CEPカーフスリーブを購入

はてなブロガーのチャーリーさんがご自身の「コブラ」についてお話をされていて面白かった。

besmart-chari.hatenablog.com

私はどうなのかとふと足をみると、やはり私にも「コブラ」が住みついていた。

長距離選手の足は美しい。トップ選手の足を見てみると、そんな細い足で大丈夫かと思うぐらいで、そこには肥えたコブラはいないのである。トップ選手のふくらはぎと言えば、いわきサンシャインマラソンの時、ワイナイナ選手の芸術的な足に魅了された。洗練された無駄のない黒豹の足。凄かった。足の前にまだまだ中年的刹那が残されている部位(腹)がまだまだあるのだけれど、そんな足になってみたいと素直に思った。

チャーリーさんが言及されていること(ふくらはぎを細くしたいQ&Aから)は以前、ランスマか何かで金さんが言っていたのを覚えていた。体幹寄りの筋肉を使えるようになれば自然と細くなると。一朝一夕にできることではないが、日々意識して頑張れば、数年後には今よりはマシになってくれることを願う。

 

コブラとはいえ我が体。可愛いもんだ。それにもっと速くなりたいから練習も今よりできるようにしたい。ただ40に突入した体は少しでも頑張ってしまうと悲鳴を上げてしまうことがある。再三このブログでもあそこがイタイだあ、違和感があるだあ書いているわけだが、その度に体のケアについてより敏感にならなければならないと強く感じている。そこで、今回は私が勝手に崇拝しているランナー(以下、SRさん)が日常には欠かせないものの一つとして挙げているカーフスリーブ(ゲイターなど別呼称もあるみたい)に目をつけた。

先日の東京出張の際、仕事の合間に新宿のアートスポーツ*1へ行った。そこで見つけたのがこいつ。

www.cepsports.jp

SRさんは別メーカーのゲイター(そのメーカーではこの呼び名?)だったので、同じものを試してみたいなあという気もあったが、豚に真珠的に見られてもなあというのがあって、お手頃かつ良さげなものはないかと思っていたところでCEPが目に入ってきた。ふくらはぎのサポートで大会などで良く見るのはC3fitとかSKINSとか。今までそこまで興味がなかったから目が行かなかっただけかもしれないが、CEPというドイツメーカーは頭になかった。なんかよく調べると数年前からちょこちょこと売り出していることも分かった。ドイツ、黒に鮮やかな蛍光緑。それも面白そうだと購入を決めた。

購入前にサイズを決めないといかん。商品棚にCEP専用のメジャーがありサイズを計る。私のコブラ、39.5cm。日本サイズでいうところのLサイズみたいだ。私、基本Mサイズ。コブラはなかなか肥えていたみたい。

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なぜかレース用。ついこちらに惹かれてしまったのとその場でアマゾン調べたら、練習用のカーフスリーブの方はそっちの方が安かったので同時に注文をした。練習用は昨日届いたがレース用と編みこみが異なっていた。レース用のほうがきめが細かく軽くて薄い。練習用にしようと思うのは厚くて、ふくらはぎを支える辺りが別方向から繊維が入り組んでいる。早速履いてみる。

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コブラ捕獲。文字がオーバーフロー気味なのが少し切ない。それとドイツメーカーというのもあるだろうが、日本人には少し長いのではないか。というか私の場合はコブラがご立派なのでそれに合わせればサイズアップするしかないし、日本サイズMでも短足傾向の我が足には長いはずである。これはなんともしようがない。下はくるぶしまで行ってしまい、上は膝間際まで押し寄せている。コンプレックスを感じざるを得ない。CEPホームページの外人さんはすこぶるカッコいいのが少し悔しい。ふくらはぎの締りはきつすぎずいい感じではある。すっと一本の棒になったようで雰囲気は良い。これを履いて土曜日9km、日曜12km走る。ふくらはぎがシュッとした感が強く、窮屈な感じもほとんどない。圧的にはいい感じなのではないだろうか。ただ、このぐらいの距離だと筋肉痛が残る距離ではないので、もう少し長い距離でどうなるか試してみないと分からないのが最初の印象。ラン後もアイシングしている間、履き続けた。脱いだ時の解放感は心地よい。

今までは冬場はランニングタイツを履いていた。C3やCWみたいな高機能なコンプレではないので、保温ぐらいの意味合いしかないような気もしている。それとタイツスタイルに飽きてもきているので、ここでカーフスリーブなんていうと、「おっなんか走れそうだねえ」っていう感じにもなるかという邪な気持ちが無いわけでもない。トレイルなどアップダウンが激しく、ふくらはぎに負担がかかるスポーツだと良く見かけていた(雑誌で)し、最近カッコよくも思えてきていた。土曜朝の初試走ご家に帰ってきたら、妻に「小学生みたい」と言われ、そうだよな、まずはそう思うよなと思うと同時に、こういうのが似合う人ってカッコいいよなーとジェラシーを感じたりもする。かくいう私も見慣れる前は(という表現が良いのか分からないが)ハイソックス的な物には多少違和感があったことは否めない。

まあ、見た目云々はさておき、このギヤでふくらはぎの負担を減らし、疲労回復の一助となり、それがやがては自己の走力アップに貢献してもらえるのを願ってやまない。

 

*1:ランニング用品専門店