新たな目標の始まり

新しい誓いはここで

次の目標はウルトラ完走。日光ウルトラを完走するぞ。

いわきのはそれなりにうまく走れたと思っているが、やはりそういう時には体に残るダメージも少ないのだろうか。フル翌日膝周りが極重だっただけで、火曜にはJOGを始め、木曜10km、土曜BU5kmのラストバンビチャレンジ(1kmTT)で撃沈と徐々に次へ向けてのステップに移り始めている。次はなんてったってウルトラなので、長い距離を走る足を作らないといけない。まずは全体的に月間距離数は伸ばさないと。そして日光ウルトラは結構な標高を上っていくので、上り耐性もつけなきゃいけない。こいつはえらいことに挑戦するようになってしまったと、時々ふと思うことがある。上りなんて大嫌いだ。今までだってできるだけ平らなところを走らせてくれよとアップダウンのある大会に出れば、坂にやられた、キツイと愚痴ってきたのに。今度はそれどこじゃないんだよ。まあ、やると言ったからにはしょうがない。やるのみ。

 

新しい誓いを立てるためにここへ。

https://www.instagram.com/p/BQq3BGQhpp0/

福島市内を一望できる小高い山の展望デッキへ。

ここまで家から片道10km、傾斜もそこそこあり良い練習になる。ほんの一部トレイル区間もある。今後は休日ロング走のメインコースとなるだろう。

 

新しい目標を唱える。

ウルトラ完走できますように。

 

すっと目を閉じ瞑想。

 

できない。

じっとしていられない。

めちゃくちゃ寒い。

止まると凍る。

 

ご覧の通り雪がうっすら積もり、春一番が吹くこの頃は風も強く、雪が横からきてる。家の周りは晴れてたのに。ここまで来るのにかいた汗も速攻冷え、恐ろしいほどの体感温度に。すぐさま山を下り、帰路に。

 

今日ちょっと風邪気味。

 

休日のプチびっくり

これが思いのほかうまかった。

https://www.instagram.com/p/BQraPeQB52Q/

 

インターバルってどうすればいいの

次に向けて

いわきサンシャインの余韻冷めやらぬまま、その達成感が消えないうちに火曜日からまた走り始めた。足の具合は大会翌日に膝周りが痛かっただけで、火曜日には足全体にわずかな筋肉痛と重い感じのみ。うまく走れた時はこんなものなのだろうか。水曜日にはもう足の痛みが取れた。火曜日のジョグはキロ7分近くで7kmをゆーっくり。足は重かったけど、心は軽かった。すぐ次に向けて動き出せたから。

現段階で今後エントリーしてるのは7月の日光ウルトラのみ。その前に5月末、地元のウルトラ(66km)にエントリー予定だが、たて続けの巨額エントリー費はとても印象が悪いので少し間を置いている。3月に入ってから戦略的エントリー予定。なので、どちらも長ーい距離の大会なのでこれからの練習はある程度距離を積まないと厳しくなるだろうなあ。しかもどちらも嫌いな上り坂を嫌ほど堪能できるコース。どうなることやら。

 

マイコーチからのアドバイス

勝手にマイコーチと思い込んだ方へ、早速練習のアドバイスをもらうLINE攻撃。今回聞きたかったのはインターバルのやり方。インターバルは速い方(サブ3.5以上)がする練習だと思っていた。実際、マイコーチはインターバルを欠かさないらしい。いろんなブログを見ても「きつい」「やりたくない」のオンパレードだったので、私、一度もやったことがない。負荷も大きそうで怪我しやすいとかも聞くし。しかし、なんとか4時間を切った今、ここからタイムを伸ばすにはスピード練習も必要だと思い、取り入れを検討する。以下、LINEでマイコーチからのアドバイスをもらった流れをブログ向けに盛りながら記す。

 

私「サブ4ギリの私がインターバルをやろうと思ったらどんな感じがいいでしょう?」

マイコーチ(以下MC)「いきなり1000mとかは負荷が大きいので、200mとか400mとか、30~40秒、70~80秒くらいのダッシュ(本気の9割程度)を数本入れるのから始めた方がいいですよ~。高校で陸上を始めたころは1ヶ月軽くジョグでならしてから、200mを6~10とかくらいからやってました。社会人になってからは怪我しやすいので、少な目に始めた方がいいですよ。」

 

ふむふむ。月間150近くはここ半年以上続けられてるから、それなりにはじめても大丈夫かな。ん、その前に200mを30~40秒で走れるのか。私の1kmTT(バンビチャレンジ)ベストが4’05。秒に直すと245秒。これを200mに換算すると49秒。おい。120%出さないと無理じゃないか。200mと短ければなんとかなるのか。やってみないと分からない。

 

私「レストはどのぐらいで、、、?」

MC「あまり長すぎると心肺機能への負荷が弱くなってしまうので、通常だと200mを1分かけてつなぐのが多いんだけど、、、」

 

おいおい。200m1分て、キロ5ちょうどだから、私にとったらTペースぐらいですよ。レストって休むんじゃないの。そういうもんなんですか、インターバルって。

 

MC「からだのでき具合とかもあるかと思うので、ダッシュ入れて上がりきった呼吸が少し落ち着き始めたぐらい。やや苦しいかなと思うぐらいで次のセットに入る感じがいいと思いますね。」

 

苦しさが輪廻転生じゃないか。

 

MC「昔、大学の先生が、400mのインターバルだったら90秒ぐらいまでとっても十分効果があると言っていたような、、、。個人差はありますが。」

 

苦しさが輪廻転生する400mインターバルなんて考えたくもない。

 

MC「インターバルは週一回、あと1回くらい5キロとかを追い込む練習をいれるのが良いと思います。タイムが縮むと本当に楽しいですよ。ただ、体が練習の負荷に馴染むまではくれぐれも故障にお気をつけください。」

 

そう、タイムが縮むと楽しいんだよなあ。しかし、調子に乗ったらやられるやつだ。過信、無理せずに少しずつ始めてみよう。練習内容も、コースもだけど、飽きないように工夫するのも大事だ。

 

タイム縮みますように。

 

サブ4しか見えない【第8回いわきサンシャインマラソン】中間地点~ゴール 

マイコー

レポの前に昨日の出来事。

某団体の会合があり、宴をしていた時のこと。以前から同じグループで活動をしていた方(Yさん)と何気ない会話を。

私「趣味程度ですけど、走ったりしてるんです~」

Yさん「私も走りますよー」

私「そうなんですね!この前の日曜のいわきでやっとサブ4したんですよー(自慢気に)。Yさん、フルどのぐらいで走るんですか?」

Yさん「んー、2時間半ぐらいですかねー」

私「はっ?!?!!!」

私「えっ??!?!?」

私「えーっ!!?!!」

Yさん「若い時ならもう少し行けたんですが、、、」

私「10kmは?!」

Yさん「32,3分ですかね。」

私「ハーフは?!」

Yさん「1時間12,3分ぐらいで、、、。」

私「こんなに近くに神が。」

確かにそう言われると、完全にランナー系のすっとした体型だ。私も含め、周りのみんなとは違ってだらしない体型ではない。しかし、こんな近くに神市民ランナーがいたとは。嬉しくなって酔いに任せてどんな練習してるかとか、タイムをあげるにはどうしたらよいかとかワーワー聞いてしまった。LINE友達追加もしましょーなんて言ってもらって、もう、質問攻めしちゃう。これからもちょくちょくお会いする機会があるだろうから、何とも楽しみが増えてしまった。これで私の知人に速い市民ランナーが二人に!もう一人のIさん(いわき3時間10分ちょっと)は先日このブログ見てますよの告白も、、、お恥ずかしい。お二人を勝手にマイコーチと思わせていただきます。

 

中間過ぎてひとつめの壁

【20~25km LAP27’30”(目標29’10”)累積2’21'06"(目標2'23’45")】

ではレポの続き。

中間過ぎてすぐに激坂が待っている。一番傾斜がきつい坂。そこまであと3、400mかというところでここでジョミ投入。傾斜はきついけど距離はそんなにない(自宅からのコース比)ので無理だけはしないペースで乗り切ろうと思っていた。上り中はペースが7分近くまで落ちるとこもあったが、淡々とリズムを壊さないように心がけて走る。さすがにこの坂では歩く人が多く、遅くとも走ってさえいれば結構な人を抜かせる。それはそれで気持ちいいが、ふとゼッケンブロックBだと思い出すと、Bの人たちはもっと速く駆け上がるわと勝手に羞恥心。そんなこんなで激坂上り切り、頂上ではイチゴエイドを頂く。

アップダウン。アップの次にはダウン。上りっぱなしはない。頂上につくと海を臨み素晴らしい眺望。そこから傾斜をきつく上った分、長い下りがある。この区間を気持よーく呼吸を整えるように下れた。上り区間6’00かかったところを下り区間5'00でやり過ごす。下り終えてからの平坦も下りの流れそのままに。この区間でアドバンテージが約2分できた。

 

30kmの壁突破

【25~30km LAP28’30”(目標27’30”)累積2’50'05"(目標2'51’15")】

さてこの区間はゴールやアクアマリン(水族館)の応援がすごいところを通り抜ける工場地帯に入って行く区間。家族の応援があるかなあと目を凝らすがいない、、、。ゴールしてから分かったが、この時まだ水族館鑑賞中。ゴールした時も水族館鑑賞中。なんだよ。若干だれ気味のところもあったが、30km通過した時点で、昨年よりも、はがの時よりも足の状態はかなり良い。これ、ニューシューズが良かったのかもしれない。やはりクラウドレーサーはシリアスランナー向けだ。よりクッション性のあるクラウドの方が最後まで足を守ってくれる。しかも軽い。こいつは今後も良き相棒となりそうだ。そして呼吸も割と落ち着いている。30km過ぎたら、もう頭の中はふたコブを頑張ることしか頭になかった。

 

いよいよふたコブ

【30~35km LAP28’00”(目標27’30”)累積3’18'00"(目標3'18’45")】

30kmすぎて何度か曲がるといよいよふたコブへ。最初の上りは2回目より短い。この5km5'30の目標だが、後のもう一山のことを考えたらここもあまり無理はしたくない。最初の上り含めた区間で6'00かかった。上りきると今度は長めのダラダラ下り。のちに折り返すからここが2回目のダラダラ上りとなる。勝負のふたコブ2回目の上りだ!折り返してくる速い人たちも結構苦しそう、、、。これがあとに来ると分かってしまうことがメンタルを削る削る。しかし、サブ4が見えてきている今、なんとかペースを維持、上げようともがく。この辺りの区間から皆苦しくなってくるから、5'30ぐらいで走っても周りの人たちをそこそこパスできる。今までは完全にパスされる側だったので、少し気分が良かった。ゼッケンブロックはBだけれども。

 

【35~40km LAP27’47”(目標27’30”)累積3’46'47"(目標3'46’15")】

さあさあふたコブ最後の上り!上りきれば後は下ってゴールだ!必死で上る。上る。上る。さすがに疲れも溜まってきているので辛かった。アドバンテージも使い果たし、目標からオーバー、、、。やばい。やばいと思ってから、サブ4まであとどのぐらいのペースでも間に合うのか計算をしまくった。あと数キロ、6'00切るぐらいでもギリギリいける。ちょっと弱気のメンタルに突入してしまった感。ここまで来たら何としてでも、悔いを残したくない!

ふたコブ上りきったところで、

ここでジョミ。

最後のラストスパート。ここからエイドは取らずノンストップだ。

ラストスパートしてるつもりが時計を見ると5’20とか5’25とか。

もうちょっといけんのかとがっかりする。が、足はまだ動かせる。

 

ラストゴールダッシュ

40kmを通過。

工場地帯の殺風景な直線をひたすら足を前に。

ちょっと苦しくなってきた。

41、42とペースが少し落ちる。

うう。

きつい。

きつい。

しかし時計を見るとなんとか4時間切れそうだ。

やっとだ。

やっとだ。

もう少し。

ゼッケンブロックBが4時間切りの瀬戸際で必死の形相。

 

赤いフィニッシュゲートが見えてきた。

最後、長えよ。

赤いゲート。

3時間台のゲート。

赤いゲート。

 

最後の直線100m。

サブ4確信できたが最後のダッシュ。

メチャクチャ足は重いが、このダッシュならBブロックの速さだ。

 

赤いゲートをくぐる。

3時間58分50秒台。

 

ギリギリ。

でもサブ4だ!!!!!!

 

悲願達成

ゴールした瞬間、嬉しいというよりちょっとほっとした。怪我したりして十分な練習もできておらずとても心配だった。スタート前緊張もした。いい緊張感だったな、今となれば。結果が全てと臨んだ大会だったので、完全集中、応援にこたえたりエイドを食べたりは最小限。先の感想にも書いた通り、それでも全然楽しかったと今は言える。

 

そしてサブ4を達成した今、

ここからがスタートだとも思った。

ここからはさらに走りたいように走ろう。

さらにタイムも縮めてみたい。

ウルトラを走りきれるのか。

 

自分に挑戦しよう。

 

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フィニッシュ。