【第27回チャレンジ磐梯吾妻スカイライン】①準備、装備

昨日は初夏の風をいっぱいに浴びながら、今年のウルトラ、トレイルシーズンの一発目、第27回チャレンジ磐梯吾妻スカイライン66km(以後CBS)を走ってきました!

ウルトラ挑戦2年目、この大会も2回目なので、初めてのときのような未知の世界に飛び込むワクワク感はありませんでしたが、この一年どんだけがんばったのか、その成長を知りたいワクワク感はとても感じていました。昨年は序盤で足を痛めて完走するだけでヒイヒイしましたが、果たして今年はどうっだったのか?!

 

準備、装備

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今年の準備、装備はこんな感じでした。これに朝は少し冷えるかもしれないのでウィンドブレーカー、アームカバー、それとカーフスリーブと足元はOnのクラウドです。昨年出ているので、コースやエイドの感じは把握済み。あとは当日の天気によってどうするかといったところです。何せ標高1600mまで登りますのでね。山の天気は変わりやすい、女心と秋の空、変わりやすいものには注意せよってことで、普段とは違う意識で準備が必要です。

天気予報をいると雨の心配はなさそう。とはいえ昨年も下界はそうだったが、山頂付近は霧雨、暴風、低気温となかなかのコンディション。油断は出来ません。

当日朝、会場について山を眺めると、

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んー、今年もかと。山頂荒れてるかな。

とりあえず、ノースリーブにアームカバーして、ウィンドブレーカーを羽織ってスタートすることにしました。おっと、今私、ノースリーブとさらっと言ってのけましたが、昨年夏にいろんな思いを背負いながらノースリデビューして以来、2度目のノースリです。

 
「ノースリ」

tomsai.hatenablog.com

 走力が低い、毛が深い、体型がいまいち締まってないなどのコンプレックスを跳ね飛ばした奮闘記はこちらです。

まあ、このノースリデビューで抵抗感はほぼなくなりましたね(ほぼかよ)。それ以降の大会では寒いことが多かったのでノースリを着る機会がありませんでしたが(着ようと思えば着れたはず)、これからのウルトラシーズン、夏に向けて満を持してのノースリ着用です。(たかがノースリを着るだけでどんだけ大げさなんだよとお思いでしょうが、そこはお察しください)

で、ノースリで走ってどうだったか、良い点・反省点・教訓などなど。

  • このノースリ、背面が前面メッシュで通気性抜群。ザック背負っててもそこまで蒸れ感を感じることなく走ることができた。背負ってなければさらに清涼感アップ
  • 肩周りの動かしやすさは抜群。ただノースリのつくりによっては(または体型によっては)肩周りがきつく感じるものもあるので要注意
  • 前日、新ノースリを着て、娘の前でファッションショーをしたら「なんかマジ速そう」と言われた
  • This is 馬子にも衣装 チンタラ走れないとやる気が出る
  • 走力を上げたいというモチベーションのひとつに
  • 毛の問題は「梳け」ば良い 毛の量を減らして軽くするんだ
  • その毛を梳いたせいか終盤脇が擦れてひりひりした 要ワセリン
  • ゴールの瞬間、両手を挙げてピース。完全に脇のことを忘れていた
  • オールスポーツでゴールする時のポーズをノースリ用でひとつ考えておく
  • 色白貧弱で気がひける問題は経験(着用して日に焼ける)&鍛えるしかない
  • 今回良い天気だったので肩周りの日焼けで痛いという人生初の経験がちょっとうれしい
  • 二の腕ぽよぽよには気をつけろ 女子(アザゼルさんが)が見ている
  • その点は筋肉共和国(ジムとか)に移住せよ

と、軽く提言、告白、感想を述べたところで、ノースリに憧れはあるけれどもいろんな理由で着ることができていない、世の中のマラソン好きな男に捧ぐ。

 

「エイド、補給」と「ザック」

今回はザックを背負うことにしました。CBSでは小規模運営ながらも5~6km間隔程度にエイドが設けられています。場所によっては水、スポドリ、コーラだけだけれども、そのほかにも小さいパン(あのヤマザキパンのやつ)、オレンジ、バナナ、梅干、黒砂糖、トマト、イチゴも出ます。浄土平山頂ではおにぎり、おいなりさん、そしてなんといってもこの大会きってのパワーフード「こづゆ」(会津の郷土料理)が出ます。

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山頂のエイド。手前に置いたのが「こづゆ」。山菜、鶏肉、野菜満載の最強汁。黒砂糖の横に見えるピンクのものは岩塩。終盤エイドのおじさんに「岩塩くってけ、くってけ」って猛烈に薦められたが、すごいしょっぱそうだったので遠慮しました。

こんな感じのエイドなので、走力・体力のある方は手ぶらでもいけます。十分補給できると思います。私も今回は少しでもタイムを縮めるために身軽でいこうかと思いましたが、下界は暑くなりそうで喉が渇いたらやばそうだというのと、これからの日光ウルトラ、長めのトレイルの時の経験のために背負って走りました。

ジェルは5個持ちましたが、序盤のまだ固形物を食べれるうちはパンなどはそちらで補給して結局ジェルは3個だけ補給。「ここでジョミ」は最後一発死にかけたときの復活を期待して。

 ザックの使用感は全く問題なしでした。依然使っていたものに比べ、ザックを脱がずにほぼ完結できる上に、フィット感の調整もできるので良いです。ただ、諸々の携帯物をどこにどのように入れるかはよく考えないといけません。

今回前面のボトルポケットには左にドリンクを入れたソフトフラスク。右側にすぐ取り出せるようにとジェルと塩分タブレット個包装。右下の大き目のポケットにスマホを入れました。どこに何をいれるかで重さの違いによりバランスが変わるので要注意と言うことです。右と左、できるだけ重量が同じになるように調整したほうが良いですね。

今回はソフトフラスクが左側で、補給直後はいっぱいですが飲めば軽くなるので、2つ持ちの時にはバランスを考えて飲む必要があります(ということを調べて知りました)。右側のジェルはポケットの中でちょっと動いてしまって、ざっざっと終始音を立てていました。最背面にブラックサンダー3個忍ばせておきましたが、こちらも中で揺れて気になりました。気になるならどこかで調整しろよって話ですが、なんか面倒くさくてそのまま走ってしまった、、、。その音がたまに足音に聞こえてちらっと後ろを振り返ってしまったりして。ポケットの中では動かないようにする工夫が必要です。

 

「モバイルバッテリー」

あともうひとつ、装備の写真の「ここでジョミ」の上にある白黒の物体、それはモバイルバッテリーでした。

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すでにモバイルバッテリーは持っているのですが、大きめの容量のため重量も重い。持ち物は少しでも軽くしたいので、コンパクトなモバイルバッテリーを探していました。そこでいろいろネットを見ていて目に止まったのが、なんと100円ショップDAISOのモバイルバッテリー!お値段300円!

2000mhとスマホ1回満充電できるスペックのようですが、使用目的はガーミンの電池がやばそうな時、スマホの電池がやばそうな時だけなのでスペックは十分です。物自体のレビューは結構ありましたのでそちらで見てもらえれば分かると思うのですが、まあその価格なりのブツらしいですが、万が一壊れたとしても300円ですから。その辺は特に期待せず買ってみました。(あ、今現在メーカー欠品になっていて、店舗在庫あるところのみ購入可能みたい。市内7店舗ぐらい電話してお店にあったのは1店舗だけでした)

前日このバッテリーからガーミン専用のUSBで充電されることは確認。後は走りながらガーミンのログが取れるかやってみたかったのですが、私のガーミンは14時間持つ仕様となっているので全然使う機会はありませんでした。今のガーミンを使い始めてから一年半以上経つので、電池の劣化を気にしてはいたのですが、今回66kmで100%からちょうど50%まで減ったのでそれほど劣化はしていないようです。次の日光100kmも去年より速く走れれば(走れ)電池も大丈夫そうです。

ちなみに少し補足しておくと、ガーミンの電池が長持ちするポイント、設定は以下の通りです。

  • GPSをノーマルにする(GLONASSとかいうやつを使わない)
  • Bluetoothを切る
  • バックライトは一番短いやつに
  • 手首の心拍測定(機能があるやつは)を切る
  • オートストップなどの補助的機能を切る

これだけでだいぶ電池の減りが節約されます。他にもなにかあったら教えてください。

 

とこんな感じの準備、装備でございました。

何かひとつでもご参考になればこれ幸い。

次回はCBSについてちょっとだけ。