陸上クラブで花見

日曜日は最近二女が始めた陸上クラブの練習と花見だった。

が、桜の開花はもう少しで、まさしく花より団子のお花見だった。

桜はなくてもそこそこ暖かかったので、雨さえ降らなければ、お外で気持ち良くお団子と行けたのだが、朝いよいよ練習開始というところで雨が降り始める。だんだん強くなってきて、天気予報では短時間だけのようだったのでテント内でコーチの講習が始まる。小学生なんでね、陸上クラブで頑張らせてもらえることに感謝してお手伝いをしっかりやること、とかもしっかり話をしてもらえて嬉しい。当の子ども達は雨が強くなってきて、テントに溜まった水が落ちるたびにわーきゃー始まって、なかなか小学生らしい集中力の無さを見せてはいたが。その間、中学生と大学生は、雨の中でも通常練習。さすがというか当然なのだけれども。今自分がやったら十中八九風邪ひく。

1時間ほどしたら雨が止み、やっとトラックに。

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やっとお話から解放された子ども達は楽しそう。コーチがやるリズムを取りながら走る練習などを自分でもちょっとやってみたりする。結構楽しい。ひと通り体を動かし、雨のストレス発散をさせたところで練習はお開き。花見会場へ移動。

 

お花見は大学の講義室で行われた。大学の講義室久しぶり。学生の時分、講義がだるかったなあなんて記憶が蘇りながら、室内お花見、お食事会スタート。

小学生と中学生がメインのクラブなのだが、お花見の時とかに大学生が余興をしてくれる。世の中やっぱりお調子者と呼ばれる人はどこにでもいて、今回は3組もネタを披露していた。もちろん素人なのでこっちが少し照れてしまうようなものが多かったが、3組中1組のコンビはとてもキレが良く、やりきる感じがとても潔かった。子ども達はネタの意味というか、どこが面白いのかというのをほぼ理解していなかったようだが。なんとなく大学生っていうのはこういうもんだとは感じたりしただろうか。「パパも大学生の時ああいうことやってた?」と聞かれ、「パパは度胸がない、つまらない男だった」とだけ伝えておいた。

そして団子タイム。

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昔ながらの団子は美味しかった。

団子を食べながら、クラブのみんなが一人ずつ自己紹介と今年の目標を発表した。

結構有名な選手を輩出している大学ということもあって、将来有望そうな子も遠方より集まってきたりする。中学生たちの目標は、20人ぐらいの中で半分ぐらいが全国で入賞すること、、、。すごいなあ。全国に出るだけじゃなくて戦えるようになりたいということだ。そういう先輩たちを見ているので、小学生の目標も六年生の一部はやはり全国大会にでることと高い目標を話す。コーチが言っていた。「努力をすれば全国に行ける。周りにそういう選手が出てくると、おのずと周りの目標も高くなり、その目標が当たり前になってくる。全国大会に出れるなんてすごい大変な事。みんなが出れるわけではない。そんな目標がガンガン出る環境ってそうはないし、そういう中でやれるのはとてもいいことだ。みんなで大きい目標をもって頑張っていこう」というようなお話をされていた。小学3年生はうちの娘ともう一人の男の子だけ。いまはちょっとさびしいが、いっぱい頑張って「全国に行きたい」とか言ってくれるようになったら、、、。

 

二女の落ち着きのなさからいったら全国クラスかもしれないが、このクラブで何かしら才能が開花するとか、今後の人生の楽しみを一つでも見つけられる事ができるのなら、親として大変嬉しく思った陸上クラブの花見だった。(大学生のネタが面白かったから、あれをやりたいっていうのはなナシで)