【東京マラソン2019走ってきた】⑤スタート→中間点

右膝の違和感残。

回復を早めるためという名目の暴飲暴食で体重増。

全体的な筋肉痛残、2%。

東京マラソン終了後、5日目でございます。

 

スタート→中間点

スタート!カッパ!フリードマン

スタートの紙吹雪が舞うのを遠めに見ながらゆっくり前に進みます。

この時点で雨はそれほど強くなかったし、カッパを着ながら走るのがあまり好きではないので(まとわりつく)、歩きながら脱いでボランティアさんに渡します。ゴミ回収のボランティアさんは端にいて大忙し。そう、待機中着ていた上着やらカッパをみんな脱いでボランティアさんに渡したいのです。ボランティアさんは端のほうにいますから、ブロック内中央で待機していた人たちは当然ボランティアさんに渡せませんから、じゃあどうするかというと、、、。

端に寄ってくる。

寄れないと分かると、

投げる。

もー、そう焦んなくても落ち着いた時に捨てればいいんじゃないの。頭の上をジャンパーやらカッパが飛びます。前の人には投げられたカッパが頭にかぶっちゃったりして。端の植え込みには大量のカッパと洋服の脱ぎカスがありました。この後ボランティアさんが片付けるんだなあと思うとちょっと寂しくなりました。

そうこうしているうちにスタートゲートが目前に!

ゲート横ではマーティ!

マーティ・フリードマン

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(産経ニュースより)

何を弾いているかは分かりませんでしたが、すごいかっこよかったです。顔で弾いてました。

 

スタート直後に捕捉した人物【S→5km 25:34】

スタートロスは約4分30秒。想定より早かったです。

周りはすごい人数ですが、道幅は広いので2、300m進んだらそれなりに走れるようになりました。とにかく沿道の応援がすごくて、あー、こいつはすごいなあと。前を宮城の2人組みJK(宮城の高校名が入ったTシャツを着ていた)が走っていて、「わー、東京すごーい!」って言い合っているのが印象的でした。

スタート後1kmほど進んだところで、目の前にTVクルーみたいな文字の入ったビブスと金色の風船を付けているサポートランナーがいました。そして一人挟んでその横には銀色の風船を付けてカメラを持っているサポートランナー。あー、この間にいる人は有名人かー、と思って見てみると、後姿だけでなんとなく分かりました。

ノーベル賞とった細胞の教授」

年をとると物忘れがひどくなってきます。朝方カッパを忘れて無駄な体力を使ったばかり。知ってるんですよ、あの細胞の再生だかなんだかでノーベル賞とって、マラソンが趣味で結構速いって。後姿だけでその教授だって分かるぐらいなのに名前が出てこない。すぐ後について数百mのもやもや名前思い出しラン。細胞といえば小保方さんだけどなー、あ、そうそうIPS細胞だ。でも名前は出てこない。んー。

ほどなくして沿道から、

「おー、山中教授!!」

あ、そうそう、山中さん。山中教授でした。

名前は思い出せなかったくせに、山中教授は確かサブ3.5ぐらいで走るはずだという情報は頭の隅にありまして、山中教授をペーサーにしたらサブ3.5行けんじゃないの?って思ったのですが、練習不足かつ膝に不安ではトライするのは断念しました。1kmぐらいはつきましたけどね。教授は軽快に走って3時間25分ほどで完走されたようです。すごい!

東京マラソンのペース作戦は㌔5でいけるところまで。

スタートしてからしばらくの下りボーナスタイムも自重して㌔5は超えるペース。ガーミンでは㌔5切るぐらいで走ってたのですが、実際は㌔5オーバー。GPSが狂ってたんですね。距離も表示と序盤から大きくずれていました。体感㌔5切ってるのに実際㌔5オーバーなのでやはり練習不足は否めません。それでも序盤で無理をしていなかったのが、後半がっつり落ちなかった要因かもしれません。

 

応援を探す!【5km→10km 25:27】

今までピンポイントで応援してもらったことってなかったような気がする。OSJ安達太良ではうまく現在位置をちょびさんに伝えられなくて私設エイドを受けられなかった(残念)。こんないっぱいランナーがいる中で、私という存在を(おおげさ)理解して応援してもらえるなんて、そりゃあ力になりますし、楽しいですから一生懸命探しますよね。

7km過ぎにびあーさんだったよな。

左端気味に走っていると前方にはてブロバナー!

ここまで沿道の応援は多いし、四谷あたりなんかはオレンジのバナーがたくさんあったので、あれかな?場所変更したのかな?とかいろいろ考えながら走っていました。

はてブロバナーに近づくと間違いなくびあーさん。

「びあーさん!!」

手を上げます。

「おー、がんばれー!」

たぶんそう聞こえました(笑

隣にいた方は弟さんだったみたいですね。

びあーさんを見つけることが出来て、さらに東京マラソンを走っているということを実感しました。スイッチが入りましたね、楽しいスイッチが。ここから、応援してくれる方々の位置を思い出しながら、ペース維持をがんばるのと同じぐらいに応援探し、がんばりました(笑

ペースも前の5kmと変わらず、不安だった右膝の違和感も出ず、楽しんで走れていました。

 

 

次の応援は、、、【10km→15km 25:15】

沿道のすごい応援の中、できるだけ㌔5を目指して走ります。

雨は相変わらずパラパラと降ってきております。それでも10km走って寒くてダメだとかそういう感覚はありませんでした。少し体が温まってラップだけみたら少し上がってましたね。

次の応援はおいやんさんが浅草あたりにいるはず。

ここでも見つけられて、

「おいやんさーん!」

って言ったら、ちょっと驚いた様子でした(笑

birdさんもちらっと見えて、よしよしいい調子と浅草寺のちょうちん見ながらニタニタ走っていました。

 

トップ選手とのスライド【15km→20km 25:14】

周りの景色をみたり、応援を探したりしているとあっという間に前に進んでいきます。田舎の大会の田園風景のみとは時間の進み方が違います(笑

さらに道中もいろいろランナーウォッチングをしてると、東京マラソンはほんとに外人さんが多く、個性的なランナーも多いので飽きませんでした。特にずっと自分と同じペースでパワフルに走ってる女性がいて(また女性か)、すげー力強いなーと思いながらしばらく併走したりしてました。

自分の記憶では15km~20kmの間だったと思いますが、トップ選手の集団とスライドしました。東京マラソンではこれも楽しみだったんですよねー。大迫選手が見たい!

先導のパトカーが来て、先頭集団がやってきます。

トップの外国人集団が5、6人でやってきた。

ビダン・カロキ!

たぶん(笑

日本人はいなかった。

間もなくして外国人2人と日清のユニフォーム!

佐藤悠基選手だー。速い。

大迫選手どうした?と思ってるうちに自分はコースを直進しなくてはならず、その最後に遠めに富士通のユニフォーム中村選手とその後に小さく白タンクトップの大迫選手が米粒大で見えました。ちょっと残念!

 

中間点へ!【中間地点 1:47:04 5:04km/h】

いよいよ中間点へ。

ペース的には淡々と刻むだけなのですが、中盤頃から小さな小さなアップダウンがちょこちょこと出てきます。雨脚も強くなり、、、20km前にしてなかなかの足の重さ感を感じるようになってきました。走りこみ不足。昨年のつくば前では35kmぐらいまでは全然感じなかった足の重みが半分手前でその兆候がやってきました。さらに、着地の際に前腿がブルンブルン揺れる感覚もあったんですよね。だんだん足が売り切れていくのを実感し始めます。これには若干凹みましたが、それよりも、もう東京マラソン半分しかない!楽しめ楽しめ!と言い聞かせながら走ります。

中間地点で1時間47分。後半イーブンで行けばPBにもなるいいペースで走れていました。膝自体は大丈夫。息も全く切れていない。あとは足が持ってくれるか、、、。