【OSJ安達太良山トレイル50K 完走記】③銚子ヶ滝エイド~第1関門沼尻登山口

レース後3日目の朝になって一気に筋肉痛が軽くなりましたー。

今日からジョグを開始できそう。これからはつくばに向けて練習していきますが、安達太良トレイルでのちょっとした悔しさもあるので、来年春のトレイルに向けた練習も少しずつ取り入れていきたいと思います。そのひとつとしてジムへ、、、。絶賛家庭内交渉中!

ではレポの続きです。

 

本日の2登目、船明神山!

エイドで長居は禁止。岩本氏の教え。

特に制限時間が微妙なランナーはゆったり休んでいる時間などない。おやつを食べて、ハイドレの水の減り具合を確認する。これ大事。ここまで約11kmで1ℓの消費。次のエイドまで約11kmなので同量の水があれば大丈夫そう。この予想を誤って途中で水が無くなってしまったりしたら最悪だし、必要以上に重くても体力を削ってしまうだけ。この辺はしっかり考えてやった。

船明神山山頂までは約6km強で約750mの登り。急登必死。エイド到着前に左腿をぶん殴られた影響はそこそこあったものの、まだ全体の足は使いきっていないので何とかなる感じ。でもこの2登目でどうなるか。

エイドを出て間もなく左手に白糸の滝が見えた。

 

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(ネットから拝借)

登りに集中しようとしていたのでチラ見程度だったが、やっぱりこういう景色を見るとちょっと元気になるね。

さあさあ、ひたすら黙々と登る。登るしかない。このあたりではまだ前後にランナーがいるので前の人に引っ張ってもらうような感じでついていく。

 

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雨は降ったり止んだりだったけれども、山頂に近づくにつれて多少雲もはけてきた。

 

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さあ、船明神山が見えてきたよー。

だいぶ足がいかれてきたよー。

 

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藪の中をえっちらおっちら進む。

あ、昨日のレポで道からせり出した木々、植物にぶん殴られるという話をしました。コース内、そういうトレイルがほんと多かったので、腕にはアームカバー、足にはカーフスリーブやタイツがあると傷つけられずに済みます。あとグローブね。これは持っていったほうが良かった。道が悪くて滑る所で木につかまったり、岩に手をついたり、泥に思いっきり手を突っ込んでしまったりするので、保護する意味でもグローブがあったほうが良かった。

 

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そろそろ山頂だと思うけどガスったー。でも風がなくて良い。

 

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稜線沿いは景色がいいけど怖い。滑落したら、、、。

 

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はい、船明神山山頂付近に到着、からの沼の平の眺め~。

沼の平は安達太良山屈指の絶景ポイント。これは何回見ても「いいねえ」ってなる。あと10回登ったらスルーしそうだけど。

 

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ちっちゃい池まで降りて、障子ヶ岩を経て第1関門沼尻登山口を目指す!

って、やる気は結構残っていたのに、足が徐々に売り切れて行く、、、。

早いよ、売り切れていくのが!

まだ全然距離は残ってますから!

残念!

切腹

鍛錬不足の自分を切腹したい気分だ。しかもこの下りでも場所によっては超マッドなトレイルと急な下り。マッドで踏ん張りが効かない上に、着地衝撃で響く左ももの痛みときたら。こいつはいよいよまずいなと下りながら思った。まだ半分も来てないし、これからあと3回は登り下りしないといけないんだよ、この足で。今後の足の状況によっては無理せず関門でのリタイアも視野に入れないと、関門から遠いところで走れなくなってしまっては迷惑をかけてしまう。何が何でも完走したい気持ちと足の痛みとでメンタルも結構やられてきて、、、。これがこの先ずっと続く、、、。

 

第1関門到着!

登山口近くのスライド区間を経ていよいよ第1関門が見えてきた。スライドしていく人たちはまだまだ元気そうで良いなあと思った。この下りの区間でだいぶ抜かれてしまった。だって着地すると足が痛いんだもん。関門近くの少し緩めの、マッドさも少なくなったトレイルで、すらーっとした美女トレイルランナーが颯爽と下っていって、それはかもしかの様でいて、その時一緒に走っていた同年代ぐらいのおっさん2人(私を含む)が顔を見合わせて「速いっすね、、、。すごいっすね、、、。」と疲労困憊しながら苦笑した。

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第1関門到着!

第1関門制限時間7時間に対して5時間21分ぐらいで到着した。まだまだ制限時間には余裕があるけれども、この足の状態では復活は望めないだろうから、少しでも早く前に進まないと。

トイレはひとつだけで、4人ほど並んでいた後ろにつく。ちょびさんに到着LINEを打つ。そして時間がもったいないのでトイレに並びながら、朝起きて自作した大きめのおにぎりを頬張る。梅入り。トイレの前で食べるおにぎりは格別だ。おにぎり後のデザートブラックサンダーも忘れずに。食べれる時に食べておく。ここでの水の消費も約1ℓ強。この次の関門エイドまでは約8kmほど。ここでは水を1ℓ補給した。このぐらいの気候条件、間隔であれば1.5ℓのハイドレで十分間に合いそう。

 

さあさあ、のんびりしてはおれぬ。

次に目指すは鉄山非難小屋分岐!

3登目だ!

3登目、、、。

ひえぇ、、、。

 

この区間のサマリー

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 エイドから関門まで。

 

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これまで山登り。

 

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左端から、km、ペース、時間。右端2列が登りと下り。

19km目の1km、268m下るのに16分47もかかっている。この数字で察して欲しい。

 

つづく。