレイルか。そうこう考えているときに、ある「練習と休養」に関するツイートが目に留まった。最近の練習に対する考え方などはツイッターで見た情報によって構築されていくことが多い。速い、強い、ランナーたちがいろんな練習に対する考えをつぶやくので参考にする。その他ギア情報とかもね。

で、そのツイートにリンクされてたブログを読むと、

レーニングを積んで、その効果が現れるのは「休んでいる時」です。

レーニングは体を変える「スイッチ」を入れる作業

休養は、スイッチが入った体を「変える」作業

と書かれている。いわゆる超回復ということで、練習と休養は常にセットであり、回復の過程をしっかり作ることが重要だ、というのが書かれている方の主張。回復する過程で強くなっており、その過程中にまた負荷の高い練習が入るとその強くなる過程が十分でなくなると思うと。負荷からの回復のサイクルを「長く続ける」ことで走力が高まっていくというのはダニエルさんも言っていると。なるほど。今まで何度も怪我をしてきたのは「上手に休めていなかった」という点も多分にあると思う。十分回復してないのに疲労疲労を重ねる。自分では頑張った練習をしているつもりで意気揚々だが、そのうち疲労で無理して体が悲鳴。長く続けられない。前にも書いたが、オールアウトすることだけがすべてではなく、「インコントロール」が大事だとか、そういうところにもつながってくる。がんばりすぎてしまうのだ。齢、40も半ばに差しかかるおじさんにとってやっぱり一番怖いのは「無理をすること」。強くなりたいことが一番先に立って、練習!練習!やるぞ!やるぞ!ばかりではやっていけない。賢く練習するべきだ。今まで分かっているつもりで、実際にはやれていないことが多いもんなあ。

さて、昨日の時点では二日連続KTDだ!とか意気込んでたがやめ。Eペースのジョグを60分程度にしよう。そして回復したところで木曜にもう一度KTD。金曜はオフか疲労抜きジョグ。そして週末はどうする。今週も長め+長めではいこうと思っていた。二日連続高負荷の練習は目的、負荷のかかり方が違う練習にすればよいだろう。これは今でもよく行われているセット練と同じ。スピード練習の翌日LSDとかね。土曜日にホームコースで100分程度のタイムアタックをして、日曜日はのんびり長めのトレイルジョグとかかな。

 

オリンピックの延期はやむなし。しかし昨日、福島駅の復興の火のお披露目はすごい人出だったようで。。。なんともむなしいような。東京では首都封鎖とかすごい言葉も出てきてるし、これは5月6月もだいぶ怪しくなってきたかもしれない。