読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

皇居ランしてきました♡

日々の練習 旅ラン

皇居ランに向けて

「皇居ラン」。この言葉が放つ、都会、ブルジョア、エリート、インターナショナル、ランニングチームが和気あいあい的な感じは私にとってどちらかというと近寄りがたい、斜に構えがちな心持ちにさせるものであった。雑誌等で良く見る、スタイル抜群のOLとほぼアスリートなスマート男子が、爽やかな笑顔と汗を振りまきながら颯爽と走る。早朝はまだ寝ぼけまなこの「東京」におはようを言いながら、夜はまだ煌々と光るオフィスビルを遠目に「お先に」と言わんばかりにきらびやかに走る。さぞかしそこを走っているだけで得られるのであろう優越感だけが皇居の周りを走るモチベーションなんじゃないかと、憧れからくる反骨心を感じたりしていたわけである。田舎の空気の澄んだ、田んぼや畑周りの自然豊かなアップダウンがある我が町の10kmコースに勝てるコースなどねえ的な心意気を胸に秘めていた。

 

この度1泊での出張が入ったので、「皇居ランとはいかほどのものなんですか」と、1回ぐらい試してみるのもいいんじゃないかと、しょうがないなあと思いながらも、必死に皇居コース近くのビジネスホテルを探した。永田町。日本の政治の中枢。皇居コースまで数百m。寝床確保。

 

いざ皇居ラン

穿った地方出身者の妬み満載の序章で始まりましたが、本当のところは楽しみで楽しみで。出張が決まった時には小躍りしたぐらい。前日は神奈川へ行き、取引先数件を全力で回り、夜にはこれも出張時のひとつの楽しみにしている落語会へ(この件はまた後日)。落語を楽しんだ余韻で一杯と思ったが、私、知らない街だと一人でお店に入ることが苦手。ホテルの永田町はお店なんてないだろうから、落語会のあった内幸町から歩いて新橋へ。月曜の夜から飲み歩いている大勢の方々を尻目に、いい店ないかなあとぶらぶらぶらぶら。結構歩いて疲れてしまうぐらい。そんな私のような人向けに、「ひとり呑みの方、おすすめのお店で一杯お付き合いします!」的な商売があったら意外と繁盛するんじゃないかと思いながら、行きたくもなかった入りやすいチェーン店に身を埋めた。もちろん空腹が満たされたら即ホテルへ直行し、明日に備えて早めに就寝と思ったが、遠足前夜よろしく、寝つけたのは夜中1時を過ぎていた。

 

おはようございます。しっかり5時半に起きてホテルの外へ。

f:id:TOMSAI:20160907153650j:plain

暑いって。朝6時でこの暑さとジメジメ感。30℃ぐらいありそう。これが東京だよねと。地元だとこの時期のこの時間は涼しい。道路の先に見える森が皇居。

f:id:TOMSAI:20160907153945j:plain

最高裁判所前の交差点から皇居コース突入。しかしこの建物カッコいい。

f:id:TOMSAI:20160907160712j:plain

最高裁判所前から時計回り方向に一枚。インスタ投稿したものなので加工入りだが、ビル群に皇居という見事な風景にこれが皇居ランかと率直に思う。人もそこそこいる。

1周約5km。この地点は下りでそれなりの傾斜。マイ住宅地坂Dコースよりやや緩めかなといった印象。マイ住宅地坂Dコースの傾斜は約8%。なのでここはその半分4%ぐらいか。1周回って分かったが、ここの下り区間が一番風景的には気持ちいいんじゃないかな。

f:id:TOMSAI:20160907162125j:plain

下りきったところで外桜田門。この門の前の広めのところに皇居ランスタートになりやすい時計台やマナーの看板が。

f:id:TOMSAI:20160907162515j:plain

時計台。

f:id:TOMSAI:20160907162556j:plain

字が小さいので流し読みして再開。

f:id:TOMSAI:20160907162729j:plain

遠目に皇居正門。皇居前の広ーい綺麗な砂利の上をじゃりじゃり。

f:id:TOMSAI:20160907162857j:plain

せっかくなのでちょっと近寄って。影もくっきり映っているように日向は暑くてつらい。警備の方に、そして皇居に向かって一礼。

f:id:TOMSAI:20160907163151j:plain

皇居正門から右手に東京駅、左手に二重橋を過ぎてその先へ。至る所でカメラを向けるツーリスト達も。

f:id:TOMSAI:20160907163337j:plain

f:id:TOMSAI:20160907163447j:plain

大手門。2周目なんかはスーツ着たビジネスマン風の方が何人か門をくぐっていった。宮内庁勤務の方達だろうか。皇居で仕事なんてすごいな。

f:id:TOMSAI:20160907163716j:plain

大手門過ぎて左に折れ、竹橋へ向かう区間はずっと上り。スタート地点の下りとさほど傾斜は変わらなそうでほど良い負荷がかかる区間。ランナーへの注意喚起看板。これ英語表記があってもいいんじゃないかな。これを知らずに(?)逆回りしているのはほぼ外国人の方々。この区間は特に狭いので、逆に回っている外国人とすれ違う時にちょっと気を使う。見えないことをいいことにサングラスの中では睨み気味の目線を送る。

f:id:TOMSAI:20160907164432j:plain

ゆとり。楽しんで走ろう。

時期にもよるかと思うが、日影は割とあって走りやすかった。でも湿度だけはなんともならないが。ホテルからコースまでの200m程度でダラダラ汗をかいたぐらいだから、スタートから3,4kmのこの時点では滝汗。

f:id:TOMSAI:20160907164853j:plain

高速入口。

f:id:TOMSAI:20160907164928j:plain

高速入口前付近の何とか門。

f:id:TOMSAI:20160907165024j:plain

高速入口あたりから半蔵門方面の間は、ちょっとした公園があったり。

f:id:TOMSAI:20160907165117j:plain

トイレも2カ所か3か所。急な「もよおし」にも少し安心。

f:id:TOMSAI:20160907171826j:plain

木漏れの中、抽象的なモニュメント等ありつつ。

f:id:TOMSAI:20160907172047j:plain

で、半蔵門三宅坂付近に来ると下りはじめ、またこの風景へ。国立劇場が右手。

 

1周終了。1周目は記念に写真を撮りながらで、2周目はキロ5分ジャスト位で走っている私よりずっと小柄の女性の20mほど後を追走(微妙な距離だと変に思われそうなので)。3周いければと思っていたが、あまりの暑さにストップ。概要は以下の通りに。

f:id:TOMSAI:20160907173916p:plain

f:id:TOMSAI:20160907173942p:plain

f:id:TOMSAI:20160907173955p:plain

こんな感じで記念すべき第1回皇居ランが終了。

 

皇居ランを終えて

良いコースだ。アップダウンもあり、歩道のみで信号なし。トイレあり。バーターの警備あり。公園で給水可。1周約5kmのキリの良さ。そしてこの風景。都会の喧騒をしばし忘れて黙々と走るには文句なしだとは思った。自分の他にランナーが多くいるので刺激にもなる。先に述べた優越感も多少あったような気もする。

朝と夜ではランナーの雰囲気は変わるのだろうか。この日は私も含め地方出身者が多かったと思う。私のように写真を撮るランナーがそれなりにいた。あと外国人さんも多かった。夜、アフターファイブはどんな感じなんだろうか。夜の方がもっと都会的な感じで、走り終えたらそのまま赤坂、六本木へなんて都会的なことも行われているんだろうか。

 

気になる点もそれなりに。

朝から往来する車の量は多い。排ガスはもちろん気になる。健康のために走ってるのに逆に健康を害す的な議論も前にあったような気がする。

コース上いろんなところに注意書きがあったが、原則このコースはランニングのための歩道で、ランニングをしない一般歩行者にとってランナーはこの上なく邪魔だと思う。ランナーのマナーが問われる。

夏は暑すぎ。

 

なんだかんだ言いながらも結局は楽しく走れた。

また出張の際には走ること間違いなし。

「皇居ランしてきました♡」でした。