SSM

型破り練習法

始まりは金哲彦さんでした。今も基本は金さんを師事しています。そして小出さんはどんな考え方かなと著書をかじってみました。金さんとはそれほど大差がないと感じましたが、練習メニュー(サブ4狙いの中級者レベルで)とかをみると小出さんの方が多少追い込むことが多い感じ。なるほどねー。で、次は岩本能史さんです。岩本さんはウルトラ系のランナーです。私が履いてるOnのシューズは彼のブログで知りました。ググってもらえればいろいろ出てきます。いろいろな本を読んで感化されながらも、書いてあるメニュー通りにやりもせずあれもこれもと手を出すのは、客観的に見てどうなのよと思うところもありますが、これは性格です。熱しやすく冷めやすいB型的な性格のせいです。

さて彼の著書。

 

型破り マラソン攻略法  必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)

型破り マラソン攻略法 必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)

 

型を破ってきました。最新メソッド。メソッド。この言葉には知的好奇心と何となくの懐疑心を感じざるを得ない。日本語で最新方式!と言われてもなんかピンと来ない世の中になってしまいましたね。タイムを削り出すというストイック感はいい感じですが、市民ランナー最強の「指南書」というところは市民ランナー最強の「バイブル」でも良かったような気がします。でもバイブルってなんか古臭いイメージがあるな。

さらっとどんなことが書いてあるかはアマゾンでも見れます。もうちょっと良く読んで、やってみて、いろいろ言及してみようとは思っています。

 

SSM

Stair Stepper Machineでした。つまりこれ。

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ステッパーマシン。これとトレッドミルに関しての記述も本の中にあります。岩本さんは「ラン反射」(まだよく理解していないが)に重きを置きます。走ることには反射的な動きが大事であって、LSD的なゆっくり長く走る練習は、目的次第ではあるが、速く走るための練習的には向かない云々(まだ熟読してないので曖昧ですみません)。だから、彼のメソッドから行くと「ラン反射」を鍛えることを頭に入れながら、メインの練習となるのは15kmのビルドアップ走と峠走だと。

トレッドミルに関して私が今までネットやらで得ていた情報の中では、傾斜をつけなければ下り坂を走っているのと一緒。足に負荷がかからず効果薄。なのでできるだけ傾斜をつけて走っていました。ランスマでの羽生さんの富士山登山競走の練習ではめっちゃ傾斜つけてトレイルラン向けにトレッドミル練習していたのはまだ記憶に新しかったりする。が、岩本メソッドだと傾斜をつけてはいかん!傾斜つけると「ラン反射」を妨げるような足になるとか。傾斜つけずに反射的に走れる方がまだ良いと。雨の日、外で走れない時はトレッドミルとSSM(Stair Stepper Machine)を活用するのは有効だが、使い方を注意せよとうことです。型を破ってきました。

彼が提唱するのは、トレッドミルで30分くらいのジョグからのSSMで10分心拍数をかなり上げて追い込む。そして5分のクールダウン。SSMだと心拍数180まで上げるのにロードだとキロ3分30位までいかないとだめだが、SSMだとそんな全力に近いペースで走った時の着地の衝撃も受けないまま心拍数を上げれるというのだ。足に負担をかけずに追い込めると。

昨日、ちょうど仕事から帰り途中に雨と稲光。夜10時過ぎには珍しい竜巻注意報が出ていた。なもんでジムで実践してみました。トレッドミルは傾斜つけなくていいので楽ちん。SSMに移動して上げれるだけ上げてみる。必死に漕ぐ。なんか、SSMは漕ぐというイメージだ。漕ぐ。漕ぐ。漕ぐ。心拍数を見てみると160。あ、私キロ3分半なんかはもうホント瞬間的なところでしかだせないから180までなんてそもそもあがらないのか。いや、ロードで私の場合キロ4分ぐらいの全力気味でいけば180ぐらいまでいっているのか。いずれにしてもSSMで10分追い込む間の最高心拍数は165でした。それ以上いくの結構大変。ある程度負荷(足踏みする重さ)をかけないとワシャワシャと見た目あまりかっこよくないので、結構太ももの筋肉や踏む筋肉を使ってる気がする。また次回チャレンジしてみようと思います。それにしてもこのSSMは汗をかきます。トレッドミルもそうだけど風の影響を受けないので、身体が熱を持ちやすく発汗しやすいとも書いてありました。だらだらいい汗をかきました。

 

さくらんぼまであと4日

大会までどうしましょうか。いろいろ大会HPを見たりしてテンション上げてます。どのレポをみても応援がすごいとか良いことばかりで、どんだけ温かい大会なんだと思うわけです。楽しみしかない。

あ、それと本日ささやかな楽しみが一つできました。行ってみたいなと思っていた落語会の日に出張がかぶってきた。やった。こいつは行けるかもしれん。いや、行く。