私的音楽の話。
折坂悠太
ジムに行き始めて、トレーニング中になんか聴くやつをと思い、ここ最近お金だけ払って大して聴いてなかったAppleMusicをあさっていると、、、。折坂悠太のその声にまず手が止まる。こいつは好きな声だ。
どこかフォーキーでノスタルジックな声。どこかで聞いたことのあるような声でありながらぱっと誰に似てるとも思いつかない歌声。良い。人には誰しも自分の好きな音楽を聴きながら物思いにふけりたい時ってあると思う(あるでしょ、5年に1回ぐらい)。町のライブとかたまにやってる小さなBARとかで。そんな時にお酒でも飲みながら遠い目をして聴くにはうってつけの声。なのでジムで聴く音楽を探していたけれども、これはジムで聴くにはあまりお薦めしない。自分を追い込みたい時にノスタルジーな気分になってどうする。
アルバム通してフォーク、ブルース、JAZZ、POPなどいろんな感性を見せてくれるところがすごい良いなあと思う。でもバラバラというわけではなく、そこにはどこかノスタルジックな佇まいというかなんというか、様子(雰囲気)が良いというかなんというか。彼なりの世界感を感じられる。
彼は平成元年生まれのようで、平成しか知らない彼が終る平成を歌った曲みたい。平成、大変だったけど良い時代だったよね、ありがとう、俺頑張るよ、って平成最後の日に聴いたらつぶやけると思う。
旋毛。読めなかった。優しい軽快さはSAKEROCKみたい。あ、星野源のあれにも。
エゴラッピンの音楽に乗せてTOKYO NO.1 SOULSETのBIKKEが歌っているようで心地よい。
総じて様子が良い。
You Tubeを覗いてもその様子が良い。
折坂悠太の様子が良い。