ソツケン結果
ソツケンをしました。
ソツケンとは、いろいろなランナーブロガーさんも言及しているのでご存知の方も多いと思うが、岩本能史氏が提唱する15kmのビルドアップ走である。サブ4目標であれば、15kmを三つに分け、初めの5kmをレースペースで入り、次の5kmで1分短縮(5kmのラップを)、最後の5kmをさらに1分半短縮するビルドアップ走。これをフル大会2週前ぐらいに行い、クリアできればサブ4もいける!という所謂卒業検定的な練習、ソツケンである。
前述の通り目標はこちら。15kmトータル1時間20分30秒。
はい、結果ドン。
クリア。ひとまずクリア。よしよし。今夏それほど距離は走っていないが、昨年に比べたら倍以上走っていて(とは言っても月間100km強程度)、なんとかその成果もでできたのかというところ。
詳細を見てみる。
スタート直後は体調が少し良かったので前のめり気味。いかんいかんとレースペースに戻そうとするが、最初の2kmは結構な下りなのである程度身を任せ気味で。最初の5km、このぐらいのペースだとほぼ息も乱れなくなってきた。
ギアチェンジ1回目。やる気満々のため設定ペースより速くなる。10秒も早い。自重しようとするが、体がまずまず動くので無理に落とさずなすがままに。この5kmも息はそれほど乱れずいい感じ。
ギアチェンジ2回目。はい、最初の1kmはやる気あるのでまた前のめり。10秒速い。もうここまで来たら少し早目のペース設定で行こうと決心。ビルドアップですから落としたら意味がないと思って。やはり5分切るペースになると息が荒くなる。
良い感覚を持ったままラスト1km全力で。さすがに最後のラストスパートとなるとフォームも崩れ、がむしゃら感が出まくる。が、今現状出せる力を出し切るつもりでダッシュ。4分38秒。上出来じゃないでしょうか。
とりあえずソツケンクリア。気温16℃、曇り、コースは初め下りの後フラット。条件的にはぬるいので、年内フルのはが路のアップダウンをどう乗り切るかがカギ。そのアップダウンについては昨年経験者に確認済なので、10月、11月のハーフは両方ともアップダウン多めの大会を選んだ。ということにしておこう(天童は明らかに中村優氏を見たいがため)。
参考の岩本氏の著書はこちら。
型破り マラソン攻略法 必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)
- 作者: 岩本能史
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マラソン大会の運営委員会
昨今マラソン大会が盛り上がっている。地域活性化のひとつになっている大会もチラホラ。わが地元の大会はそういう感じでなくて、あくまでも市民の健康を目的とした公共事業的意味合いが強いものである。そのマラソン大会の運営委員会にひょんなことから代理で出席することとなった。代理が決まってから密かに楽しみであった。今まではもちろん出る一方だったわけで、裏ではどんなことになっているのか、やはり興味がある。
運営委員会開始。
初めから少し驚いた。
運営委員会の進行がなんか「議会」みたいだったのである。
議長選出、議事進行、「はい!議長!事務局より!」みたいな。カタい。
勝手な想像ではあるが、もうちょっと和気藹々とした雰囲気で、どうやって大会を盛り上げるかというような話をするのかと思いきや「議会」だったので面を食らった。開催まで残りわずかなので、今までの大会開催運営を踏襲しながら、改善点を盛り込みつつ役割の確認をという委員会だった。
ただ、その大会運営資料はとても興味深いものだった。応募状況や大会予算、救護体制など綿密に計画されていた。特に予算は興味深く、詳細は書けないが、このぐらいの予算で何とかなるのかなど知ることが出来た。そして今までの大会でもそうだったのだが、大会が多くのボランティアの方々のおかげで成り立っていることに改めて気づいた。この方々がいなければ私たちは自分の好きなことに一喜一憂したりできないのだ。本当に感謝のみ。ありがたく走らせていただきます。
でもひとつだけ。
これだけのマラソンブームがきてる(きてるよね?)のだから、もうちょっと乗っかって、町おこし、地域活性化に繋げられればいいのにと思った。地元では自然も豊かだし、果物も美味しい。大きい駅伝大会もあるし、市民もマラソンに関して理解もあるはず。小さい大会は増えてきているが大きいのを一つ、目玉となるような大きなマラソン大会があって盛り上がるといいなあと思った。
さあ、再来週は久々のハーフ。
楽しんで頑張るのみ。