【第9回いわきサンシャインマラソン】ほぼ現状維持

さていよいよレーススタートです。

コースについてのどうのこうのは以前の大会で書きましたので、そちらをご参照あれ。

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 おととしと去年といろいろ書いておりますのでね。

今年はどうだったのかー?

【スタート~5km 26’19】

スタート直後は決まって渋滞。陸上競技場から道路へ出る道は狭く、1km~2kmは思うように走れません。今年はBブロックで今までよりだいぶ前で、ちょっとは周りの動きが速いかなあと思っていたのに全然でした。ほぼ歩いているような人もいて、、、。これは致し方なしだが、1kmが6’10でそれにしても遅すぎだなあとあせる。2~3kmあたりは下り基調になるので、スペースが空いたらすーっと前に出るようにした。体はほどほどに調子の良い感じで、㌔5’00になっても余裕な感じ。目標平均ペースが5’12だから、序盤少しアドバンテージ作ろうかなあと言う色気も出つつ。はじめの1kmをその後カバーし、5kmラップは良い感じでまとまりました。

【5km~10km 26’02】

いわきはフラットじゃない。序盤も結構アップダウンあるんですよね~。このコースだとどうしても中盤過ぎのマリンタワーの坂や、30km過ぎのふたコブ(2回きつめのアップダウンがあり高低差表がふたコブらくだのようになっているから)に目がいきがち(実際つらいけれど)だが、序盤も平らなところほぼなくて。もちろん序盤で元気なので知らずに足を使ってしまっているんでしょうな。ペースとしてはちょうど良し。

【10km~15km 25’38】

10km過ぎるといよいよ海沿いへ向かいます。ここから第一折り返しまでは毎回応援が楽しみ。ここが一番ですよ、いわきの応援の中で。たくさんの大漁旗に太鼓やら女子高生やらおじさんやらおばさんやら子ども達やら。今年は少しコース変更があったから、その影響なのか、一部とんでもない数の応援のところがありまして。すごく気持ちよく走らせていただきました。もちろんテンション上がるのでペースが上がります。そしてもうひとつペースが上がる要因はスライド区間であること。トップの選手達が折り返していくのをみるとこっちもテンション上がる。

そしてクラブメンバーとのスライドもね。去年の茂庭マラソンではちょび(id:chobi_chobi)HGが出現しましてね。

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今年のいわきも出現しました。

トップ集団過ぎるもだいぶ前のほうでちょびHG現る。

ちょびさん「〇さいsj%%$2Mm、フォオーーーーー!」

ちょびさん調子良さそうだなあ、これはサブ3行くんじゃないかと思いましたね。その後すぐにIさんが来るも、ちょっと体が重そうだった。

【15km~20km 25’53】

海沿いは毎度風が強くて難儀するのですが、今年はそこまで気にならなかったです。序盤はね。後半に向けて徐々に風は強くなってきてるなあとは思っていましたが、そこまでではないなと。1km毎のラップも5'10程度と一番気持ちよく走れていた区間。今回でフル6回目だけど、毎回この区間が一番気持ちいいね。いっつもこのままどこまでも行けそう感が出てくるのはこの区間なんだよね。その感じはすぐに消えてなくなるのだけれど。

【20km~25km 26’27】

中間地点通過1’50”20。3時間40分切るにはネガティブでいかないといけない。ロング走をしておらずスタミナはないと自覚していることから、最大目標の3時間40分切りは厳しいと感じた。こっからネガティブでいければやっぱり力がついてきている証拠なんだろうな。

中間過ぎると一つ目の山場、マリンタワーの急坂。そこまで距離はないけどやっぱりきつい!一時㌔7’00まで落ちた。ああ、やっぱり上りきらいだなあ。ただ、上りきったらイチゴ!と言い聞かせて踏ん張る。20km過ぎてからのこの坂は足やられる。上りきったらイチゴを食べて、眼前に広がる太平洋を愛でながら今度は急坂を下る。下った勢いでペースアップだぜと勢い良く下るが、下り終った平坦でぐっと足が重くなり、もうなんか嫌な感じへ突入。

【25km~30km 26'57】

マリンタワー過ぎると今度は市場や水族館がある、これまた応援がにぎやかなところへと出て行きます。この区間がコースの中で唯一平坦と言える区間でしょう。ただし、その前のマリンタワーで足をどうやら使いきったようで、ペースが思うように上がらない、、、。だんだんラップが㌔5'30に近づいてくる。しかもこのあとふたコブがくるのでまだまだ無理をしたくないという一心でちょっと抑える、という名の失速の始まり。しかもこのにぎやかな区間を過ぎると、殺風景で見通しの良い工業地帯に突入し、メンタルも徐々にやられ始める。

【30km~35km 28'14】

さてさてやってきました、ふたコブの一コブ目。最大の難関への突入です。ここをうまく乗り切れるかが大きなタイム更新へのポイントになるのですが、前述の通り、失速が始まってますので、一コブ目ののぼりでグロッキーです。ここは本当にやばいなあと思いました。ペースもぐっと落ち、何とか㌔6’00は超えない程度です。㌔6’00にならないように必死になっている点でサブ3.5はまだまだ遠いことを実感しながら走ってましたね。ここを㌔5’00で走ることを全然想像できないw。がんばれ俺。あ、このあたりの二度目のスライド区間でちょびHGが出現するはずだったのだが、おそらく一コブ目の上りで視線を上げれず必死だったので見逃した模様。エールを送れなくて残念。もしかしたら撃沈したかとその後スライドのほうを眺めるもIさんしか発見できず。ひょっとしてDNF?なんて思ったりしてみたりして。

一コブ目の上りが終ると長めの下り。よし、下りで挽回だと、㌔5’20秒台まで持っていくのだけれど、下れば下るほどこの先折り返してから上らなければならないと思うと、もう下らないで!っていう心境になるんですよ。分かるでしょ。下りたいけど下りたくない。もうすでに二コブ目の上りで撃沈が目に見えておりました。

【35km~40km 28’19】

二コブ目の上りはもう虫の息だけれども何とか㌔6’00を越えずに走りきった。ああ、もうアップダウンはコリゴリだー。フラットなコース走りたいー。上りが終れば後は下りとフラットなのだが、もうペースを上げれて㌔5分半。見事なまでにペースダウンしとりますなあ。

【40km~ゴール 14'00】

ラストの直線もスパートしたいが足は出ず、、、。女性にも抜かれ、、、。タイムもガーミンをのぞくと、もはやPBと同じぐらいがやっと、、、。㌔5分半程度なのに息も切れ、いよいよスタミナが全くないことを思い知らされながらゴール。ラストは100mダッシュね。ガーミンを止めると3時間48分は切れていて秒数をあまり見ておらず、何でか知らないが、PB3秒更新と思い込み、うまく走れなかったけどPB3秒更新!ってネタになるかなと思いながらゴール後の可愛いフラガールちゃんにレイをかけてもらう。大幅な更新はできなかったけど、大会は堪能できたなあというのがゴール後の第一印象でした。

 

さて、ゴール後は完走証受け取り、荷物受け取りへ。

完走証受け取りではボランティアの高校生かな、お兄ちゃんが、

「どうでした~?」

なんて完走を聞いてくれて、

「疲れたよ~」

なんて普通に和んだり、

荷物受け取りでは、ずっと前からゼッケンをチェックしているらしく、テーブルにつくともうすでに荷物が準備され、「お疲れ様です!」っておそらく女子高生が元気良く渡してくれたりする。こういう細かいところがとてもありがたく、良い大会だなあと思うところでございます。

 

なんだかんだでクタクタになりながら、風もかなり強くなってきてすげえ寒かったので、早く着替えようとテントの中に入る。スペースを見つけて陣取り着替え始める。パンツを履き替えようとすっと立って前方に目をやると、クラブメンバーのIさんがこちらに気づいて手を振ってきた。ああ、近くにいたのかあ。ささっと着替えをし、荷物をまとめてIさんのほうに人ごみを掻き分けながら進む。

「お疲れ様でしたー」

と声をかけるも、そこにいたのは私よりもだいぶ前にゴールしたはずなのに、クラブユニフォームのノースリーブとランパンという走った格好そのままで、ストーブの隣で大柄なのにちょこんと体育座りをしているIさんがそこにいた。その隣にはちょびさん。

ん、なんで着替えてない??

 

つづく。