市内トレイル新発見

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日曜日は4時間、動く練習をした。走行距離31km、D+1430m。

先週は踵の違和感が出てきたので土曜日もランオフしてから日曜日にしっかり走れるようにと思っていた。朝起きて痛み無しなので、昨晩貼ったロキソテープの上からテーピングを施し、足首用のザムストサポーターで保護。今日はゆっくりでも長く動きたいと思っていたので、ザックにBCAAドリンク、Pitゼリー、おにぎり、ブラサンを忍ばせる。6時半、ブタロウさんとホームコースのスタート地点から出発予定だったが、ブタロウさんが30分早く到着したらしく、出る間際でラインに気づき慌てて出発。急ぎはしたもののスタート予定の6時半過ぎての一人スタートとなった。

 

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弁天山公園からスタート。ブタロウさんは先にスタートしていて、それを追いかけるような形で。天気は良かったが気温は低く寒い。前日の雨雪で足元は悪いかと思ったがそこまでではなかった。ブタロウさんは「歩いて十万劫向かいます」とのことだったので、十万劫前には追いつくかなと思っていたが追いつかなかった。後からツイッター見たらちょっと走ってたらしい。

 

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十万劫頂上付近は標高400mぐらいしかないけど雪がぱらついていた。気になる右足踵はピリッとはするけれども痛みなし。感覚的にこれは問題なさそうだと感じる。今日は新しいコースの開拓も含めて楽しくやれそうだと確信。

 

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十万劫到着前にブタロウさん追いつけず。ただちょい下った先で周辺徘徊していたブタロウさんと無事合流できた。そこからはしばらく二人でランニング。

 

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十万劫林道を下りきって、茶屋沼から小鳥の森方面へ。初めて通るコース。茶屋沼から舗装道路を登り切り、下り始めたところで小鳥の森入り口を発見。小鳥の森のトレイルへと入る。シングルトラックで道幅は狭いものの、整備はされているので走りやすい。弁天から十万劫のトレイルよりも距離は短いけれども急勾配なところもあって、上り下りでそこまで走れる感じではないが、安達太良山よりは動きやすく、練習には十分なトレイルだった。ぐるっと周回できそうなコースでもあるので、今後、もっと探索したい。

 

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こんな感じのトレイルがあるなんて思わなかった。もっと知らないところいっぱいありそうだ。小鳥の森だからか、ウグイスが鳴いていた。春近し。

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小鳥の森を抜けたところでブタロウさんとお別れ。ここからは市内のシンボルマウンテン信夫山へ向かわんとす。

 

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とその前に。川沿いの東屋でおにぎり補給。

 

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さていよいよ信夫山入り口。いつもはスタンダードな護国神社方面からしか行かないが、今回は初めて岩谷観音から入る。

 

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存在は知っていたけど、あえて行く感じではないと思い込んでいた自分に喝。っていうぐらい岩谷観音、いいとこじゃないか。神社仏閣系統は好きなので、磨崖仏群ってだけでご飯三杯いけそう。今回の練習で一番へぇーって関心したのはここだった。

 

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昔々、信心深い人たちが、世の安寧を願って岩に掘ったのであろう観音様、仏様がいっぱいあった。

 

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いい。歴史的情景を感じる。

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こんな場所。観光アピールしておく。

 

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ここからはいつもの信夫山外周を抜け、烏が崎へ。お日柄もよく心落ち着く場所だ。が、見慣れた光景ではあるのでここはすぐ次のルートへ、、、と行こうとしたら、自分が来たルートとは違うところから年配のおじさんが急に現れてびっくりした。

 

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そっちの方面へ降りれるのは知っていたけれども、狭くて急そうだったので特に気にしたことがなかった。でも年配のおじさんが登ってこれるぐらい(手ぶらで)だから大丈夫なんだろうと、せっかくだから行ってみることにした。

 

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道へ入るといきなりの急勾配で、おじさん普通に現れたけど大変だったんじゃないのと思う。

 

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ちょっとの間、よいしょよいしょしないといけないぐらいの急勾配。

 

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しかし少し進むと勾配もゆるくなり、歩きやすいトレイルになった。

 

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はい。いつもと違う信夫山登山口発見。ここで一旦舗装道路に出て、信夫山を回る感じで走りつつ、また違う登山口があるんじゃないかと気にしながら走る。案の定、少し行ったところでまた登山口らしきトレイルの入り口があったのでそこから信夫山再度入山。

 

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次に入った登山道からはハイカーさんも何人かいた登りやすい道。

 

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ロープがある急登も。

 

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上がった先には防空壕?洞窟?、何かがコンクリートで塞がれた所も。そういえば前に、戦時中、信夫山山中には戦闘機工場があったとかなかったとか聞いたことがある。そういうやつなのか。登りきるといつもの烏が崎へ向かう道に出たので、そこからまた烏が崎に行って、もう少し走りたいと思ったので、最後に信夫山外周一周道路を走ろうと山を下りる。その途中、信夫山で行われていた草レースに参加していた知人と遭遇。参加者数十名の昔ながらのゼッケンをつけて、皆さん楽しそうに走っていた。外周道路に出て、そこまでは上り下りばかりしていたので、最後に少しペースをあげて(とはいっても㌔530程度)外周を走る。

 

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その途中、また立石、金華山方面という登り口があったのでまた寄り道。少し急登を登って獲得標高稼ぎだと思いながら進むも体もだいぶ疲れてきていたので、立石と思われる大きな石が現れたところで引き返す。ちょうど同じく登っていた方がいて、この先烏が崎方面へ行けるとの情報を得た。それはまた次の機会に。外周道路に戻り、いつものコースを走る。天気が良くてお彼岸が近いこともあってか、お墓参りする人たちでにぎわい始めていた。

 

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信夫山を下り、街中を抜けてスタート地点の弁天山へ登り、そこからその前まで走っていた信夫山を望む。信夫山はこじんまりしているけれども、今回のいろんな寄り道で、あらたな信夫山を発見することができた。いつも同じルートではなくて、違うルートへも行ってみるのもとても面白い。どんどん寄り道してみよう。

 

これで先週の走行距離は61.4kmで獲得標高は2240mほど。まずまず登れた。先々週が2400mぐらい登っているので、ひとまず目標とする月間獲得標高7500m以上(月間走行距離250kmとしてその3%の獲得標高)は超えられている。気にしていた踵の痛みは今はほぼなく、全体的な筋肉痛も4時間動いたわりにはほんのり重いぐらいなので、週初めはリカバリーを意識しつつ、今週も頑張っていこうと思う。