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日光ウルトラ用にエナジージェルを8個買った。

 

10km毎にジェル補給の予定で、あとの2個はここぞという時の「ここでジョミ。」その他はエイドでその時欲しているものなどを少しずつ補給する。

それにしてもウルトラはお金がかかる。補給ジェルはフルの倍以上。ニューハレのVテープを都度。これだけでも2,3千円はあっという間。物に頼らず、生身の体で勝負できる体力があればいいのだろうけどそうはいかないし、そういったものを上手に利用しながら疲労回復したりして能力を上げていくのだ的なことも読んだことがある。岩本氏の本だったかな。練習でもしっかり補給等しっかりすることという、岩本氏の教えを守り、ロング走前後にBCAA摂るとその後の回復がやっぱり違うことを実感したりもしている。小遣い制のおじさんにはだいぶつらい。なので、少しでも経済的なものがあれば利用していきたい。

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ジェルはこちらにした。値段は100円安い。本当はメダリストのグレープ味がいいのだけれど(見た目、味的に)。先日のCBSで初使用したが、飲み口はシャバシャバしているので、パワージェルのような飲みにくさはない。味も飲みやすい。メダリストに近い。

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BCAAもTIGORAに。今まではアミノバイタルプロだったが、やはりこちらもそれよりは安く、成分的にも同じ、いやそれ以上ですみたいな販促ポップがあって試してみた。アミノバイタルと同じような効果を感じてはいるので、これもこちらに変更。

 

これらが入った袋をもって家に帰ると、娘達が何買ってきた?と寄ってくる。マラソンの薬と答える。お土産じゃないのかとガッカリする下の子たちを尻目に、長女が何で薬を飲まなきゃだめなぐらい走るのと言う。長女はもう理解できるだろうから、長いこと走るとエネルギーが減って走れなくなるから、それを補給すると説明した。それは分かったけれどもなんでそんなに大変な思いして走るの?と普通の一般人が思うようなことを言った。ちょっと前までは無条件でマラソンの話をすると何でもすごーいと返してくれたのに。娘の成長を実感する。

 

長女に私は答えた。

私「そこにロマンがあるから」。

どうだ、かっこいい父だろう。走ることにロマンを見出し、追い求めながらも補給食を少しでも節約しようとしている小さい部分は置いておけ。走ることに関して常に前を向いている父の背中を見ろ。

 

長女「ふーん、で、ロマンって何?」

 

長女はまだまだ子どもだった。