【第32回野馬追の里健康マラソン参戦記】膝の不安ありつつPB更新

久しぶりのハーフの大会となる、野馬追の里マラソンを走ってきました。

結果は速報の通り、1時間35分47秒でPBを4分ほど更新することができましたー。11月に入ってから膝のプチ故障が発生してしまった中での大会でしたが、しっかりと最後まで走りきることができてよかったです。

絶好のマラソン日和

当日はとてもいい天気でした。

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気温は10度切ってますが、陽が当たっているためそこまで寒さを感じず。あとは風さえなければ絶好のマラソン日和ですね。この大会は学生が参加費無料なので、たくさんの子どもたちでにぎわっていました。うちの二女もお友達と一緒に参加です。

会場に着いたらちょこっと準備をして、二女とお友達とでコースの試走。ジョギングしながらとことこ走ると早速左膝にゴロっと違和感。。。前日前々日とランオフで痛みもまったくなかったので、治ってんじゃないかなーと期待はしていたのですが試走ジョグで出るという。この時点で今日は最後まで全力は厳しいかなと思いましたが、とりあえず走ってみて、痛みが強くなるようだったら無理しないという方針でいこうと決めました。

陣地に戻ったら通行止めやらなにやらで遅くなってたブタロウさんと合流。準備してハーフスタート位置へ。

ハーフスタート!

3回目の大会参加なのでとりわけ緊張も何もなく、のんびりした感じでスタート地点待機。ブタロウさんは㌔430でいけるところまでっていうことなので、とりあえずブタロウさんに付いてくことにしました。

スターター、ワイナイナ

よーい、スタート!

前半は金魚のフン作戦も。。。

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前半のラップ。

スタート後、周りの流れに乗りつつ、ブタロウさんの右後斜め45°、やや後ろを巡航。作戦はブタロウさんにぴったりついていけるところまでいく金魚のフン作戦で。

はじめのうちは混雑してましたがすぐにばらけてきます。スタートから5キロほどは下り基調です。ペースを作るにはもってこい。2、3キロのところで右側から黒豹が現る。スターター、ワイナイナが最後尾からランナーの肩を叩きながらエールを送って走り上がっていきます。あー忘れてた。ワイナイナ、肩叩いてくれるんだよねー。右手から抜いていくから、コース右側に入れば叩いてもらえるけど、コース歩道よりの左側を走ってたから肩を叩いてもらえなかった。残念。

5kmまでは㌔430前後でブタロウさんナイスペース。6kmぐらいから見た目では分からないけれども、山の方向へと向かってゆるーい上り基調のコースに。このあたりから風も少し強めに感じるようになったので、それこそほんとに金魚のフンのようにブタロウさんの後にぴったりつく。

あー、これはありがてえ。

このままこの上り区間過ぎたらなかなかいい感じにいけそうだ。しかし、上り区間に入ってから前方のブタロウさんがたまにきつそうな息遣いをし始めた。

「あー、うー」ブタロウさんたびたびsay。

それでもブタロウさんは沿道の応援に応えながら進んでいきます。私はといえばスタミナ温存、ひっそりと後につくのみ。

そしてその時は8km過ぎにやってきた。

ランナーもばらけていてモロに風を受けながら走るブタロウさん。

その後でひっそりとする私。

おもむろにブタロウさんが振り返り、

「あー、もうきついですー」ブタロウさんsay。

あ、そうだよねー。

後でぬくぬくしてて申し訳ない。

「代わるよー」

と言いつつ、ブタロウさんの前に。

そしたら風がモロにあたる。

これはきついわな。

ここまで引っ張ってもらったので、じゃあ今度は私がとガーミンちょこちょこ見ながら㌔430近くで走る。交代してすぐはブタロウさんの虎走の足音と息遣いが聞こえていたが、だんだんその音が小さくなってきて、エイドを過ぎたトンネルあたりでもうブタロウさんらしき音が聞こえなくなってしまった。無情な私は振り返ることもせず、ブタロウさんここまでありがとう、俺がんばるよとペース維持に努めた。

後半は坂がふたつ

10kmぐらいまで行って方向転換すると今度は見た目には良く分からないが下り基調区間に突入。ここでタイムを稼ぎたいところだが、この後はっきりした上り坂が2箇所あるので、あまり無理はせず呼吸を整えるぐらいの気持ちで望みいたい区間

あ、膝のことを書いてなかった。

俺の左膝といえばスタートして間もなく違和感発生。やだなーと思いつつも、痛みはないので走りに集中。集中してるとその違和感も消えたり現れたりを繰り返していました。半分過ぎてもそんな感じ。その後痛くなったらという覚悟はしていましたが、気分よく走れていたので、終盤はほとんど膝を気にしなくなった。とにもかくにも痛くならなかったのは良かったー。

で、後半のラップはこちら。

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上り終盤結構しんどかった。

それでも下り区間12km~14kmはに入って息を整えつつ終盤に備える。15kmあたりで最初の上り坂出現。最初の坂は勾配は3%ぐらいかなー。距離も200mあるかないかぐらいなので、ここはそこまできつくない。ちょっと我慢すればあとはご褒美のくだり。

そのご褒美のくだりのほうがここはいいんだよね。上りが200mぐらいなのにその頂上からの下り区間は1~2kmぐらいある。下りが長い。上りきってすぐからの下りはきつめの傾斜で下って㌔3分台もでるぐらいで駆け下り、その勢いのままだらだらっと下れるというボーナスタイムなんですね。

その下りが終るとさすがに息もあがり足も重くなってきた。唯一の短いスライド区間を過ぎるともう残りわずか。ここまできて95分切りはラストの坂があるから厳しいけれども、95分台ではいけそうな感じが出てきた。ゼーゼーおじさんになりながらもがんばってラスボスをめざす。

そんでもって20kmあたりのラスボス。

これはやっぱりきつい。

1個目の上り坂より傾斜はきつく距離が倍以上?ぐらいある。

周りのランナーもきつそうで落ちていく中、

「ああああーーーー」

「ううーーー」

と、たまに叫びながら上る。きついなー。

それでもなんとか上りきり、もうラストスパート!

競技場が近くなると沿道の応援も多くなって力も出てくる。

50mぐらい前を走ってる同じ部門であろうランナーを抜いてやると思いながらスパートしたつもりだったが抜けなかった。。。ダッシュしようともしたがふくらはぎがつりそうだった。それでもラスト1km㌔414。上出来。

フィニィッシュゲート前、95分台を確認してほっとしながらのゴール!

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ゴール後、まったく膝の痛みもなくて。

無事ゴールできてよかったよかった。

大会後~翌日、今後

大会後は別行動していた長女と三女をピックアップしに郡山へ。

ショッピングにお付き合いして歩いているうちに左膝にじわっと痛みが。。。。あー、やっぱり来るかねー。すぐアイシングしてーなーと思いながらも、混雑するお店で外食して帰宅。速攻アイシングして風呂入って、さらにアイシングして。ロキソニンテープ張ってサポーターしてワイン飲んで。そんでもって今日朝起きたら左膝無痛。なんなんだよ。と思いながらも奥にはまだ何かが残ってるはずなので、今週は様子を見ながらランは控えめにします。膝以外のダメージも両足の付け根がほんの少し重いかなあっていうぐらいで。これ膝さえ違和感なかったらだいぶいい感じだったはずだな。くそ。

 

ということで。

膝の不安はありましたが、なんとか走りきれてPBも更新できて、久しぶりのきつさに心地よさも感じながらハーフの大会を終えることができました。野馬追の里マラソンはコースはそこまできつくなく、運営もスムーズで、ノンストレスで楽しめる大会だと思います。アクセスは悪いけどね。

ハーフの今後の目標としては90分切りになるかと思いますが、それはだいぶ先の話。ここからのタイム短縮は中々きつそうですな。それよりも2週間後のはが路のスタートラインに無事たってサブ3.5で帰ってこれるかどうか。これからの過し方が重要になってきます。年末なんでね、毎週飲み会はあるし、雪も降るだろうから体調管理もしっかりしないと。

はい、何はともあれ、PB更新できてよかったです!

また次がんばりまーす。

 

現場からは以上です。